夏休みのオープンキャンパス たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月7日(金)夏のオープンキャンパスが開催されました、受験生の多くは高校生なのでもう夏休みですね〜、そんな休みに入った高校生達に来てもらえたらとデジタルメディアデザインコースでは今回も数多くのワークショップや体験コーナーを設けました。
今回の夏から同朋高校の学生さんたちに行なったデジタルサイネージのワークショップも追加。不動の人気の液晶ペンタブレット体験から、サウンドワークショップ、コマ撮りアニメーション制作、プログラム体験、ゲーム制作体験や3DCG体験、プロジェクションマッピング制作など、いろいろな事を試してもらえるのがデジタルメディアデザインコースの特徴です。
夏オープンキャンパスのもうひとつのトピックとしてはAO入試のエントリーがその場で出来るという事、そろそろ受験対策も本格化し入試時期に突入していく訳ですが、一番早い入試が8月末に行なわれるAO入試になります!すでにAO入試のエントリーが始まっていますので、AOを考えている受験生はこのタイミングで大学のアドバイスを受けながらエントリー出来るんですよね、情報によると多くの方がエントリーされたとか。
レクチャー たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月2日(日)宵の明治村2日目、プロジェクションマッピングを行なうためにはあたりまえですが現地で設営や運用するスタッフが必要です、今回のプロジェクションマッピングプロジェクトには例年と違って多くの参加志願があり総勢30名にもなります、しかしながら2年1年が多く実際の制作では残念ながらそのほとんどがアシスタントとしての参加となりました。というのも実際の映像制作にはそれなりの技術力が必要です、ゼミ生である4年3年や去年のプロジェクションマッピング経験者ならともかく、未経験でかつソフトウエアの使い方もままならない2年1年にとっては少し敷居の高い作業が多く、納期までに確実に作り上げるため制作に携わる時間的な束縛もなかなか出来ないのが現実です。
ということで、実写映像パート、アニメーションパート、3DCGパートともに、数少ない4年3年のメンバーがそのほとんどを制作していますが、2年1年にもプロジェクションマッピングを運営する過程を経験してもらう事が大事です。映像制作以外にも現場での運営も大事な事なので、この日は開始前に2年1年に現場での設営と運営のレクチャーを行いました。
主に監督である3年の松本さんと水野君が中心となり、現場の機材配置や配線の説明、それに毎回のセッティングを説明してました。プロジェクションマッピングは野外で行ないますが、それらに使う機材のほとんどが野外用に設計されたものではありません、マッピングの根幹であるプロジェクターはもちろん、利用するPCやケーブルの接続部分などは必ず防水対策などが必要になります。極力現地セッティングを少なくするために常時敷設しておきたいのですが、それらの運営は結構大変、今回はそういった部分も知ってもらうため、全員でぞろぞろと会場を徘徊してレクチャーしていました。そして自然との戦いは何も天災だけじゃないんですよね、野生動物も結構厄介、とくにカラス・・・毎回ケーブルの養生や櫓の防水ビニールなどを破かれます、今年も2日目にしてすでにケーブル養生をつつかれました、これ食べ物にみえるんでしょうかね?(焼き芋っぽいけれど)
実はプロジェクター台の櫓をトタンでしっかりしたものにしたのは防雨だけじゃなくカラスなどの動物対策でもあったのです、ケーブルもこのままだとつつかれるという事で、この後対策しました、いやはやイベントを運営するというのは大変です・・・ということで2日目も無事上映。1ヶ月間という長丁場の会期、順調にトラブルなく運営できると良いなと思います。
ついに搬入! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月31日(金)明治村で「宵街映写」の搬入を行いました。例年この時期は猛暑、そして今年も猛暑!明治村のある犬山市からほど近い多治見市では38度を超えたとか・・・いやはや暑いですね。
毎年搬入はプロジェクトメンバー総出で行なっているのですが、今年は映像制作メンバーは大学で引き続き作業となりました、本番を明日に控えてまだカンパケまで上がってない状況が続いていたため、現場搬入チームと映像制作チームに別れての作業です。ですのでちょっと搬入の記録(写真)があまり無いのが寂しいですが、とにかく今年の「宵街映写」プロジェクションマッピングの制作はいろいろとギリギリな感じでした。
もちろん去年と違う新しい事もとりいれて行かなければならないし、去年できなかった事に挑戦もしていますから、それなりにコンテンツはまた去年と違って進化してる部分も多々あります、そういう事への挑戦も含めてやはり全体的に時間が厳しかったですね、メンバー全員へとへとな毎日ですが、もうひと頑張り!とりあえず、搬入をなんとか済ませ、映像制作チームも合流して夜の7時過ぎにプレス上映を行なう事ができました。
時間との戦いだ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
宵の明治村「宵街映写」にむけたプロジェクションマッピング制作メンバーは毎日毎晩時間に追われて制作しています。今年は去年の経験者がほとんどいなく新たに参加したメンバーで構成されているという事もあって経験不足から全体的に遅れが生じてしまいました・・・大きな構成としては実写、平面、3DCGの3つに別れているのですが3DCGがもっとも遅れており傍観している訳にいかなくなりました(苦笑)
ということで、わたくしたかひこんも急遽制作メンバーに加わり現段階のプロットをCGに起こす作業を手伝う事に。全体的に3DCGはなかなか思ったように制作出来ない感じで、特に去年制作に携わった先輩達が今年はメンバーにいない事から、去年のノウハウをうまく引き継ぐ事ができず手探り状態が長く続いている状況でした。こうなってくるととにかく時間との戦い・・・ということで、やりきるためにまず自分の制作場所を改造!で、モニターだらけとなりました(笑)
3DCGもいろいろなソフトがあって、どのソフトが使えるか?で業界での活用方法も大きく変わってきます、主に業界で使われるソフトを覚えて行くのが近道ではあるのですが、もう背に腹は変えられない!使えるソフトでなんとかするしかない!ということで僕が使える3DCGソフトがLightWaveなので、ほとんどをLightWaveで組み立てました(笑)
あ、ちなみに授業でLightWaveは使ってません・・・まぁなんにせよ完成すればOKなのよ!Mayaや3ds Maxを覚えたい学生達を尻目に、ソフトを覚えるとかそんな悠長な事言ってられんでしょ!勉強しながら・・・・とかそんなのは要らないです!って事で独断と偏見でLightWaveで行きます!
アナログ作業こそ必須! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月24日(金)、炎天下のなかキャンパスでは明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」のためのプロジェクター用台座の櫓をマピングチームが制作していました!去年は連日雨に泣かされ、プロジェクターはじめ機材を濡らさないようにどう設営するのかが課題でした。一応毎年雨天の事を考えて設営をしているのですが、去年は最終日の突然の豪雨で機材を水没させるという事故まで起こしました・・・・
ということで、プロジェクター設営のための櫓をマッピングチーム監督の水野君に設計してもらいました。今までの経験から問題だった事を彼に伝えた結果、しっかりした屋根や風防をつけるべきですね!という事で、櫓の基礎となるアルミフレームの上に立派な屋根をつける事となりました!
屋根は木造で、透明なポリカーボネートのトタンを使ったものとなりましたが、毎年木造部分は雨や夏の湿度で痛みが激しく使い捨てとなっていたので、防腐を兼ねて今年はちゃんと塗装する事にしたそうです、ということでほんと暑いなか大変そうでしたが塗料を使うという事で炎天下での作業となったようです。デジタルメディアデザインコースという名前ですが、展示やイベントにはアナログ作業こそ実は必須ですよね!
時間が迫る! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
同朋高校(普通科)の特別授業を終えた夕方、わたくしたかひこんは投影テストが行なわれている明治村へ向かいました。プロジェクションマッピングの本番まで10日を切っていって制作の遅れが日々緊張感をあおる感じです・・・この日は投影テストの前に撮り残していたシーンをいくつか撮影するというスケジュールで動いていたようですが、明治村に向かっている途中に空撮用ドローンのメモリカードが認識しないという機材トラブルという電話が・・・急いでる時に限ってこういう事って起るんですよね、慌てて大学にメモリカードを取りに帰るという時間ロス・・・空撮はお客さんのいない閉園後に行なうのですが、日が沈む前の限られた時間で撮影しなければならないのでトラブルはできるだけ避けたいものですね。
と、いうことで聖ザビエル天主堂前が少し出てくる最終シーンの撮影はなんとか日没ギリギリで終える事ができました。そしてその後の投影実験もなんとかクリア、いやはやドタバタで大変ですね。
デジタルサイネージを作ってみた たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月21日(火)同朋高校普通科の33名の生徒さんを招き、デジタルメディアデザインコースによる特別授業を開講しました。この後27日には商業科の皆さんが同じプログラムに参加する事もあって、とにかくデジタルメディアデザインコースで学べる事、出来る事を知ってもらうと同時に、コースの事だけではなくデザインの今の流れや、高校生の皆さんが将来デザインの仕事やデザイナーを目指すという事を想定して、少し未来のデザインの仕事を経験してもらおうと思い、今年導入したデジタルサイネージパネルを使ったモーションポスターの制作体験を用意しました。
公共の場にあるポスターや案内パネルなど広告などのグラフィックデザインが最近液晶パネルを利用したデジタルサイネージへ変わりつつあります、特に駅などへの導入が目立ちますが、今では飲料の自動販売機までもデジタルサイネージへと変わってきています、そんななかグラフィックデザインの仕事も動的な表現のもの、つまり動画が増えてきています。ポスターもモーションポスターリリースなんていう記事もみかけるくらいになりました。そこで、今回の特別授業では、HDサイズのデジタルサイネージを想定したモーションポスターやモーショングラフィックスの制作体験をしてもらう事にしました。
主に使用するソフトはAdobe社のAfter Effects(アフターエフェクト)というソフト、もちろん高校生の皆さんの大半が初めてのソフトだろうという事もあって、デジタルメディアデザインコースのゼミ生にスタッフとして入ってもらいました。特別授業は朝の10時から午後4時までと1日時間があったのですが、ほとんどが未経験者で、かつ15秒のサイネージ用の映像を制作するとなるとやはり時間的に難しいので、今回はあらかじめ素材を全て準備しました。操作する基本的な部分のレクチャーののち、トランスフォームやエフェクトといった部分のみに集中して操作する事でとりあえず作れるようにしたのと、高校生2人にたいしてコースの学生1名がつくように体制を組み立てました。
少し時間がなくてドタバタとした段取りで進みましたが、サポートに入った学生達の手際もよくて、参加した高校生33名全員が時間までに作品を完成する事ができました!最後に全員で完成した作品の鑑賞会を行ないました。こういう授業を体験する事で少しでもデザインに興味もってくれたらと思います、あ、さらにデジタルメディアデザインコースにも興味もってもらえると嬉しいですね!
← Previous Page — Next Page →