液晶ペンタブレット試用2

レポート, 教員・職員

ほぼ導入決定かな・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース

二ヶ月ほど前にWACOM制のCINTIQシリーズ、21.3インチと12.1インチの2モデルを試用するのに借りたという記事を書きましたが、今回princeton(プリンストン)制の19インチ液晶タブレットモニターを借りて試用しました。

このprincetonの液晶タブレットPTB-TMW19B、19インチというサイズながら値段がかなりリーズナブル。機器類って安さと性能が結構比例する事が多いので、どれだけ使える物なのか試したくて1週間ほど借りる事になりました。結論からいうと「ほぼ問題無し」むしろ値段の事を考えるとWACOMよりこの製品に軍配があがる気がします。ただ欠点はモニタ前面にあるステンレス部分に熱がこもるという事ですね、ちょうど手のひらが当たる部分なので熱処理の問題は大きいかなと思います、全体的に一番熱を持つのがこの部分と言うのは長時間使う場合少し辛いかもしれません・・・改善してくれないかなぁ。

2010_01_27_03 プリンストン 液晶モニタータブレット 2010_01_27_06 手の平が触れるステンレス部分の発熱がスゴイのが欠点・・熱対策が必要

WACOMCINTIQシリーズの21.3インチはサイズが大きくて良いのですが、そのぶんガラス厚があってペン先のリアリティが少し低い、12.1インチはその点ガラス厚が薄く描き味はリアルだけどサイズに対して高額、で、その中間くらいのサイズでリーズナブルな機種として今回のprinceton制のPTB-TMW19Bが浮上したという訳です。

2010_01_27_01 プリンストン 液晶モニタータブレット 2010_01_27_02 プリンストン 液晶モニタータブレット

結局のところデジタルメディアデザインコースでも需要が高いペンタブレットをどうするのかという問題があります、制作のクオリティやモチベーションを上げるにもそれなりの機材があるというのは重要です。しかしながら高額な機器は数をそろえるのが難しいので、出来るだけリーズナブルでかつ使える製品を数多く導入する事を検討しています。

2010_01_27_05 コマンド操作をキーボドでする、プロならではの操作だけど、置き場に困る(笑)

写真の試用ではPhotoshopを使って書いてもらってます、さすがにPhotoshop操作に慣れているとキーコマンドを多様するのでキーボードをどこに置いて操作するか?ってのが結構皆悩む気がしますね、さすがたちこまプロ、キーコマンドさばきもお手のものです。


タブレット型と言えばあと1時間ほどでApple社がタブレット型の新機種を発表するという噂が流れていますが、ここ最近この”タブレット”というのがキーワードのように頻繁に登場していますよね、それは制作現場でも同じ事で、コンピュータによってイラストやアニメーション、グラフィックを制作する現場ではペンタブレット型の需要がとても高くなってきています、ですのでコースでも早期導入するために現在調整をしているという訳なのです。早ければ来年度、学生達が使う数台の制作用コンピュータモニタにこのPTB-TMW19Bを採用できればと思っています。





mixiチェック

Back(戻る)Top<(トップへ)

音楽がアニメーションをどう変えるか

イベント・展覧会, レポート, 教員・職員, 研究

浜松は静岡県。静岡県は実は僕の出身県だったりします・・・ワタナベ@デジタルメディアデザインコースです。

昨日のつぶやきでも書きましたが、浜松へ行ってきました。
タイトルの通り、目的は「文化庁メディア芸術祭・浜松展」の最終日のシンポジウム、“音楽がアニメーションをどう変えるか Animation Metamorphoses”を聴く(見る)ためです。

なんだか、途中まで書いたところで、先にアップされたたかひこんの記事にシンポジウムについてはこっちへ丸投げ、なことが書いてありましたが、大丈夫です、書いてます。

このシンポジウムは、
『カウボーイビバップ』『Genius Party』(BABY BLUE) を手掛けた渡辺信一郎さん。
『攻殻機動隊S.A.C』を手掛けた神山健治さん。
『カウボーイビバップ』と『攻殻機動隊S.A.C』の両作品の音楽を制作した菅野よう子さん。
さらに両作品の脚本を手掛けている脚本家、佐藤 大さんの司会。

というアニメーションファンならたまらないメンバー。コアなファンがたくさん来ているのだろうなぁ、などと考えながらたかひこんとともに浜松へ向かいました。

2009_11_03_38

11時30分からの座席指定でしたが11時過ぎに到着したときにはもう既に列ができ始めていました。(この隅の方でたかひこんはキャンセル待ちの列に)

2009_11_03_39

そんなことを経て、14時から始まったシンポジウムは、まるで4人の贅沢な教員による実技授業のよう。アニメーションにつける音楽によって観る人に与えるイメージがどれだけ変わるのか?ということを、実際の「甲殻機動隊S.A.C.」や「カウボーイビバップ」のシーンから、すでについている音楽をいったん外し、そこに菅野よう子さんや渡辺信一郎さんが、さまざまな別の曲をつけてきてくれたものを観客は観て聴いてみることで、どのように変化するのかをまずは実体験。

ハリウッド風の曲では感動巨編のエンディングのようであったり、刑事ドラマ風の曲では安っぽい犯罪の解決シーンに見えてしまったり、エレクトロポップな曲では美少女戦隊風に聞こえたりと、笑いや納得の連続でした。

さらには、用意されたピアノを菅野よう子さんが弾きながらライブでアニメーション映像に合わせていくことによって、『雰囲気を作っているのは音楽の中の「曲」(いわゆるメロディーライン)ではなく「呼吸」のようなもので、同じ曲でもアレンジやアニメーションの様々な部分との「呼吸」を作っていくことで、これもまた観客に与えるイメージが大きく変わる』ということを実体験することができました。

具体的には「ネコ踏んじゃった」の曲をアレンジ・呼吸を変化させて演奏することで、色々な状況のシーンで「ネコ踏んじゃった、なのに、すごく合う!」みたいな気持にさせられちゃうのです。ちょっと魔法にかかったような(笑)。

2009_11_03_40

シンポジウムというくくりでしたが、まるで授業のようで、そしてミニライブのようでした。デジタルメディアデザインコースの3年生も2名参加(本当はもっとたくさんのデジタルメディアデザインコース学生が申し込んだのですが抽選になってしまったため。残念。)していたので、とてもいい経験になったと思います。行けなかったみんなにお土産話してあげてください。





mixiチェック

Back(戻る)Top<(トップへ)

文化庁メディア芸術祭・浜松展に行ってきました

レポート, 教員・職員

今回の記事長いです、スミマセン時間に余裕ある人は読んでください・・
たかひこん@デジタルメメディアデザインコース

文化庁メディア芸術祭・浜松展へ急遽行って参りました。何故急遽かというと、今日で終了だなんて思って無かったから・・ようするに展示期間を勘違いしていたってだけなんですけどね・・・

浜松展では開催期間中にいくつかイベントがありまして、その一つ“音楽がアニメーションをどう変えるか Animation Metamorphoses”といシンポジウムには実は前々からエントリー予約を入れていたんですが、デジタルメディアデザインコースの教職員はボス以外落選という・・・がっくしな結果で、ボスだけ行ってくればいいさ!って思ってたんですが、まさか作品展示も同日までとは思ってなくて、急遽行く事にした訳です。

2009_11_03_03 静岡文化芸術大学 2009_11_03_04 入り口のバナー

で、行ってみて、シンポジウムの整理券を受け取るのにボスだけ並び・・・みたいな寂しい状況だったんですが、キャンセル待ちの整理券を配るというので、慌ててもらいに行ったら、なんと、これ、会場に入る事が出来たんですよね〜ラッキーでした(笑)

今回のシンポジウム“音楽がアニメーションをどう変えるか Animation Metamorphoses ”はアニメーション界では有名な『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治 監督と『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎 監督、それにアニメーションの楽曲などを手がけ、絶大な人気の菅野よう子さんという、まぁ、アニメーション好きにはたまらない3名の出演とあって、人気が高くて参加は諦めていたんですが、日頃の行いが良いって事ですね(自画自賛)

で、シンポジウムの詳しい感想についてはボスに任せるとして(改めて記事書いてください、ボス、と投げておく)わたくしたかひこんは、作品展示について少しレポートを。

今回の浜松展は「音」をテーマとしていて、文化庁メディア芸術祭と関わった今までの作品郡から「音」に関する作品をピックアップして展示を行っていました、メディアインスタレーション系にいたっては、実はわたくしたかひこんの友人知人が何名か出展していたって事もあって、展示は観たかった訳ですが、いやはや、観る側ではなく出展する側になりたいものです、いや、むしろデジタルメディアデザインコースからもいずれ文化庁メディア芸術祭に出せるようになりたい、頑張らなあかんと思った次第です。

「SONIC Floor」はその展示部屋に驚いた・・・天高がやけにあるこの部屋はいったい何の部屋??作品も実は初めて観ました、設置やセッティングが大掛かりで大変そう、と何故か違う心配をしてしまう。ステッキで床を振動させると音が響きます、光るインタラクションとあいまって心地よく制御されています、詳しくはオフシャルページで。

2009_11_03_22 「SONIC Floor」石橋素 + 真鍋大度 2009_11_03_26 「SONIC Floor」石橋素 + 真鍋大度

「Duper/Looper」はステッキで叩いたリズムをまねします、なによりステッキの置き場所のクオリティにボスが関心してるのが面白かった、プロの作業ってこういうところからだと思うとか言ってましたよ、若干屈折した見方な我々ってたぶん嫌な客・・・。

2009_11_03_17 「Duper/Looper」クワクボリョウタ 2009_11_03_19 「Duper/Looper」クワクボリョウタ/ボスがバチの置く場所にプロを感じるってしきりに言ってた・・。

「ためいきまじり」はなんとも脱力系が良いんですけど、蛇口の動きを取るのに使ってるテグスが指に引っかかるのが弱点ですね・・過去に学生作品の仕込みをした時に蛇口内のコマ下にショートストロークの赤外線を入れて動きを取った事があるので、そうすると良いかも、それとため息はやっぱり蛇口から聞こえて欲しいな、逆にブラッシュアップ出来そうなのがくすぐるんですけどね(職業病か・・)

2009_11_03_12 「ためいきまじり」坂本のどか/蛇口をひねるとためいきが・・・脱力系・・? 2009_11_03_13 「ためいきまじり」坂本のどか/蛇口の動作をテグスで引っ張るのがちょと・・赤外とか仕込めばいいのに、と余計なおせっかい

別企画でSUAC展示作品ってのもありました、静岡文化芸術大学の学生さん達の研究作品だと思います、デジルメディアデザインコースと基本やってる事同じみたいな(笑)逆にいえばライバル・・・でっかいマウスの「らっとらいとらいど」やっぱネズミにはシッポ必要です!が、やっぱり線は邪魔なんで、普通のしっぽにして無線が良いなぁ、xBeeとかで飛ばしてシッポはアンテナと言い張る!

2009_11_03_32 SUAC展示作品「らっとらいとらいど」岡山文香/でっかいマウス・・ 2009_11_03_33 SUAC展示作品「らっとらいとらいど」岡山文香/しっぽ重要だけど、線は邪魔だね、是非無線で!

「おはなしパネル」カード系ですね、こういうのってやっぱりどこもやりますね、デジタルメディアデザインコースの卒業制作展でもカード系ありました、むしろメディア表現系では定番なんかな?

2009_11_03_36 SUAC展示作品「おはなしパネル」山村知世 2009_11_03_37 SUAC展示作品「おはなしパネル」山村知世/カード置くと・・我がコースの卒業制作でもカードネタあったけど、どこも考える事はいっしょ(笑)

と、ま、色々あるんですけど、きりがないのでこの辺で、あとは写真をお楽しみください。

(2009_11_03_文化庁メディア芸術祭・浜松展)





mixiチェック

Back(戻る)Top<(トップへ)

やさしい家@やさしい美術in妻有

レポート, 学生生活, 教員・職員

学生時代の経験って忘れられない思い出になるよね!たかひこん@デジタルメディアデザインコース

4回に渡って妻有アートトリエンナーレのレポートをお届けしましたが、今日は「やさしい美術」が妻有で展開している「やさしい家」をご紹介します。

妻有アートトリエンナーレでは、先にも書きましたように空き家になった家を借りて、アーティスト達がそこで創作活動を行ったり展示したりする空き家プロジェクトがあります、名古屋造形大学の高橋先生が展開している「やさしい美術」は、十日町に一軒家を借りて「やさしい家」という名前で作品展示を行っています。

2009_08_09_Y01 やさしい家@やさしい美術

「やさしい美術」は前回の2006年の妻有アートトリエンナーレにも参加していました、でも「やさしい美術」が活動しているのは主に病院、ですのでその性質上一般に公開する事ができないため前回は非公開という形で展開していました。やさしい美術についてはホームページに活動内容が書いてありますので詳しくはそちらを読んでいただくとして。

2009年も非公開で十日町病院で勿論アート活動をしています、しかしその活動を広く知っていただく場として、また非公開の病院と参加者との窓口として、今年は病院のすぐ近くに「やさしい家」として公開する場を設置、名古屋造形大学の卒業生や在学生達で構成されたやさしい美術のスタッフ達が住み込みで活動しています。

2009_08_09_Y02 やさしい家 2009_08_09_Y05 学生スタッフが作品や活動について説明してくれます。

一軒家の一階部分がギャラリーで、作品の説明や活動の説明を学生達がしてくれます、勿論参加型のワークショップなどもあって、ちゃぶ台を囲んで制作したりできます、なにやら絵を描いて欲しいと言われたので・・・お約束の・・・気がつくと展示?されてました・・後に病院で展示されるとか・・・。

no images were found

2009_08_09_Y07 病院へ行くまで、やさしい家で展示!

凸凹昆虫採集ワークショップは、家の中にある色々な突起を利用して紙をこすりつけて(フロッタージュ)昆虫を作ります。昆虫やって言ってるのに、なにやら必至でカエルを作った人は、わたくしの友人です・・ギャラリーにて要確認(笑)

森をつくるおりがみMorigami(もりがみ)は、折り紙の木で森を育む参加型プログラム。折り紙はだれもが参加できます、ちょうどこの日も何名か制作されてました、制作した「もりがみ」は階段のところに植えます、そしてなんとこの様子がライブカメラで中継されてたりします(観れる時間が決まってます、また配信動画をご覧いただくには、Adobe Flash Playerが必要です)

no images were found

2009_08_09_Y19 学生スタッフがお手伝い。

できあがった木々は病院に運ばれて、院内でも展示されます、すでに第一陣は展示されたようですね。

ちょうどこの土日はスタッフの入れ替わる時期だったみたいで、なんと総勢18名もやさいい家に居たらしいです、最初到着したときスタッフがえらい人数でした(笑)強化合宿状態ですね・・二階が寝泊まりする生活の場になってますが、そりゃ18名もいたらねぇ、えらいこっちゃになってました、みてはイケナイ空間をみてしまった・・・・ちなみに二階はスタッフしか入れませんのであしからず。

2009_08_09_Y24 ひみつの2階・・みちゃいけません

入れ替わりのスタッフ達がちょうど名古屋に向かうバスに乗込むところでした、やさしい美術に参加している学生達は、コースもバラバラで、皆興味を持って集まった人達なのでそれこそデザイン系のコースの学生達もかなり参加しています、デジタルメディアデザインコースの学生も活動に参加してる人がいますが少ない気がしますねぇ、もうちょっと参加してくれてもいいような気もします。こういう学生時代の経験って、後に良い思い出にもなるし、なにより学生時期だからこそできる事でもありますからね、参加した学生達はこの夏良い経験をしたのではないでしょうかね。

no images were found

2009_08_09_Y29 バスにのって名古屋へ帰ります

高橋先生のブログには、ちょうどこのスタッフ達とのお別れの事が書かれていました、高橋先生の息子さんもやさしい家の住み込みスタッフの一員、昼夜を共にしたお兄さんお姉さんとのお別れが少し寂しかったようです、なんだか微笑ましいエピソード、なにより学生達が頼られているという証拠ですね、妻有アートトリエンナーレはまだ一ヶ月ほどありますのでこれからもスタッフ達に頑張ってもらいたいものです。

そう思うと、バスが出て行った後の玄関がなにやら寂しいですねぇ〜

2009_08_09_Y30 スタッフが少なくなって少し寂しくなった玄関 2009_08_09_Y31 と、おもいきや、裏でアイスかじってました・・・

と、おもったら、キッチンでアイスキャンディで盛り上がってたスタッフ達・・・ある意味たくましい。

(2009_08_09_やさしい家 ギャラリー)





mixiチェック

Back(戻る)Top<(トップへ)

妻有アートトリエンナーレ2日目・午後

レポート

手と腕が虫に刺されまくって腫れまくり・・・
指が腫れて動きません!たかひこん@デジタルメディアデザインコース

午後は名古屋造形大学の工房職員をされている渡辺泰幸さんの作品「風の音」へ。
渡辺さんは2003年と2006年の妻有アートトリエンナーレにも参加されていて、2006年で彼の作品を観た事が切っ掛けとなって『TETRA Part.3 土の音』展を企画する時に作品を提供していただきました、ころころと音を立てる焼物がなんとも言えなかった「土の音」ですが、今回は風を使った「風の音」

2009_08_09_41 作品番号 : 27「風の音」・渡辺泰幸 2009_08_09_42 作品番号 : 27「風の音」・渡辺泰幸

作品番号は27。「風の音」は新緑のど真ん中にあって、焼物でできた多数の風鈴でできています、少し山を登ったところにあるのですが、山を登っている道中で雨が・・・カメラを雨水から守るのがやっとで、虫を払う事ができずに刺されまくり(涙)ブヨに刺されて次の日腫れまくりましてエラいこっちゃでした・・・

2009_08_09_44 作品番号 : 27「風の音」・渡辺泰幸

晴天でそよ風がふいていたら、さぞかしいい音色を楽しめたのでしょうけど、雨でそれどころじゃなくて残念、写真もあんまりいいの撮れませんでした、っていうか蝉の合唱がむしろ邪魔だったり・・。

そしてもう一つ、名古屋造形大学関連で参加している「やさしい美術」も観てきました。やさしい美術に関しては別に書きたいと思います。

夕方に作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」へ、これも空き家を利用した作品で、遺影の写真を撮ってくれるらしいのですが・・なんとなくまだ早い気がしたので、撮ってもらいませんでした(笑)

2009_08_09_48 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 2009_08_09_53 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴

この地方の使われなくなった古い空き家は、日本の原風景のようなたたずまいのものが多いのですが、そんな雰囲気を色々と利用した作品の展開がやはり面白いのがこの妻有の特徴でもあると思います、ホワイトキューブと呼ばれるいわゆる一般的な美術館とは全く違った展示なのは勿論ですが、そういった違う環境を利用して造られた作品群はまた違った面白さがあります。

2009_08_09_49 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 2009_08_09_50 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 2009_08_09_51 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴 2009_08_09_52 作品番号 : 36「名ヶ山写真館 遺影~彼岸に還る~」・倉谷拓朴

最後に松代にある農舞台へ寄って帰ってきました。農舞台は以前やさしい美術の一環で参加した「妻有雪中研修旅行」に参加したとき、過酷な雪ほりをした所・・・最近AUから100万円の携帯電話が出ましたが、そうあの携帯電話とコラボレーションした草間彌生さんの作品、作品番号 : 150「花咲ける妻有」がここにはあります、来年に開催予定の「あいちトリエンナーレ2010」にも参加されるようなので、愛知にも彼女の新作が登場するかもしれませんね。

2009_08_09_57 作品番号 : 150「花咲ける妻有」・草間彌生 2009_08_09_58 作品番号 : 150「花咲ける妻有」・草間彌生

今回は雨で、あんまりいい写真が撮れませんでしたが、気がついたら450枚も撮ってました・・そのうち記事で紹介出来なかった作品もたくさんあるので、その一部をギャラリーにアップしています。

デジタルメディアデザインコースと直接関係ないようなレポートでしたが、色々な事に興味を持つ事は大事だし、なにより美大芸大に在籍しているのですから、デジタルメディアデザインコースの学生達にもこういった展覧会に興味を持って観たり、あるいは参加したりして欲しいと思っています。

(2009_08_09_妻有アートトリエンナーレ2009ギャラリー)





mixiチェック

Back(戻る)Top<(トップへ)

妻有アートトリエンナーレ2日目・午前

レポート

2日間で撮った写真総数450枚・・デジタルカメラ恐るべし!!
写真を撮りすぎてしまう、たかひこん@デジタルメディアデザインコース

妻有トリエンナーレ2日目、兎に角2日間しか無いので朝早めからスタート。宿の関係もあって最初は清津峡トンネルから・・

2009_08_09_02 清津峡・トンネル入り口 2009_08_09_03 清津峡・トンネル内部、長い!

清津峡は日本三大渓谷のひとつ、過去におきた登山道の落石事故からこの秘境を眺める事が出来なくなっていたところ、安全に観光が出来るようにと750mの歩行トンネルを1996年に設置したのが清津峡トンネル。そしてこのトンネル内にも作品展示があったのですが、観光用トンネルは8時に開いていたのに作品展示は10時から・・・結局観れずだったのでトンネルを観光、750m制覇してきました(笑)

2009_08_09_05 清津峡・一番奥に到着 2009_08_09_06 清津峡・渓谷が迫力あります

気を取りなおして別のところから・・・と思いきや、空き家プロジェクトなど人が常駐する作品はのきなみ10時からとなっていて、土日とかで限られた時間でまわる人にとってみれば少なくとも9時には開けていただきたいところ・・・結局、ウロウロして時間を過ごし、10時以降から本格的に移動。

作品番号 : 120「蔓蔓」は空き家を利用した作品、繊細な焼き物の花が部屋を中心に渦巻いています、てぐすでぶら下げられた作品をよく見ると、全て繋がってました、繊細な作業出来る人ってすごいと思います。

この作品のあった建物の前では、地元の方が飲み物と軽食を出していました、せっかくなので「おまかせセット」・・・黒ごま羊羹にアイスコーヒー、キュウリの浅漬け、この浅漬け美味しかったでっす、ブタの蚊取り線香セットが絵になるんです。

2009_08_09_23 作品番号 : 120「蔓蔓」・高橋治希 2009_08_09_24 作品番号 : 120「蔓蔓」・高橋治希 2009_08_09_26 作品番号 : 120「蔓蔓」・高橋治希/外観 2009_08_09_28 蚊取り線香が夏って感じです、田舎を満喫できるのも妻有の良い所

作品番号 : 28「ストーム・ルーム」は空き家の二階を大雨に!
音と光で大音響の雷、天井からは雨漏り、窓は叩き付ける大雨・・・全て仕組まれているんですが、部屋の雰囲気とあいまって嵐の再現性が高くてインパクトあります。窓を二重にして水を通したりと装置の設置も大変そうですが、全体的に機械やメディア系機器を持ち込んだ作品が少ないので、こういう作品を観るとちょっと期待してしまいます。

2009_08_09_37 作品番号 : 28「ストーム・ルーム」・ジャネット・カーディフ& ジョージ・ビュレス・ミラー 2009_08_09_38 作品番号 : 28「ストーム・ルーム」・ジャネット・カーディフ& ジョージ・ビュレス・ミラー 2009_08_09_39 作品番号 : 28「ストーム・ルーム」・ジャネット・カーディフ& ジョージ・ビュレス・ミラー 2009_08_09_40 作品番号 : 28「ストーム・ルーム」・ジャネット・カーディフ& ジョージ・ビュレス・ミラー

嵐は強弱があって、緩んだ時は小雨程度を再現します、この日はそもそも雨だったので小雨の時に入って来た人が「雨こんなにふってたっけ?」みたいになってました(笑)僕が入った時はありえないくらいの大雨状態が再現されてたので入った時に意図が分かったのですが、この作品は真夏の晴天に是非体験したいですね。





mixiチェック

Back(戻る)Top<(トップへ)

妻有アートトリエンナーレ1日目・午後

レポート

曇ってたのに日焼けでエラいこっちゃな、たかひこん@デジタルメディアデザインコース

前回に続いて妻有アートトリエンナーレ1日目の午後。
松之山温泉郷で昼ご飯、ここ松之山温泉は日本三大薬湯の1つで、ジオプレッシャー型温泉というちょっと特殊な温泉です、詳しくはここで・・・蒸気がもくもくしてました。

2009_08_08_33 松之山温泉は日本三大薬湯。 2009_08_08_34 源泉は90度以上で、湯煙がもくもくと上がってました。

午後は大厳寺高原からスタート、高原には彫刻系の作品が幾つか点在しています、そのなかでひときわ目立つ大きな断熱布でおおわれた山は、なんと雪山!真夏の雪山は作品番号 : 245「雪室宿」という作品で、雪室に泊まるというコンセプトで制作されたみたいです。

冬の間に積もった雪を保存して、春から夏にかけて野菜などの冷蔵保存に利用するのが雪室なのですが、この作品の雪室はでかすぎます。コンセプトでは宿泊だったようなのですが許可がおりなかったみたいです・・・このサイズだとさすがにかまくらのように雪だけで支えれませよね、内部は鉄筋で、摂氏0度ほど。

2009_08_08_39 作品番号 : 245「雪室宿」・山田健二 2009_08_08_40 作品番号 : 245「雪室宿」・山田健二/中は摂氏0度くらいで寒いです

作品受付のところで「豪雪津南にんじんジュース」ってのが売ってました、雪室で冷やされたのを出してくれます!味は、にんじんです(当たり前か・・)ってか、にんじんの味しかしないくらいにんじんでして、どう説明したら良いですかね?個人的には結構好きですが、まぁ、味付けがほとんど無いので、好き嫌いが分かれそうですが、津南に来たら試してください。

2009_08_08_42 にんじんジュース! 2009_08_08_43 せっかくなんで買ってみた、にんじんの味しかしません・・

オーストラリアハウスは空き家プロジェクトで、2000年から妻有と関わり続けている国の一つ、今年は3人の作家が集落の人々との協働で作品制作、プロジェクトを進めているようです。

建物の外壁から貫いたように配置された白い棒が空き家の暖炉に向けて配置されているのが象徴的でした。参加アーティストの名前を見るとお分かりだと思いますが、この展覧会には海外からの作家も多くて、そういった海外の方からみてこういった日本の古い家屋や田舎の農村はどのように映っているのでしょうね。

2009_08_08_44 作品番号 : 253「オーストラリアハウス」 2009_08_08_46 作品番号 : 253「オーストラリアハウス」

作品番号 : 249「黒倉 たまさか庵「ゆく玉くる玉」」も空き家プロジェクト。
水晶玉がレールを転がって行くだけという至ってシンプルな作品です、家の真ん中にある装置の赤いハンドルを回すと、水晶玉が上へ運ばれ、あとは重力に任せて転がって行く・・・これがなんだか単純なんだけど良いんです、部屋の中をぐるぐると回転してたかと思うと、家から飛び出して電柱をくるっと一周してまた戻って来る。

2009_08_08_52 作品番号 : 249「黒倉 たまさか庵「ゆく玉くる玉」」・中里繪魯洲 2009_08_08_55 作品番号 : 249「黒倉 たまさか庵「ゆく玉くる玉」」・中里繪魯洲

転がるスピードをできるだけゆっくりにしたかったらしいのですが、これがなかなか難しいみたいで、途中で止まるリスクを避けるために若干速めにセットしたそうです。

そうそう、夜に観る作品も幾つかあって、作品番号 : 202「ファウンド・ア・メンタル・コネクション3 全ての場所が世界の真ん中 」は集落の家に取り付けられた山笠のライトが夜になるとぽつりぽつりと灯ります。

点灯は各家の住人の方に任せられているようで、ぼわっとしたオレンジ色のライトが何とも言えない雰囲気なんです、山里の静けさと相まってすごく良いです、この日は天気が悪くて星もなく空が暗かったのと三脚を持ってなかったので写真撮るの苦労しました、ってか技術不足で全然撮れません(汗)唯一なんとか撮れた一枚で雰囲気分かるでしょうか・・・。

2009_08_08_63 作品番号 : 202「ファウンド・ア・メンタル・コネクション3 全ての場所が世界の真ん中 」マーリア・ヴィルッカラ

作品展数が多すぎて、1日を2つの記事に別けてもなお書ききれませんが、とりあえず大量に撮った写真から幾つかをギャラリーにアップしましたので、こちらもどうぞ。

(2009_08_08_妻有アートトリエンナーレ2009ギャラリー)





mixiチェック

Back(戻る)Top<(トップへ)
← Previous PageNext Page →
87 / 89« 先頭...102030...8586878889

最近の投稿

ニュース&トピックス

ギャラリー

 
2009_12_09_34 2010_08_01_06 2010_11_18_01 2011_09_17_05 2012_02_22_32 2012_05_26_05 2012_08_30_07 2013_09_08_1_39 2013_10_26_19 img_1658 img_2182 img_4618 img_2272 img_4616 _DSC0752 2011_10_10_12 2010_10_09_13 2012_03_16_3_15 2010_12_18_18 2011_09_18_24

リンク

スタッフのつぶやき

FaceBook

バナー画像 コースパンフレット

カレンダー

2020年8月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ

カテゴリー

タグクラウド

AO入試 Arduino dialogue Digital Media Design Exhibition Digital Media Design Exhibition 2015 IAMAS Illustrator iPad Kinect NODE PROLOGUE EXHIBITION Prologue exhibition 2012 Prologue exhibition 2014 Prologue展 SUPER LECTURE switch twitter USTREAM youtube あかりの明治村 だなも なげる、あてる、ひろがる はち丸 まわる、うつる、ひろがる ゆめたろうプラザ アニメーション アニメーション制作 インフォアニメディア オープンキャンパス グラフィックデザイン コースプロモーション ザビエル天主堂 スイッチ スタジオ撮影 スーパーレクチャー セカンドライフ デジタルメディアデザインコース デジタルメディアデザインコース展 デジタルメディアデザイン展 デジタルメディアデザイン展2011 デジタルメディアデザイン展2012 バイオメディカルインターフェースワークショップ ピアサポート プレゼンテーション プロジェクションマッピング プロダクトデザインコース共同授業 レーザーカッター ワークショップ 中間審査 他者紹介 入学式 入試 入試相談会 制作風景 卒展 卒業 卒業・修了記念パーティー 卒業制作 卒業式 受験 名古屋市民ギャラリー矢田 名古屋造形大学卒展 名古屋開府400年 名古屋音楽大学 夏のオープンキャンパス 夏休み 大名古屋電脳博2017 大名古屋電脳博覧会 妻有アートトリエンナーレ 宵の明治村 宵街映写 展示台 展示台制作 愛知県児童総合センター 打ち合わせ 授業風景 搬入 搬出 撮影 文化庁メディア芸術祭 文化庁メディア芸術祭 愛知展 新入生研修 明治村 木工工作 汗かくメディア 浦沢直樹 秋のオープンキャンパス 第10回大学院修了展 第18回名古屋造形大学卒展 第21回名古屋造形大学卒展 第19回名古屋造形大学卒展 芸術祭 芸術際 進級制作展 金沢美術工芸大学 電脳博 魔法の美術館 6月のオープンキャンパス 7月のオープンキャンパス 9月のオープンキャンパス

管理

RSS