写真は1月15日の2年生の授業の様子です。年始早々ですが大学はこの辺で後期授業が終了し、補講期間とテスト期間へ突入、2月初旬には春休みになるというスケジュールです。
授業終了という事で、あちこちの授業で講評会が行なわれていました、写真の授業はArduinoを使った簡単なインタラクティブコンテンツを作る課題の合評の様子です。その他にも、映像の授業の課題発表やプログラム基礎の課題発表などが同じ時期に各アトリエで行なわれていました。
11月25日(金)デジタルメディアデザイン展まで10日を切り、各アトリエは制作に追われています。制作は作品だけでなく展示するための展示台も作るので、木工作業や壁紙貼りなんていう作業もそれぞれでやります。また展示のプロモーション用のダイレクトメールなどの送付も学生達で運営していて、制作以外の仕事も分担してやっています。
泊まり込みの作業もあったりと、なかなかみんなハードワークをこなしています。それぞれ納得いく作品に仕上がるといいですね!各アトリエの作業を動画に撮ってみたので、それもアップしておきます!
1年生のマーケティングの授業風景です。
課題は飲料をデジタルメディアデザインコースの4年3年に売り込むためにマーケティングし商品をプロモーションするという内容。1年生にとって先輩達はどのように見えているのでしょうね? 噂によると「日々疲れている」というイメージだそうです(笑)4年3年ってそんなに大変な毎日を過ごしていますかね?
数名の4年生がプレゼンテーションの聞き手として参加していたみたいですが、さて、肝心の飲料を買う気になったのでしょうか?欲しいと言わせればマーケティングリサーチとプロモーションの成功ですね。
デザインは表面を飾る事ではないですよね、そして商品を売るという事はマーケットに対してどう売り込むか?という事が大事、マーケティングデータとプロモーションは密接に関わってきます。そしてそれを形にしてよりユーザーに好感度を与える、買ってもらう、使ってもらう、良いと思ってもらう、にはどうすべきか?を考える力はデザイナーにとっても必要なスキルですね。
今年のデジタルメディアデザイン展のビジュアルデザインをコース内コンペ形式で決めました。デジタルメディアデザインコースは毎年様々な展示やイベントを行いますが、その都度必要な広報ツールとなるビジュアルイメージやデザインをコースの学生達で制作しています。
今年はデジタルメディアデザインコース展のメインビジュアルのコンペにむけて1年生の授業課題として始めて設定してみました。ですので例年よりもコンペに提出されたビジュアル案が多いのが特徴です。もちろん3年や4年からの応募もあり、数にして30以上の案が出そろいました。1年生の案は課題という事もあって、出来にそれぞれ良し悪しもありますが、実際に使う事を前提にしているので授業では草案でいちどディスカッションを行ったりと、何度かのリテイクを行なって出来るだクオリティを保てるようにすすめました。
投票は結構接戦で結果としてバラけた感じでしたが、おおよそ集中した5案ほどから最終決戦となり、見事今年のビジュアルに選ばれたのは課題で制作した1年生の原さんの案となりました!数があったとは言え4年や3年からではなく1年生の案が採用されたのは結構嬉しいですね。この調子で先輩達を押しのけて1年生からも遠慮せず攻めの姿勢で突き進んで行ってもらいたいと思います!
10月13日(木)1年生の授業の様子です。この授業では12月に開催予定のコース展「Digital Media Design Exhibition 2016」(ジタルメディアデザイン展)で使うビジュアルイメージ案の制作を行なっています。
毎年展覧会ビジュアルは学生から案がだされ、それを使うようにしていますが、今年は1年生の授業の課題に組み込んでみました。デジタルメディアデザインコースでは様々な基礎授業を1年2年で受ける事になりますが、グラフィックデザインの基礎も技術として必要になります。1年生の前期に岡田先生によるグラフィックデザイン基礎を受けているので、この授業では紙面デザインや印刷に関わる基礎的な部分の復習を兼ねた課題として位置づけました。
この日はとりあえず2週かけて具現化してきた案を一旦印刷し、全員の案を並べ、それぞれの問題点などを俯瞰してみました。特に必要な情報の入れ方や編集の仕方、つまり文字組みに関してはかなりいい加減で観るに耐えかねる部分もあり(笑)その辺りを気をつけて次週までに再編集してくるという事になりました。この講評会では4年や3年も参加してくれて、いろいろアドバイスしてくれていました、まだまだ未熟な部分が多いですが1年生からしっかりしたビジュアルイメージや紙面デザインを作れるようになってくれたらと思っています。
7月も末にむかって授業もそろそろ終了です、写真は杉浦先生担当の2年生のアニメーション課題の最終合評の様子と、ペルティエ先生担当の1年生のWeb技術基礎の最終合評の様子です。
デジタルメディアデザインコースでは1年2年ともに基礎授業を行い3年4年からのゼミに備えます。ICTによって世の中のデザインは大きく変わっています、もちろん社会の構造も常に変化していますから、授業もしかるべき変化に合わせて常に変化していて、1年2年の基礎授業もここ何年かでいろいろと変えてきました。現在は従来のデザインの基礎や写真をはじめWebや映像・アニメーション、それにプログラミングなどの技術授業と、デザインの思考やディスカッションを中心にした演習授業などを組み合わせた授業を展開しています。
6月17日(金)2年生の授業の様子です。ファブラボ等を日常的に利用されている方も多いかと思いますが、レーザーカッターなどの工作機器を使った制作も一般的になってきていますので、授業ではそういった工作機器でどんな事が出来るのかを知ってもらうためレーザーカッティングの授業を2年生でとりいれています。
課題は「プレゼント」をテーマにした紙で組み立てるパッケージを作るというシンプルなもので、Illustratorで展開図を引いてそれをレーザーカット用のデータに仕上げて切断するという具合です。
レーザーカッターで扱うデータはデザイン関係で学んできた学生にとっては慣れ親しんだIllustratorで作れるので、そんなに難しく考えなくても制作できます。とはいえイラストを描くのとは違って寸法や数字入力など若干図面を引く特殊な使い方をしますので、Illustratorの使い方に少しノウハウがあって、むしろそのちょっと違う使い方を覚えてもらう事が大事かとも思います。
展開図をうまく書けないと、切断しても組み立てられないなんて事になりますから簡単な計算や組み上がった事を想像できる力もちょっと必要になりますね、切断してはいけない所が切れてたりと不備のあるデータを持込む学生もいて、バラバラになったなんて事もあったりしますが(笑)そこはご愛嬌ですね、まぁやってみて失敗する事も大事です、出来上がった課題作品はまたオープンキャンパスで紹介しようかと思います。
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