2015年に向けて! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
3月21日、連休初日に「春のキャンパス見学会」が名古屋造形大学で行なわれました、2014年度入学を直近に控えていますが、なんとはやくも2015年度入学のための入試相談のスタートです!
朝10時からの相談会は、開場と同時に多くの受験生達でにぎわいました、ほとんどがこの春から新3年生になる高校生、入試はまだまだ先ですが早くも大学選びがスタートしているんですね、色々な大学を見学したりしながら自分にあった大学が見つかると良いですね!
デジタルメディアデザインコースのブースも途切れる事なく相談に来てくれていました、だいたい1回に2〜3人同時にという具合、多い時は5〜6人を対応するという感じでした、デジタルメディアデザインコースを考えてくれている高校生の特徴として、アニメーションコースやイラストレーションコース、グラフィックデザインコースと迷ってる感じでした。コースそれぞれ特徴のある違いがあるので、詳しくはまた6月7月のオープンキャンパスに是非来てもらって実感してもらえたらと思います。
今の学生達のポートフォリオ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
僕らのポートフォリオ展みてきました、愛知県立芸術大学、名古屋学芸大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学、静岡文化芸術大学、名古屋市立大学の現役学生達のポートフォリオが展示されるこの展示は、現在の芸大美大の学生達がどのような事を学び、どのような仕事を夢見ているのか垣間みれます。
ぼくの記憶が正しければ、この企画は去年始まったと思うのですが、今年は去年と違うギャラリーで開催されていました。終了間際に行きましたが会場は結構な人でにぎわっていました、学生にとって同世代がどんなポートフィリオ作っているのか?ってやっぱり気になりますよね、就職にも繋がる重要なツールだけに、学生達にとっては興味無いはずが無いですよね。
全体をさっと観た感じですが、ポートフォリオのデザインや構成という事も重要なのでしょうけれど、ぼくが今回気になったのは、学生時代に何をやって来たか?って事でした。なんとなく今のこの地域の芸大美大の学生達がどのような事をやっているのかが分かったのと、今後の課題が見えた気がした展覧会でした。
展示終了ギリギリで名古屋学芸大学の先生と話し込んでたらそのまま搬出に突入してしまい、終了後に記念撮影を撮ってほしいという良くわからない流れになって、なぜか教員2人が撮影(笑)みなさんおつかれさまでした。
プロジェクションマッピング コシ(あさの)@デジタルメディアデザインコース
2月22日、名古屋栄東急インで行われた「短大40年、四大20年 名古屋造形同窓会周年記念パーティー」にて会場の壁面にプロジェクションマッピングを行いました。
16時から搬入を開始し、アルミフレームでプロジェクターの台を組み立て映像の調整をしていきます。今回は1人で搬入搬出作業だったので、開場18時ギリギリまで調整することになってしまいました。プロジェクターを2台使用したため、かなり威圧感のある台になってしまい、来場された方はかなり驚いていました。
パーティーは挨拶、乾杯から始まり交流の時間へ、そして、卒業生で現在アーティストとして活躍されている「原田章生」のライブパフォーマンスで会場は盛り上がりました。ライブパフォーマンス終了後、ステージにて自己紹介と簡単なプロジェクションマッピングの説明をしてスタート。途中、プロジェクターの前を人が通ってしまうというアクシデントが発生してしまいましたが(笑)、映像や機器等の問題は無く、最後に名古屋造形大学のロゴが出現すると、開場は拍手で溢れ、無事終了しました。
壁面の他に、左右にある鏡にも映像を投影することで、より大きな空間での演出を表現することができたと思います。映像自体の制作がギリギリだったので、あまりこった表現をできなかったのが残念ですが、今後の制作で活かしていければ良いなと思いました。
今回のプロジェクションマッピングは映像制作を僕が、制作補助として1年生の池場未有さんが。そして、楽曲の制作として「宵の明治村」や「リトルワールド」の作品でも楽曲を制作してくれた3年の瀧本繭丈さんが携わってくれました。僕たち後輩達のプロジェクションマッピングが先輩方の心のどこかに残れば嬉しいです。ありがとうございました。
※一部映像の差し替えをしてあります。
実演してきました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
バイオメディカルインターフェースワークショップ2日目は午前9時30分からスタート、午前中にはパネルディスカッションも行なわれ、5年目を迎えるにあたってこの会の意義や、これからの5年間のビジョンについてなどの話がされました。ますます医療・工学連携からデザインや芸術学などの異分野連携と異分野交流からうまれる新しい発想と研究の促進、さらに企業を巻き込んだ研究開発などを加速し、新しいイノベーションと医療の発展に貢献していくべくこれからも続けていくというポジティブな話で盛り上がりました。
そしてこの日の夕方にはデジタルメディアデザインコースからデザインやアートという分野として、わたくしたかひこんと4年生の可児君により「メディア表現とインタラクション」というお題で今年1年間研究発表した内容をプレゼンテーションしました。
例年はスライドと説明のみで進めるのですが、今回は具体的なインタラクションを知っていただきたいと思ったので、スイッチで制作した「Motion / Experiment version」のデモ版と、院生の近藤君と可児君によって共同研究開発された「S3D Plus」を持ち込んで実演しました。
「Motion / Experiment version」はKinectセンサーを応用した非接触インターフェースを有している事と、ビジュアルに対して自動生成される音声につて印象の変化を話ました。また「S3D Plus」はLEAP motionを応用した新しい非接触インターフェースの実験と、立体視(3D眼鏡を使うもの)との組み合わせによるコンテンツの提案としてデモを行いました。
いずれも、あくまでメディアアートやメディアデザインの観点から話すという事が大事なのですが、インターフェースを構築する上で重要ないくつかのポイントを説明しながら、こういった技術や表現の組み合わせからうまれるインターフェースの操作感や新しいデバイスとしての可能性を、医療や福祉などに役立てる事が出来るのか?という提案にも繋がって行きます。
この会の特に大きな意義は、医学や工学のエキスパートの先生から意見をいただく事が出来る事と、実際に内蔵外科医の先生にデモを操作してもらい、手術やその他の診断など医療に実際にどう役立つか?という意見をもらえる点です。実はこういったディスカッションを通じてすでに新しい種がうまれていて、具体的になるかどうかは未知数ですが、この日だけでも3〜4件のタイアップオーダーを相談していただきました。もちろんすべてが現実的な話になる訳ではありませんが、こういう切っ掛けがとても大事なんです。
実際このようなやり取りで実現したのが前の記事で紹介した渡邊先生が研究代表者で行なっている「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」で、このバイオメディカルインターフェースワークショップが切っ掛けでうまれた研究なのです。
遠足気分! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「学生主導」を目標に今までと違うやり方を導入するなど、大きく舵を切った今年の卒展ですが、卒展の運営に大きく貢献したのは実は各コースの3年生達でした。そんな3年生を中心に運営に関わった後輩達に卒展から他大学の卒業制作展を観に京都へ行う!という企画が提供されました。
次回の卒展に出展する彼らにとって、自分達の大学の卒展の運営に関わった事はプラスになると思うのですが、”井の中の蛙”ではあまり意味がありませんから、他大学の卒展を実際に視察して参考になる部分は取り入れて行くという姿勢をもってほしいなと思い、バスツアーの企画を立ち上げました。
どの大学の卒業制作展を観に行くかという事を考える上で、東海圏じゃない全然違う場所が良いなと思ったので、今回は関西方面の大学にしました。関西といえば京都はじめ多くの芸大美大がありますよね、それぞれ魅力的ではあるのですが、開催時期とツアー時期で卒業制作展を行なっているところをしぼったところ京都造形芸術大学がちょうど学内で卒業制作展をやっていたので、大学バスをチャーターして総勢約40名!名古屋造形大学のバスを京都造形芸術大学前に横付けするという道場破り的な勢いでいってきました(笑)
参加者は色々なコースから、3年だけじゃなく2年生も多くいて、さらにグラフィックデザインコース、イラストレーションデザインコース、建築デザインコースの研究室職員さん達も参加。大学構内で行なう卒業制作展がどのように運営され展示されているのか?など終始興味津々でした。施設的に規模も違うし、なんだかうらやましい限りですが、作品は全体的にアーティスティックな表現が多いのが特徴かな?と思いました、学部生のレベルはそれほどどこも変わらない感じはするものの、美術館でやる展示とはまたおもむきが違っていて、大学見学をかねて観れるのは良いですよね。東京方面でも多摩美術大学や武蔵野美術大学、東京造形大学なども卒業制作展は学内で行なわれていますよね、名古屋造形も県立美術館での展示とは別に、学内全体を展示会場にして普段つかっているアトリエとかを利用した大規模な展示を行なっても面白そうだなと思いました。
搬出が終わるまでが展示 たかひん@デジタルメディアデザインコース
卒展が無事終了しましたが、展示が終わればもちろん搬出の作業があります、搬入と違って搬出は作業時間が短いのが特徴ですが、展示終了からの搬出作業というのは結構疲れますね・・・展示が終わってからの搬出作業ってあまりトピックにあがりにくいですが、ギャラリーを空にして作品や機材を大学に戻すまでが展示!ということで、展示終了後の搬出の様子です。
天吊りのプロジェクターなどを外す高所作業や、展示台の梱包、それに荷物の集荷トラックによって分別する作業など、結構色々な作業があるもので、搬出もそれなりに経験値と技術が要るものなんです。今回は自前で展示用の壁を2セット建てていた事もあって、そのばらしと運搬など、大きな物もありましたから、それなりに手際良い作業が要求されます。
デジタルメディアデザインコースでは各種展示において展示計画から運営、それに搬入出の作業も基本学生達が計画して運用します。そのためこういう作業は全体的に慣れているのと、後輩達が手伝いに入る事もよく見る光景で、先輩の手伝いをする後輩達はこういう経験をへてノウハウを学び、またその後輩に受け継がれるという流れがあります。そんなデジタルメディアデザインコースの伝統?的な流れを経験している彼らの作業は比較的手際がよくて、今回の卒展の搬出も、物の多さの割に約2時間で撤収を完了させていました。
さて卒展も終了し、4年生はあと卒業式を残すのみとなりましたね!学生生活も残すところ1ヶ月を切ろうとしています。
たくさんの方に来ていただきました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「第21回名古屋造形大学卒展/第10回大学院修了展」無事に終了いたしました、来てくださった皆様ありがとうございました!今年のデジタルメディアデザインコースの展示は一つの部屋にまとまった事もあって分かりやすいレイアウトになっていたかなと思います、来てくださった方々からもおおむね好評をいただきました。
特に特徴的なのは”参加型”の作品が多い事かと思いますが、触れてみたり、体験してみたり、で新しい気付きや発見などがあれば幸いです、インタラクティブな作品はとにかく触って楽しんでみる事が大事かなと思います、もちろん作品としての社会性やデザインとしての利便性や提案性もとても重要な事だと思うのですが、まだまだこのジャンルに対するコースの対応は未熟です、ですのでなかなか完璧な作品というのが出にくいですが、とにかく楽しんでもらえる、発見につながる、驚きや高揚感などを、まずは提供できたなら成功かなと思います。
これからもさらに高みをめざし、学生達とともに先端を目指して行けるコースでありたいと思います。最終日は土日という事もあり、やはり恒例の卒業生達がわんさか来てくれるというのも今年も健在でした、たくさんの卒業生達が後輩の作品を観に来てくれるというのも嬉しい事ですね。最終日はそんな卒業生達の訪問もあいまって、会場は終始多くの方でにぎわっていました。最後に、展示にきてくださったすべての皆様、ありがとうございました。
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