やっぱ夏はみずまんじゅう たかひこん@デジタルメディアデザインコース
大垣にあるIAMAS(情報科学技術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)のオープンハウス2010にゼミの学生達と行ってきました。オープンハウス2010は名古屋造形大学で言うオープンキャンパスですね、受験の相談から学内でどんな活動をしているのかを紹介する2日間で、色々な作品やIAMAS現役在学生の生の話が聞けます。
IAMAS オープンハウス2010 オープンハウス受付とりあえず、大垣の夏と言えばみずまんじゅう!って事で会場に行く前にちょっと寄り道、去年も同じ事してましたね(笑)今年は珈琲味の新参物が出てました、大垣に来られた際は是非どうぞ!
さて肝心のオープンハウスに話を戻して・・・IAMASにはデジタルメディアデザインコースの卒業生が現役生として在籍しています、2008年度卒のハセくんは現場で生放送やってました、卒業から一貫して映像関連の作品制作を続けているみたいで、IAMASのテレビ番組IAMAS-TVの制作にも関わってるみたいです。ヒラタさんはアニメーション制作、3DCGを使った作品を制作中との事、展示では現在製作中の途中過程が紹介されていました。
2年前の卒業生はせくんも頑張ってました、今日は一人で生放送やっとった(笑) ひらたさん作、制作途中だそうです2009年度卒のタケダさんは、ハイスピードカメラ撮影体験を運営してましたよ、去年はチョコボールを食べる瞬間でしたが、今年は風船を割る瞬間とマシュマロを食べる瞬間でした。カジヤくん挑戦の風船のほうは割れてる瞬間が映ってないという残念な結果ですけどね(笑)映像が公開されているのでこちらをどうぞ!
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展示にはプロトタイプも含めてやはりiPhoneやiPadのコンテンツが目につきました。電子書籍に関してはEPUB形式でiBookstoreから電子書籍「aのかたち」がリリースされたようです、そのデモも置かれていました。
iBookstoreからリリースされた電子書籍「aのかたち」 感厚センサと組み合わせて、押す圧力が反映してガラスが割れたイメージが広がりますまた外部センサを利用した変わったコンテンツなどもあって、圧力を変換してiPadに送ってガラス面を押すとひび割れの映像が出るものなど、なかなか興味深いものもありました、デジタルメディアデザインコースとしてもiPhoneやiPadコンテンツに関して開発を進めているので、ゼミ生達も含めて参考になったと思います。まだまだ実験的な部分も多いようですが改めてコースとしても今年度なにかしらの結果を出していきたいなと思います。
想像力や構想力はこんなときこそ発揮されるのです!
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋市中区にある御園小学校で「エレファント」が行った映像制作のワークショップ「みそのムービーを作ろう」にデジタルメディアデザインコースの4年3年がスタッフとして参加しました。
「エレファント」は岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーの卒業生ら3名で結成されたグループで、メンバーの小林先生と上山先生にはデジタルメディアデザインコース4年3年のゼミを担当していただいています、今回はそのゼミの一貫として小林ゼミの学生達がワークショップのスタッフとして御園小学校にお邪魔して子供達の制作のお手伝いをしました。
午前8時から1日の流れの説明とワークショップの説明、機材関連の説明など進行チェックを行いました、ゼミ生にとっては初めての事で少し緊張した面持ちのスタート。
午前中の1回目は1年生2年生を対象にしたアニメーション制作、据え付けられたカメラで自分の好きなものをコマ撮りで撮影して短いアニメーションを作り、最後にマイクで効果音を録音して一本の作品が完成です。最後に皆でそれぞれの作品を観ました、なかなか皆想像力があって力作揃いでしたよ。
2回目は3年生4年生対象にした映像編集、カメラをもって教室で約15秒間の映像を録画、それをコンピュータに取り込んでさらに編集して最後に音を付けて完成です。カメラの接続とか少し上手くいかなかった部分もあったけど、スタッフとして参加したゼミ生達は、まだまだやんちゃ盛りの小学生相手と、たまに言う事利かないPCと格闘しながも皆頑張ってました。
午後からは5年生6年生対象にした映像編集と音編集、高学年になると若干制作内容も高度になります、なによりさすが高学年、話を聞くときはしっかり聞くし、作業中もとても落ち着いていました。わたくしたかひこんは昼過ぎに大学に戻ったので、高学年のワークショップを最後まで見届ける事が出来ませんでしたが、ゼミ生達にとって今回のワークショップはとても良い経験になった事だと思います。
どんどん先へ行こう! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は急遽予定を変更して岐阜県大垣市にある岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)へ行ってきました、目的はIAMAS新1年生によるクリエイティブワークの公開プレゼンテーションに参加するため。
アカデミーでは1年生の最初にクリエイティブワークとして1週間でグループワークを行って、その成果を発表するという授業が展開されているようで、4月に入学したばかりだというのに既に企画を運営し、その結果を発表するというスケジュールをこなしていました。アカデミーは高校卒業で入学した人から大学卒業後に入学した人など様々な経歴を持った学生が混在していて、名古屋造形大学で言えば大学1年生と卒業生が同じ土俵で制作や研究を行っているという感じになるでしょうかね。
今回、どうしてもこの公開プレゼンテーションをみておきたかった訳は3つあって、1つはこの3月に卒業したデジタルメディアデザインコース出身のタケダさんがアカデミーに入学していて、今回の発表のメンバーに居た事。グループワークとは言え入学早々たった5日間という短い時間でコンテンツを提案し、セカイカメラを使った運営を実際の大垣市内で展開して動かしプレゼンテーションをするというのは、そうとうな作業が必要だったと思います。実験的ではありますが実際に体験できるよう作り込まれていた事にも少々驚きました、タケダさんも連日徹夜で作業をこなしたと言っていて早速IAMASの洗礼を受けた感じでしたが(笑)デジタルメディアデザインコースでもこれくらいの瞬発力が欲しいなと思いました。今後の良い参考になった気がします。
プレゼンテーションなう! Webに上がった資料を手元のiPhoneで確認しながら聞いてみた、ペーパーレス(笑)2つ目は、次世代モバイルコンテンツの開発プロジェクトとして今年度デジタルメディアデザインコースの学生達と研究を行う予定にしていて、IAMASのクリエイティブワークでiPhoneによるコンテンツの発表があるという事で、コースの学生達にもどのような発表があるのか聞いておいて欲しかったという事。ゼミの学生の中にはすでにiPhoneや5月末に発売予定のiPadによるコンテンツ研究の提案も幾つか出始めていて、今回の公開プレゼンテーションは良い刺激になったとともに、色々と参考になったのではないでしょうか。あ、あと会場で2年前にデジタルメディアデザインコースを卒業し現在IAMASアカデミー2年のハセ君とも会いました(タケダさんの写真撮るの忘れてた・・・)
プレゼンを聞く。 2年前の卒業生で、現役IAMAS生のハセくんそして3つ目はiPadの実機に触れるかもしれないという事、先に書いた次世代モバイルコンテンツの開発プロジェクトとしてiPadの導入をコースでも考えているのですが、iPadの日本発売が延期され5月末になったので、学生達含めて、とりあえず実機がどんなもので、どのような事が出来るのかを確かめたかったというのが本音です。公開プレゼンテーション時の質疑応答で、名古屋造形大学から来ましたと言ったら「つまりスパイですね」と言われましたが、まさに今日はスパイしに行った訳です(笑)でも終了後にiPadに関してアプリの特徴など色々と学生達に説明してくださった先生方には感謝です、本当に今日はありがとうございました。
iPad! これはおそらくPCのライフスタイルを変えるんじゃないかい?むしろもうPCじゃないし(笑) 2面中1面の画像がツイッター。クリエイティブワークに関するツイットがリアルタイムで流れる。あ、あとプレゼンテーション中のプロジェクション2画面のうち1画面にtwitterが表示されていて、クリエイティブワークに関するつぶやきがリアルタイムにながれてた、入場早々まさか僕のつぶやきが大画面に出てるとは思わなかったです(笑)こういう仕掛けで授業やプレゼンテーションを進行するのも面白いですね、プレゼンテーション中もそれに対する意見が更新されてたりして、なかなか楽しかったです、twitterユーザの方はハッシュタグ検索で#icwを検索すると関連のつぶやきが見れますよ。
医療と工学とデザイン たかひこん@デジタルメディアデザインコース
国立がんセンターと東京理科大、それに名古屋造形大学で画像診断に関する研究を行っているのですが、今回は宮古島で開催された電子情報通信学会の分科会的な場として「バイオメディカルインターフェースワークショップ」と題し、この研究に関わっている研究者等が集まって現在の研究内容や今後の研究に関して発表や話し合いを行いました。
もちろんデジタルメディアデザインコースの両教員はメインで研究に参加しているので、発表しない訳にはいきません、それで初日はボスの発表、2日目はわたくしたかひこんの発表となりました。
今回のワークショップは、医療、工学、芸術、の各分野から、このバイオメディカルインターフェース、つまりは画像診断を行う上での画像処理技術や医療利用、さらには円滑な使用や医師への負担軽減の為のインターフェース等を考えるというもので、工学の分野からは最新の画像解析や処理のアルゴリズムや、発光物質を使った核医学などのバイオイメージング技術、医学の分野からはCTやPETなど複合的な画像診断の現状や医師の診断の方法や、医師が現在研究している内容や問題としている点など、芸術の分野では、画像解析を行う上でのデザイン的手法や、医師の診断に際する操作性などのインターフェース設計、工学等で日夜産み出される最新技術からユーザーが使うためへのインターフェース構築の必要性などの発表がありました。
普段名古屋造形大学で研究している内容と医学、工学では分野が違いすぎるので、いろいろと戸惑いもあるのですが、お互いの距離を近づけつつ、どういった事が可能かどうか?といった作業がこの研究の最大の面白さだと改めて思いました。
えっ?もう17年・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は奈良県にある橿原学院高等学校へ講演に行ってきました。橿原学院高等学校には美術科があって高校3年間で美術やデザインの専門領域を学びます。そして何故わざわざ奈良県の高校へ行って講演なのか?って事なのですが、実はわたくしたかひこんの母校でして、当時お世話になっていた先生から、高校時代から今の名古屋造形大学の講師になるまでを話して欲しいと依頼をいただいたので、後輩のために少しでも力になれればと思って行ってきました。
当時、いろいろお世話になった美術科の先生から生活指導でお世話になった(怒られたってのが正しいか・笑)先生に担任だった先生達と久しぶりにお会いする事ができました、なんともう17年も前の事なんですよね、早すぎます・・でも当時の事を結構覚えておられて、僕やクラスメイトの話しなどで盛り上がったりもしました、懐かしいです。
講演は、とりあえず前半は何故美術科の高校を選んだのか?って事から高校時代の学生生活の事や、大学受験の事、また大学生活やその後の進学についてなど、時間を追って話しました、まぁ当時と今とでは社会も違うし受験や進路の考え方も違うのであまり良い例にはならないかもしれませんが、右往左往も含めてフリーで活動してた時期の話や、非常勤講師をやってた時期の話、そして名古屋造形大学の講師に至るまでを軽く話しさせていただきました。
後半はデジタルメディアデザインコースの宣伝もかねて(笑)今のデザインの仕事や大学でどのような事を学ぶのかとか、デザインをやって行く上で考える事や作る事の方法などを話しました。高校時代のエピソードなども織り交ぜつつ話したので、少し砕けた感じで進めましたが、さすがに総勢50名の学生と保護者の方の前だったので少し緊張。まぁ僕が手本になる先輩かどうかは置いといて、今後の進路のヒントになれば幸いです。
最後にプレゼントがありますとかって言われてサプライズ・・・ちょ、それ・・マジですか・・って言ってしまった(笑)なんと高校2年の時の精密描写と点描の課題が返却されました、18年ぶりに返って来た訳なのですが、今描けって言われたら描けません、懐かしすぎ!よくまぁ手で描いていたものだと思います、わざわざ手で描かなくても今ならコンピュータで(以下略)・・・
そんな訳で、橿原学院高等学校の皆さん、またデジタルメディアデザインコースに興味あれば7月にあるオープンキャンパスにも遊びに来て下さい!(ブログカードがやたら人気だったので皆ここ読んでくれてるはず)
腕を鍛える必要があるな・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
大学は春休み、でもデジタルメディアデザインコースは来年度のゼミ選択のための面接が随時行われていてここ連日学生達と面談、これがなかなか大変だけど良い一年にしてもらいたいから、ちゃんと何がしたいか話し合いも大切なんです。
話は変わって・・来年度に向けて、新しい機材の検討なども進めていて、そろそろいろいろな機材が届き始めています。その第一弾としてステディカム(ES_PRO AICA)を買っちゃいましたよ。
ステディカムは映画とかで良く使われている機材で、カメラがぶれないっていう優れもの。映画等の本格的な撮影で使われているものはかなり高価で、専属の撮影のプロがいるほどなのですが、なんとそのステディカムがかなりお求めやすい価格で販売されているのを発見!ってことでコースで一台導入となった次第です。
仕事の合間に少し触ってみましたが、安価になったといえどもさすがに特殊機器、そう簡単に揺れない良い映像が取れる訳もなく、結構難しい・・・購入時にカメラの重さを伝えてあったのでセッティングした状態で納品されたのですが、それでもやっぱり実際にカメラを付けて微調整が必要で若干ゆがみが出ます(という言い訳をしときます)なにより結構な重量でマッチョな腕が必須(笑)まずは腕を鍛えるとこから初めなあかんかも・・・。
また良い映像が撮れたらお知らせします。
ほぼ導入決定かな・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
二ヶ月ほど前にWACOM制のCINTIQシリーズ、21.3インチと12.1インチの2モデルを試用するのに借りたという記事を書きましたが、今回princeton(プリンストン)制の19インチ液晶タブレットモニターを借りて試用しました。
このprincetonの液晶タブレットPTB-TMW19B、19インチというサイズながら値段がかなりリーズナブル。機器類って安さと性能が結構比例する事が多いので、どれだけ使える物なのか試したくて1週間ほど借りる事になりました。結論からいうと「ほぼ問題無し」むしろ値段の事を考えるとWACOMよりこの製品に軍配があがる気がします。ただ欠点はモニタ前面にあるステンレス部分に熱がこもるという事ですね、ちょうど手のひらが当たる部分なので熱処理の問題は大きいかなと思います、全体的に一番熱を持つのがこの部分と言うのは長時間使う場合少し辛いかもしれません・・・改善してくれないかなぁ。
プリンストン 液晶モニタータブレット 手の平が触れるステンレス部分の発熱がスゴイのが欠点・・熱対策が必要WACOMのCINTIQシリーズの21.3インチはサイズが大きくて良いのですが、そのぶんガラス厚があってペン先のリアリティが少し低い、12.1インチはその点ガラス厚が薄く描き味はリアルだけどサイズに対して高額、で、その中間くらいのサイズでリーズナブルな機種として今回のprinceton制のPTB-TMW19Bが浮上したという訳です。
プリンストン 液晶モニタータブレット プリンストン 液晶モニタータブレット結局のところデジタルメディアデザインコースでも需要が高いペンタブレットをどうするのかという問題があります、制作のクオリティやモチベーションを上げるにもそれなりの機材があるというのは重要です。しかしながら高額な機器は数をそろえるのが難しいので、出来るだけリーズナブルでかつ使える製品を数多く導入する事を検討しています。
コマンド操作をキーボドでする、プロならではの操作だけど、置き場に困る(笑)写真の試用ではPhotoshopを使って書いてもらってます、さすがにPhotoshop操作に慣れているとキーコマンドを多様するのでキーボードをどこに置いて操作するか?ってのが結構皆悩む気がしますね、さすがたちこまプロ、キーコマンドさばきもお手のものです。
タブレット型と言えばあと1時間ほどでApple社がタブレット型の新機種を発表するという噂が流れていますが、ここ最近この”タブレット”というのがキーワードのように頻繁に登場していますよね、それは制作現場でも同じ事で、コンピュータによってイラストやアニメーション、グラフィックを制作する現場ではペンタブレット型の需要がとても高くなってきています、ですのでコースでも早期導入するために現在調整をしているという訳なのです。早ければ来年度、学生達が使う数台の制作用コンピュータモニタにこのPTB-TMW19Bを採用できればと思っています。
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