そろそろ慣れてきた たかひこん@デジタルメディアデザインコース
新緑の季節になりましたね、キャンパスの緑も新芽が芽吹いて凄く鮮やかな緑であふれています。そしてそろそろ新学期にも慣れて来たところかなと思います。今日は2年生の授業と1年生の授業の様子をお届けします。
2年生アトリエ・授業風景 2年生アトリエ・授業風景2年生はアニメーション基礎の授業、この日は絵コンテの書方のレクチャーでした、名古屋造形大学にはアニメーションコースがあるので本格的にアニメーションを制作するという事ではなく、アニメーションを制作する手順をおいかけながら、コンテンツの設計や手順をトレースし、そんな中からロジカルに物事を組み立てて行く訓練を行っています。絵コンテが描けるようになると動きや内容を分かりやすく第三者に説明する事が出来るようになります、そういう意味で実はアニメーション制作を経験する事で特に時間軸に沿ったコンテンツを設計するのに役立ちます、もちろん今後3DCGやPVといった映像コンテンツにアニメーション技術は欠かせません、なのでこの授業はデジタルメディアデザインコースには必須なのです。ちょうど今はフィンランドからの留学生が受講していて、中国、韓国、フィンランドの学生が同じアトリエで製作中、なにげに国際的。
1年生アトリエ・授業風景 1年生アトリエ・授業風景1年生は「デザイン」をロジカルに捉えようという感じの授業を行なっています、今はちょうどデザインについてざっくりと話しているところ、たとえばインタラクティブコンテンツやインターフェース設計、GUIやNUI、それにアフォーダンスといったデザインを捉えるのに必要な単語や概念をまずは知ってもらうというところから初めています、この日はいくつかのキーワードについて、自分で調べてレポートを作成してもらっていました。自ら調べて、それが何かを自分なりに理解を深め、それを分かるように文章化するという訓練も兼ねています。とりあえず何でも貪欲になる事がデザインを学ぶ上での第一歩だと思うので、いろいろな事に興味を持って、知りたがる、調べる、まとめる、を日頃から実践して出来るようになってくれればなと思います
。恒例の たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今年もデジタルメディアデザインコース1年生恒例の最初の授業「他者紹介」のプレゼンテーションが行なわれました。ペアになった友人をみんなに紹介するこの授業は、まず最初に縁で一緒になった友人の事をよく調べ、コミュニケーションをとり、そしてそれをまとめてクラスメイト全員に紹介(プレゼンテーション)するという3日間の行程で行います、そして3日目のこの日は発表の日でした。
4年3年のゼミ生が聴講するなか、少し緊張した面持ちで発表開始、ところどころ笑いの起こる事もありましたが、全体的に今年もまじめな印象、紹介する内容も好きな食べ物や趣味といった感じで、結構定型的な感じかな?って思いましたが、全員3分以内にきっちりおさめてくる感じはなかなかすばらしいですね、時間配分をよく練習してたのかなという感じでした。
いよいよ来週からグラフィックデザイン基礎の実習がスタートです、基礎をしっかりと学んで欲しと思います!
後期もあと少し たかひこん@デジタルメディアデザインコース
後期授業も今週で終了となり残すところあと少し、課題やテストなどで学生達はそれなりに忙しい時期かもしれませんが、これが終われば春休みに突入。先週に終了した授業もいくつかあって、2年生のポートフォリオ制作も完成したポートフォリオを提出して後期完了しました、あとは成績を待つだけ。
ポートフォリオ制作はAdobeのインデザインというソフトを扱うという事を含めたページ物の編集を一通りやってみるという授業、色々なソフトウエアがあるなかで、適材適所使いこなさないといけないのが今のデザインの仕事の流れ、覚えなきゃいけないソフトもたくさんあるので、学生達は大変ですね、でもこれが現在のデジタル環境で制作するスタイルなので、まずは使って慣れて行く事が大切かなと思います。
紙面デザインという面でいうとまだまだ甘いですが、とりあえずこの経験から将来実際に使うポートフォリオ編集やページ物の制作、紙メディアのデザインなどの制作に関わる事になった時にさらに高みへと昇華してもらえたらと思います。
バスに乗って2 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「文化庁メディア芸術祭 愛知展」6日目、この日は1年に引き続き2年生全員がバスツアーで展覧会を観に来ました、もちろん3年4年のゼミ生も便乗可ということで何名かのゼミ生達の姿もちらほら、さらに留学生の2人も参加してました。
メディア芸術祭と言っても芸術作品ばかりではなくデザインやアニメーション、マンガ、ゲームなど多種多様なメディア表現を対象としている文化庁メディア芸術祭ならではのバリエーションで、様々な今のメディア表現の可能性を垣間みれます、2月には第17回文化庁メディア芸術祭の受賞作品展が東京で開催されますので、それこそ今現在進行形のメディア芸術や表現、エンターテイメントといった作品群を観る事が出来ると思います、ここ愛知で開催された「文化庁メディア芸術祭 愛知展」を切っ掛けに学生達にも是非興味持ってもらえたらと思っています。
愛知関連企画の展示では自動土下座珈琲がやっぱり学生達に人気(笑)みんなプライドなんて全然ありません、珈琲の為なら土下座なんてへっちゃらさって勢い、フィンランドから留学しているインガさんは、珈琲のみた〜い! 土下座した〜い! って言って土下座してました、異文化交流ですかね・・・ま、いっか。
「文化庁メディア芸術祭 愛知展」は連休の1月13日まで開催しています、是非ご来場ください。
[会期] 2014年 1月5日(日)〜 1月13日(月)
[場所] 愛・地球博記念公園 地球市民交流センター(入場無料)
[時間] 10:00 〜 18:00(最終日は17:00まで)
[主催] 文化庁
[公式Webページ] http://www.mediaarts-aichi.jp/
ちゃんと授業やってます たかひこん@デジタルメディアデザインコース
展覧会やイベントに向けた制作や展示の記事が多かったブログですが、もちろんちゃんと授業も行なっています(あたりまえか・・)年明けて後期授業もいよいよ大詰め、この時期は各授業の課題提出が近づくので学生達はそれぞれ忙しくなりはじめるのですが、それぞれ学年によってカリキュラムが違うのでおかれている状況も様々です。
今日は1年生の授業を少し取材に行ってみました、1年生は1年間かけてグラフィックデザインから写真、web、サウンド、映像、CGなどメディアデザインに関わる基礎授業で構成されていますが、後期後半のこの時期はちょうど映像と3DCGがメインとなっていて、毎週月曜から水曜までの3日間は映像基礎、そして木曜日が岩田先生による3DCG基礎となります。
3DCGはソフトウエア的にも知識的にも少し敷居の高いジャンルになるのでコースの全員が将来この世界のプロフェッショナルになるかというとそういう訳ではありませんし、どちらかというと複雑が故に3DCGをメインで活動して行くという学生は少数派です。ですがゲームや映像、それに最近流行のプロジェクションマッピングなどでは欠かせない技術でもあるので、とりあえず3DCGってどんなものか?というのを体験してもらう事から始め、そこから各自必要かどうかを判断して行くという事になるかなと考えています。
授業では複雑なソフトですが岩田先生が丁寧に学生を指導してくださっています、現在コースでは1年の導入時は主にShade 3Dというソフトを使っていますが、実際3DCGの世界ではプロフェッショナルがよく使う3ds MaxやMayaなど様々なソフトウエアがあって、適材適所で使い方や使うソフトが違います、例えば授業ではSculptrisというソフトでモデルを作ってShade 3Dでアニメーションをつけるなど複合的な扱いも行なっていて、最近はShade 3Dに変わるソフトとしてBlenderなども実験的に授業に投入しています。
ちなみに以前ご紹介したプロジェクションマッピングの制作にはLightWave 3DというソフトとMODOというソフトを使いました。実際どのソフトが最適なのか?と言われるとなかなか趣味や使い勝手などもあってこれと言うのは難しいのですが、昨今のコンテンツの行方やプロジェクションマッピングやデジタルサイネージなどの新しい概念の広告やデザイン、さらにアニメーション制作に3DCGは欠かせない存在と言えるとともに、3Dプリンターの普及とともに3Dモデルデータを扱える事などを考えると、近々また3DCGが再燃する傾向にあるように思います、そういう意味で1年生で3DCGに触れておく授業は実は結構重要なのです。
バスに乗って たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「文化庁メディア芸術祭 愛知展」4日目、この日はあいにくの雨。平日はさすがにちょっとお客さんが少ない感じですが、デジタルメディアデザインコースではこの日、大学からバスを出してコースの1年生全員で展覧会を観るツアーを授業として行ないました。
ここ愛知県で歴代の文化庁メディア芸術祭の受賞作品などが並ぶ数少ない機会ですから、是非デジタルメディアデザインコースの学生達には観てほしい展示です、が、しかし、なかなかそうは言っても観に行かないというのが学生達・・・そこであえてもう強制で行くという事にしてしまいました(笑)特にこれからメディアデザインを背負う若い1年や2年には次世代を担っていくという事もあって、この機会を逃す手はありません、いろいろと体験して観て触れてほしいですし、いずれは観覧者としてではなく出展者として名を連ねるようになってもらえたらと思います!
金曜日は2年生全員がバスで参加予定です、文化庁メディア芸術祭はアート作品からゲームやアニメ、マンガといった現代の若者達のカルチャーそのものも取りあげられていますし、それらがさらに複合して新たな領域やコンテンツがこれからもどんどん産まれてくると思います、そんな中で彼らが最前線で活躍するためにも、いろいろな作品を観ておく事が大切だと思います。(写真提供・浅野博善)
7月22日 全日 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
22日にゼミ生達の研究に対する中間審査が行われました、例年だと夏休み明けの9月なのですが、今年は7月に早めて途中経過の報告と夏休みを無駄にしないための対策としました。毎年この審査は専任教員と非常勤の先生方何名かとで評価します、教員は5から1の点数番号札を持っていて、研究内容のプレゼンテーションについて、作業の進行状況やテーマにそった内容になってきているか?などなど様々な切り口から総合的に判断して点数を出します、なので学生達にとってはちょっとした恐怖ですよね・・・
4年生は卒業制作、3年生は進級制作となる研究や作品の発表となりますが、4年3年あわせると総勢50名を超えます・・グループでの研究を今年から取り入れているので、幾人かはグループに別れてはいるものの、個人で研究や制作をしている学生が大半なので、案件数は40ほど。朝の9時20分から開始しして順調にいっても夕方までかかるスケジュール、人数が多いので発表は3分きっかりでオーバーする場合は容赦なく切るようにしてましたが、それでも質疑応答等があって結局全員終了したのは午後7時30分でした・・・いやぁゼミ生のみなさんお疲れ様でした。
ということで質疑応答で質問や指摘、改善点など様々出ましたので、それをふまえて夏休みは研究と制作に没頭できますね!休みを無駄にしないためにも有意義に時間を使ってください!
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