6月28日(火)Prologue -prototype exhibitionにてゲームデザインゼミ、コミックイラストレーションゼミの発表が行なわれました。今年からスタートしたイラストレーションデザインコース、マンガコース、デジタルメディアデザインコース3コース共通のコミックイラストレーションゼミのゼミ生(デジタルメディアデザインコース在籍者のみ)もプロローグ展にて展示と発表を行います。
ゲームデザインゼミの発表の多くはゲームの開発となっていますが、ゲームも今やあたりまえの存在となり世界中で数多くのゲームがリリースされています。様々なジャンルこそありますが、様々な既存のゲームが存在する中からオリジナル性や新規性を提案するのはやはりハードルが高いですね、おおむね発表の内容で制作・研究を進める事にはなりましたが、どういった所が新しいのか?や、どういったところが既存と違うポイントなのか?という質問が結構あったように思います。ゲーム自体を作る事も、プログラミングをはじめたくさんの作業がありますから、さらにオリジナリティなどを追求していくとなると結構大変ですね、ゼミ生達の苦労の一旦がみえる感じでした。
コミックイラストレーションゼミからは、イラストレーションの可能性を各自がどう捉えるかという感じでした、例えば人を描くための教育ツールだとか、背景表現に特化した研究とかなどです。コミックイラストレーションゼミは今年からスタートしたばかりで、まだ3年のみの在籍ですから少し手探りな部分もありますが、まずはゼミ生自身が”描く”という事で何ができるか?を考えるという感じでした。出だしという事もあるのでゼミの今後の流れもこれから作り上げていく感じですね、コミックイラストレーションゼミには液晶ペンタブレット等のデジタルワークフローに特化した機材を導入していますので、これからの”描く”をいろいろと追求してくれたらと思います。
6月27日(月)展示内容を金曜日の夕方に入れ替えPrologue -prototype exhibitionも2週目となりました、この日は映像デザインゼミの発表が行なわれました。ゼミ担当の池田先生も参加しての発表です。
映像デザインゼミの今年の発表は主にカメラを使った映像とカメラを使わないアニメーションの大きく2つのカテゴリに別れている感じです。アニメーションは主に手描きのものが多く、オーソドックスな作り方を基本としている内容が多いですが、そのぶん枚数を描く必要があるので工数が多いのが特徴です。1人で提案している研究内容が多いのですが、時間と工数を考えるとグループ制作や後輩などのアシスタントを組み込んでいくほうが現実的という意見も幾つかでており、コースとしても制作体制をどうするかが課題となりました。
アニメーションに限らず内容によっては肥大化する作業量に対して限られた1年間という時間で研究や制作を遂行するには、やはり1人だけで全てをこなすと言うのは現実的ではない事も多々あります、1年生や2年生がゼミ生の研究がどんなものかを知るという事もふまえれば、授業外の時間を利用した後輩達のアシストという考え方も必要なのかもしれませんね。
実写映像の提案は、ストーリーのあるものが主でしたが、今年度導入したronin-Mを組み込んだ撮影を実験的に導入していく提案もされ、機材導したからこそ出来る表現の可能性をコンテンツに落とし込んでいくというのは良い事だと思いました。4Kの本格的なカメラも導入したので、そちらも合わせて撮影等で使ってもらえたらと思います。そして実写映像のロケこそ1人では出来ないので、先のアニメーションと同じくアシスタントなどを抱えて数人で進める必要がありますね、大変な作業が多い映像分野ですが完成目指して頑張って欲しいと思います。
6月24日(木)Prologue -prototype exhibitionにてWebデザインゼミ、インターフェースゼミの発表が行なわれました。今年度からWebデザインゼミを担当しているのはデジタルメディアデザインコース卒業の加治屋先生、現在東京の企業でWeb関連の仕事をされていて、Web以外にもサイネージやインタラクティブな広告などを手がけていて、現役のデザイナーとして現場で働きながら週1回のゼミに来ていただいています。
Webデザインゼミでは表層的なグラフィックデザインをやるだけではなく、コーディングはもちろんサーバーサイドやアプリ開発などネットワークを応用したコンテンツ全般に関わる提案がされています、ゼミタイトルをネットワークデザインゼミにした方がしっくりくるかもしれませんね(笑)
Webデザインゼミ、インターフェースデザインゼミともに、ゼミ生それぞれの発表と、担当先生とコース常勤教員による質疑応答が今回も行なわれました、時には厳しい意見も出ますが、研究内容やテーマに対しては今くらいが最終判断の時期なので、それぞれ出た意見などを参考に引き続き研究と制作を続けてください。
6月23日(木)Prologue -prototype exhibitionにて3DCGゼミの発表が行なわれました。Prologue -prototype exhibitionでは各ゼミによる今後の研究内容について、ここ2ヶ月ほど進めてきた制作過程とともにプロトタイプを展示して発表する事になっています、おおよそこの時点で各自が何をテーマに何を研究・制作するかは決まっているのですが、その進行状況や問題点などをこのタイミングではかり、場合によっては再考なってこともあります。
この日は3DCGゼミ担当の岩田先生も参加しての発表となりました、3DCGゼミはおもに3DCG技術を使ったコンテンツの制作や表現方法などを研究題材にする事が多く、わかりやすいのは3DCGを用いた映像制作ですね。ただ3DCGと言ってもいろいろな作業行程があります、モデリングもあればアニメーションもあるし、マテリアルやレンダリングなど表現するコンテンツに合わせてどの技術がどのように必要かは大きく変わってきますのでそれぞれの研究テーマは様々です。
またゲームなどのインタラクティブコンテンツにも3DCGが多様されているようにリアルタイムに動作するものや、最近ではVRやMR,ARといった新たな表現技術やデバイスにも3DCGは欠かせない要素です、おそらく今後かなりの需要を占めてくる3DCG技術ですが、とにもかくにも基本から先端的な応用まで幅広い利用価値があるだけに、やる事や知っておく事、考える事は多岐にわたります、ゼミ生が在籍する2年間では到底足りないほどのボリュームがあるのも3DCGの世界ですが、その限られた時間のなかで自分にとっての3DCGは”ここ”という所を見つけて欲しいなと思います。
6月20日(月)prototype exhibitionの搬入が学内ギャラリーで行なわれていました。第1週は3DCGゼミ・キャラクターデザインゼミ・Webデザインゼミ・インターフェースゼミ・大学院生 の展示です。
この日は搬入でしたが、一部ゼミ生の今週のスケジュールと担当教員のスケジュールの関係で、搬入が終わって早々の午後3時過ぎから2組だけ臨時でゼミプレゼンテーションが行なわれました、ちょっといろいろとタイトなスケジュールになっている事もあって、この他のゼミの発表などもなかなか段取りが難しい状況ですが、とりあえずこの2週間の展示はゼミの発表期間となっています。
Prologue -prototype exhibition 開催。
4年3年のゼミ生達の本年度研究課題発表のプロトタイプ展示を行ないます。
期間は2016年6月2o日〜24日が第1週、6月27日〜7月1日が第2週となります。
「Prologue – prototype exhibition」(プロローグ、プロトタイプ展)は前回のPrologue – Poster sessionの内容に対して、実際に研究するにあたってそれが可能かどうかを検証するプロトタイプをギャラリーで展示するというものです。
展示期間中に各ゼミでゼミ生による研究内容とプロトタイプの状況、そしてこれからのスケジュールなどの発表があります、質疑応答などふまえて今後の展開を左右する重要な機会になりますので、是非みなさんご覧下さい。
ゼミ発表終了しました たかひこん@デジタルメディアデザイン
5月16日(月)から20日(金)までの間、Prologue – Poster session のポスター展示と各ゼミ生によるゼミ発表を行いました。
各ゼミのゼミ生達が今年の研究内容をポスターを使って発表します、初日の16日は映像ゼミが発表しました、実写映像からアニメーションまでシーケンシャルな映像を中心としたゼミです。17日にはゲームデザインゼミ、インターフェースゼミの発表と続き、20日までにひと通り全員の発表が終了しました。
それぞれ4年生は卒業制作にむけた研究テーマや内容の発表、3年生は最初のゼミで今年1年ないし2年続ける研究テーマや内容を発表します。例年はギャラリー展示で行なっていましたが、今年はスケジュールの関係で「Prologue – Poster session」(プロローグ、ポスターセッション)と「Prologue – prototype exhibition」(プロローグ、プロトタイプ展)の2回に別け、今回のPoster sessionはアトリエでポスターのみの展示とし、ポスターに記載された内容についてプレゼンテーションを行なってもらいました。
大学行事、コース行事、出張、それに1年・2年の授業などがいろいろと重なり、専任教員が全てのゼミの発表をみる事が出来なかったなど若干運営の難しいところがありまして、3DCGゼミの記録写真が無いなど、一部掲載出来てない部分もありますが、とりあえず一旦全員の発表を終え、質疑応答などで出た問題点や修正点などを加味してゼミ生達は今後の研究内容の軌道修正を行なって行く事になります。内容が全く詰められてない発表もちらほらあったので、次回のprototype exhibitionでは具体的な報告がある事を期待したいですね!
映像デザインゼミ
インターフェースデザインゼミ・ゲームデザインゼミ
コミックイラストレーションゼミ・キャラクターデザインゼミ
Webデザインゼミ・コミュニケーションデザインゼミ
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