6月5日 午後 版画工房 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今週末に開催される6月のオープンキャンパスに向けてコースでは準備が慌ただしくなってきました、今年もスタッフ専用のコースTシャツを制作する事になり、版画工房では大量のTシャツがシルクスクリーンで印刷されていました。
去年まではこの3月に卒業したズッカこと飯塚くんがシルクスクリーンを使った制作をしていた事もあって、彼に一任でこの作業を統括してもらっていたのですが、今年はその作業をモゾこと深江さん、臼木さんら後輩達が受け継いだ形で主に担当して制作しています。ちゃんと受け継がれているところがすばらしいですね!
今年のTシャツもカラフルな感じです、取材に行ったときはまだ前面のみが刷り上がった状態で、背中の部分はまだこれからでした、さて今年はどんなデザインのものが上がってくるのでしょうかね?完成したらまたご紹介しますね。
6月1日 大阪城公園西の丸庭園 こしくん@デジタルメディアデザインコース3年
6月1日「Red Bull X-Fighters World Tour 2013 Osaka」のイベントとして、プロジェクションマッピングを行ってきました。経緯としては4月の中旬頃、Red Bullの名古屋SBM(Red Bull Japan Student Brand Manager )から声をかけていただき、今回のイベントに参加。
当初の予定では「Red Bull X-Fighters World Tour 2013 Osaka」を大学生を中心にイベント自体を知ってもらうためのActivationとして、各大学をまわるだけでした。各大学は、5月17日に名古屋芸術大学、5月23日に立命館大学衣笠キャンパス、5月27日に武蔵野大学武蔵野キャンパスの3つで、全て大きな失敗も無く終了しました。立命館大学では、映像コースの授業に取り入れてもらい、簡単な質疑応答やプロジェクションマッピングについてお話をしてきました。
今回のプロジェクションマッピングは移動ができるものにマッピングだったので、映像自体は使い回しとなっていましたが多くの学生から好評でした。映像の制作期間としてはスイッチの「RAURA 1st Anniversary & ECL Release Party」でのプロジェクションマッピングもあったため2週間ほどで完成させることになりました。
各大学でのActivationを終え、プロジェクションマッピングの映像をYou Tubeにあげたところ、かなりの反響がRed Bull X-Fightersの主催側であったらしく、急遽当日も会場にて行うことが決定。当日は、わざわざ特設のテントも設置してもらい、出来る限りの暗室を用意していただけました。
Red Bull X-Fighters自体のチケット1万1千枚は既に完売しており、当日はそれ以上の人が会場に。2時間ほどブースにてプロジェクションマッピングを上映していましたが、およそ1200人以上の方が見に来てくれました。カメラを片手に撮影しながら見て行く人や、座って何分も見て下さる方までいて驚く限り。正直、個人でやる仕事のレベルじゃない!って思ってました(笑)
途中、パラパラと雨も降りましたが無事に終了。学生ではなかなか経験することができないものなので、とても良い勉強になりました。今回のプロジェクションマッピングに関わった皆様方、本当にありがとうございました。
公式HP http://www.redbullxfighters.com/ja_JP
動画URL
6月5日 午前 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
この時期毎年恒例の工房安全講習会に参加してきました、デジタルメディアデザインコースで特に良く利用するのは木工加工室。デジタルメディアデザインという名前がついているコースなのでPC関連が多いように思われがちですが、実はアナログな作業も多数あって、例えば展示前などは展示台の制作など木材を使った作業も頻繁にあります。
また特殊な作品制作を行う場合なども、それにあった工作をする必要があるので木工等を利用する事もあり、大学内の工房を使わせてもらう事もちょくちょく発生します、なので担当する教職員は工房でどんな機械が使えるのかや、万が一の怪我の場合どう対処するのかをこうやって集まって講習を受けています。
例年の事なので、だいたい工具類の把握や操作の手順、怪我の対処などは分かっているのですが、年に1度こうやって集まる機会に再確認する事は安全のためにも大事ですよね、これからも怪我の無いように良い作品を制作して行けたらと思います。
5月30日 夜 ヒルトンホテル28階 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
RAURA 1st Anniversary & ECL Release Party にプロジェクションマッピング上映スタッフとして参加してきました。今回は新商品の発表に合わせたお披露目会で、来場者に何か驚きをという事で、今流行のプロジェクションマッピングを用いた催しを入れられないか?というご相談にこたえた形になります。
当初はドラムとギターを入れたLIVE演奏を交えてリアルタイムセンシングでマッピング映像をビジュアライズする案だったのですが、会場で打楽器等が使えない制限があり急遽通常の映像マッピングに変更、3つのパートに分けた約16分間のプロジェクションマッピングを行いました。
途中、山本譲二さんによる飛び入りのセッションがあったりと、なんだかゴージャスな感じで僕たちスイッチメンバーちょっと浮いてました(笑)
搬入時に初めてタイムテーブルを渡されたのですが、なんと僕らのマッピングが今回のパーティーのトリ!しかもその前に挨拶とか書いてある(汗)嘘でしょ?ってもちろんなる訳ですけども、そんなのおかまい無しに順調に会は進み・・・芸能関係の方とかも来てる中、そりゃもう堂々と挨拶してきましたとも、名古屋造形大学を代表して!! それにRAURAの内ヶ島社長の計らいで名古屋造形大学もちゃんと宣伝していただきました、ありがとうございます。
何はともあれ無事プロジェクションマッピングは終了、唯一たった一回しか上映されなかった僕たちにとっても貴重な作品となりました(たぶんもう二度と観れない)応援してくださったスタッフのみなさんありがとうございました。
5月30日 昼 ヒルトンホテル28階 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
いよいよ搬入日、搬入は午前11時から。会場中央には業者さんが立てたライティング用のアルミトラスが建っていて、僕たちのマッピング機材はちょうどそのトラスの真下に入る形となっていました。事前にマッピング機材の配置図を送っておいたので、それに合わせてトラスが組まれていました。
今回はたった1回きりの本番という事で、動画撮影用にプロジェクター用のアルミフレームに撮影用カメラを3台取り付けて望みました(でも実は・・・あんまり良い動画撮れまてませんでした・・)
いろいろな行事をこなしているデジタルメディアデザインコースですが、プロが作業するこういった現場で一緒に作業するという経験は特に貴重で、かつ大学では味わえない本当の仕事場を経験できるという点でゼミ生達にとっても良い勉強になるかと思います、搬入は比較的スムーズでリハーサルも無事こなし、あとは本番です!
5月下旬 D306アトリエ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
RAURA 1st Anniversary & ECL Release Partyでのプロジェクションマッピングまで1週間を切った辺り、とにかく完成させるしか無い訳ですが、ちょうど1週間前で16分のうちなんと約4分しか出来てなかったっていうのはナイショです(笑)時間が迫るにつれて机の上はモニターとPCだらけ・・・
プロジェクションマッピングはとにかく投影する現場に全て合わせて作る必要があります、プロジェクターの設置位置から投影角度、それに歪み等をソフトウエアで補正するなど幾つかの工程があって、さらに投影される映像はその場所専用のものになりがちなので他に転用が効かない・・・今回の投影はシステムの関係で映像規格サイズとは違う異型のフレームサイズを作って会場の壁面の特徴に合わせてマスキングして動きをつけたので、完全に今回のイベント専用設計でした。
搬入に時間があまり取れないという事で、設置に時間かからないようにプロジェクターも専用の台を作りました、設置場所の制限とプロジェクターの癖で少し前倒しにて台形を補正する方法を取ったので斜めに設置、角度を微調整できるようにしたりとちょっとした工夫も必要ですね、とにかく全てが専用設計になるのでプロジェクションマッピングは投影回数が少ないほど制作コストの高いコンテンツになると思います。
5月中旬 D306アトリエ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2月末にFaceBookを通じてプロジェクションマッピングによる演出が出来ないか?という案件が舞い込んできてから、何ができるかをクライアントさんと実は打ち合せを重ねていました。その間に大学行事として卒展や卒業式、入学式、それに大名古屋電脳博覧会など外部の展示などもあり、休む間もなく怒濤のようにここ数ヶ月が過ぎ、プロローグ展の対応をこなしていると、気がつけばプロジェクションマッピング本番2週間を切っていました。
今回の案件はRAURAという化粧品メーカさんの新商品発表と1周年記念を兼ねたパーティーでのサプライズ演出としてプロジェクションマッピングによる映像表現をするという事で、わたくしたかひこんが中心となって運営しているプロジェクトチーム「スイッチ」がそれを手掛ける事となりました。
4月初旬にマッピングする現場を実測した時の様子 4月初旬にマッピングする現場を実測した時の様子スイッチはゴールデンウイーク中に開催された大名古屋電脳博覧会に「Motion」という新作を発表したばかりという事からもお分かりいただけると思いますが、4月はその制作と完成に費やす必要があり、今回のRAURAのプロジェクションマッピング制作に純粋に関われるのはゴールデンウイーク開けてからの3週間というタイトスケジュール。しかも本来はスイッチが得意とするセンサ等を応用したインタラクティブコンテンツとマッピング技術によるコンテンツを提案していたのですが、会場の制限によりそれがNGとなり、スイッチで経験のない純粋な映像コンテンツのプロジェクションマッピングという初めての挑戦となりました。
とにかくまずは音楽を準備し、それに合わせた映像の演出を考える。そしてそれらは2台のプロジェクタから送出され、壁面と天上面に投射されるというところまで決めて、あとは画角の調整、壁面の特徴に合わせたマッピングスケールなどをマスキングして制作していくという流れです。そして準備した音楽がなんと16分もあってこれが大変・・1分作るのに何日もかかるのに16分って(汗)という事で連日スイッチメンバーはアトリエに籠もりながら制作地獄、写真は午前2時ころの様子だったりします(笑)それでも完成させるためメンバーは毎日毎夜頑張ってくれました!本当に良い作品を作るというのは大変な努力が必要だと言う事ですね、スケジュールにも無理がありましたが、やると言った以上は完成させる!を目標に気合の2週間でした!(あ、気合以外にも別件の制作が並行していたのでレッドブルが大量に投入されてたけど 笑)
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