久しぶりの全体プレゼン・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は4年生の卒業制作の中間発表を行いました、例年だと視覚伝達デザインコースやイラストレーションデザインコースと共に、1日かけて大きな規模で中間審査を行っていたのですが、今年は視覚伝達デザインコースが審査方針を変えたので、コース単位で行う事になりました。
あの広い部屋で、十数人の教員による5点満点評価が出る緊張感ある雰囲気が、制作に対する緊張感となって良かったと思っているのですが、今年はそれが無いという事で、若干のゆるみが発生しているように感じます。デジタルメディアデザインコース単独で行った今回の中間発表は、今までの中間審査に変わるものとして位置づけたのですが、やはりどこか内輪的な雰囲気が否めませんでした、やはり適度な緊張感というか、お大舞台というほどでも無いですけど「舞台」を用意してそれに挑戦する機会はあっても良いのではないかな?と思います。
中間発表、狭い部屋に4年、3年、2年が全員・・・熱気がスゴイ 発表中とはいえ、卒業審査(卒業制作作品で卒業を判定する審査)はほっておいてもやってきます、最後は泣いても笑っても大舞台で演じてもらわなければならないので、この辺りでちゃんと進行状況等をプレゼンテーションしてもらわなければ後々が不安です、今回は3年生と2年生にも必須で参加依頼を行い、4年から2年までの大人数で発表を行いました。
ボスの厳しい目が・・ 発表中デジタルメディアデザインコースではこれまでも企画内容や制作進行などのプレゼンテーションを多めに行ってきています、ですのでPCを使ったプレゼンテーションはコースの特徴として当たり前となりつつあり、プレゼン用資料をデザインしてくる事にはこなれて来ています、あとはまとめる力と時間内に説明を終えるスケジュールが必要ですかね。
教員側からの総評としては、全体的に遅れている感じがするという事でした、先に書いたように中間審査が無かったぶん、どうやら進行に関してどれくらいが妥当か、というところで甘さが出てしまったようです。残すところ2ヶ月あまり、作業量をもっと増やして進めてもらわないと終わる気がしない人も何名か居ます、厳しいようですが、それが現実なので、気合いれて残り2ヶ月を進めてください。
発表中 聞き手の後輩達もメモを取ったりと、将来の自分たちを見据えているのか真剣です参加した後輩達からも、色々な意見が出ました、中にはリアルタイムにtwitterに状況や意見を書き込むという、なんともデジタルメディアらしい事をする学生達もいて、進行中に教員の意見や発表内容が随時更新されるという、いわゆるクラウドな進行ログも閲覧できたりと、発表とはまた別のところですが、こういう事をやってしまうコースの学生達にはある意味関心してしまいます。(たぶん閲覧できると思います=twitterの進行ログ)
プレゼン中、リアルタイムで後輩達が意見をツイットしてた!もちろん、進行中4年生は進行ログを打ち込んでいました、最後にそのログを全員のメーリングリストに送信するという事もちゃんとやってくれます、情報の共有は今後の進行や皆の動向を把握するにはとても役に立ちます。そういう事を柔軟に行える環境がネットワークによって飛躍的に向上したのは言うまでもありませんが、そのようなメディアを有効にどう使うのか?を考えれるように学生達が自主的に動けるようになってきたのは、手前味噌ではありますが、良い成長をして来てると感じます。
今日も寒かった・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
昨日に引き続き今日も展示台用のパネル切断作業を行いました、全部で30枚近くあったパネルものこすところ10枚ほど。夕方の4時から作業を開始、夕焼けに染まる校舎の風景はすっかり冬ですねぇ〜、パネルの切断機がある場所はほとんど外と変わらない寒さで、なによりそれが辛かったです。
パネル切断2日目、夕焼けの校舎、もう外は寒いです・・。 残りのパネルを切断しますおおよそ2時間で全ての工程を終了、昨日の切断で設計ミスが少しあったので、それを修正しつつ、特殊な加工が必要な物も職員の榊原さんの協力もあってスムーズでした。特にコンピュータなどのモニタ部分だけをくりぬく作業は、テーブルソーを使う方法で、技のいる作業、高速で回転してる歯に真上から垂直に板をおろすのは、はっきり言って素人には怖くて出来ません(汗)作品制作で木工作業の経験がこれでも結構あるわたくしたかひこんも、さすがにあれはやりたくないでっす(笑)
コンピュータのモニタ部分だけをくりぬく作業 コンピュータのモニタ部分だけをくりぬく作業、プロの技ですとりあえずパネルの切断作業は無事に全て終了しました、あとは切断が間違えていない事を祈りつつ、今週末から組み立て作業へと移行です、のこすところ2週間ちょっと、そろそろ焦りだしてきました。
今日は寒かった・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
3年生の進級制作展に向けた展示台の制作を今日からスタートさせました、まずは木パネルを展示台に合わせて切断します。
木工室は他のコースの授業や作業も入っているので、午前の10時〜12時と、午後の4時〜6時までと限られた時間で作業しなければなりません、なにより制作する台数も多いので切断するスケジュールや設計を事前にちゃんとやってないと切れるものじゃないので、時間も含めると事前の準備は必須です。
パネル切断作業の説明を聞く、その1 パネル切断作業の説明を聞く、その4朝は木工室の工房職員、榊原さんからパネルソーのレクチャーを一通り受け、あとは学生達で作業を進めます。講義授業などの関係から午前と午後でメンバーが幾人か入れ替わってたので引き継ぎが若干心配でしたが、問題なく進みました。
切断ボタンを押す!ギュイーンと切れる! パネルをセット、1800×900の大きさから切り出す約30枚をどう切断するのが良いのか設計しスケジュールを組んで、それを指示する人、切断機を操作する人、パネルを運ぶ人と、と、ここでもグループワー クが作業の効率をアップします。3年生は授業でもグループワークなど行って来ているので、メンバーの配置や作業の運営が手際良いですね、よくよく考えると こういうのってデザインですよね、効率化をデザインしているという訳です。
切断状況を打ち合わせ 切断の為の設計図、大量なだけに結構複雑切断する大きさをセットするのが結構シビアなんですよね、ここで間違えると組み上がらないので、設計通りの寸法にセットしていきます。ミリ単位でのズレは結構致命的だったりするので、誤差は最低でも0.5mm以下にしたいものです。
細かい話mm単位以下でもズレルと後が面倒なのでシビア 夕方から幾人かメンバーを変えて再スタートとりあえず、今日は3分の2が終了。明日の午後に残りを切断すれば、部品の切り出しが終わります、切断が終われば次は組み立て、数が多いのでこれからの作業量がかなり多くなると思いますが、のこり約2週間で完成させなければならないので大変そうです・・・。
(2009_11_17_進級制作展用展示台制作、パネル切断作業・ギャラリー)
工作の時間が迫ってる・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月に行われる進級制作展に向けて、3年生の部屋に大量のコンパネ(ベニヤ板)が搬入されていました、たぶん歴代で一番多いんではないかい??全部で30枚以上・・・。
毎年の事なんで、恒例になりつつありますが、デジタルメディアデザインコースでは作品展などで、作品を乗せる台、いわゆる展示台も展示作品の一部!という考え方がありまして、それも含めてプレゼンテーションする事を考えましょう、という方針を取ってます。
3年生進級展用のコンパネ 3年生進級展用のコンパネですので、どうしてもそれに合った展示台を制作する事になるのです。歴代の卒業制作展をみてもらえると分かると思うのですが、だいたいは白い四角い台を基本として作ります、作品制作と合わせて展示台を作る作業やコストがかかりますが、少しこの苦労をするだけで作品の見栄えが大きく変わるので、重要なのです。
それにしても大量っすね、これを指導しながら作ると思うと、ちょっと憂鬱なんですけど・・・3年生のみなさん、来週からがんばりましょか。
インターンシップって良い経験ができます。
たかひこん@デジタルメメディアデザインコース
今日はセイコーエプソン株式会社(SEIKO EPSON CORPORATION)のインターンシップに関わる企業説明会が行われました。EPSONと言えばプリンターやスキャナといったコンピュータ周辺機器で有名ですよね、CMなどではカラリオシリーズなどがオンエアされているので知ってる人も多いと思います、最近は年賀状シーズンに向けて新しい機種のCMなんかも始まっていて、企業ならではの戦略的な運営がよく分かります。
インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社 インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社今回は来年早々に予定されているインターンシップの説明に来ていただきました、担当は加藤英樹さん。主にプロダクトデザインを担当されているみたいですが、昨今のプリンター等の周辺機器やデジタルカメラ等のユーザのライフスタイルに関わる機器には必ずと言っていいほど液晶モニタが付いていて、ハードウエアのインタフェースと画面のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の両立が欠かせなくなってきました。という事で、基本はプロダクトデザインという切り口だったのですが、デジタルメディアデザインコースの3年生も多く参加、会社のセクションでもプロダクトとインタフェースは共に開発する事も多いみたいで、今回のインターンシップに望む人材としてはプロダクト、インタフェース、グラフィック、と少し幅があるようでした。デジタルメディアデザインコースからも何名か参加できたらなぁと思います。
社名がセイコーエプソンとあるように、時計のセイコーホールディングス株式会社とグループ関係にあって、精密機器等の部門では時計も生産していて、そちらのデザインセクションも東京にあるようです、今日は会場にセイコーブランドの高級腕時計をサンプルとして持って来てくれました。が、どれも80万くらいって、ちょっ、たかっ!・・・・ここぞとばかり着けてみる、二人とも一瞬だけ高級になった(笑)
インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社 インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社こんなん買える人おるんやなぁ・・・・
急激な上昇率!たかひこん@デジタルメディアデザインコース
少し前に「スタッフのつぶやき」でボスがiPhoneのアプリ開発を始めたってツイットしたと思うのですが(知らんって?まぁまぁそう言わずに)ここ最近、学生達のiPhone所有率が急上昇中って事もあって、iPhoneや携帯コンテンツに関心を持ち始めています。
という、わたくしたかひこんも15年間使い続けたDOCOMOをやめて最近ソフトバンクへとキャリアを変え、やっとiPhoneにしたばかりなんですけどね・・・
iPhone SDKによるアプリ開発 iPhone SDKによるアプリ開発iPhoneはちょっと普通の携帯とは概念が違うので、日本ではなかなか取っ付きにくいという人も多いようですが、世界的にはスマートフォーンなども売れているみたいで、このiPhoneは携帯の新しい概念のような感じだと思います、個人的な感想は「もう折りたたみ式の従来の携帯には戻れない」です。
で、そんなこんなもあって、iPhoneのアプリケーションを開発したいという学生からの要望があったので、コースでiPhone用のSDK(Software Development Kitの略、ソフトウエアやアプリケーションの開発を行うための専用ツールなどを指す)を購入しました。
iPhone SDKによるアプリ開発・にゃわんがモグラたたき・・ iPhone SDKによるアプリ開発・サンプル開発でにゃわんが・・・現在は3年生の何名かが進級展に向けて開発を行っています、とりあえず分からない事も多いのでサンプルから制作してるみたいで、モグラたたき(って、いや、この、たたかれているのは教員展DMで作った僕のキャラじゃ・・・ってのは置いておいて)を作ってました。
iPhone SDKによるアプリ開発・動物虐待・・・。 iPhone SDKによるアプリ開発・これから少しづつこういう開発も増やして行きたい。少しiPhoneの旬は過ぎた感もありますが、これからは裾野へのアプローチって感じだと思います、もう少し早めにiPhoneや携帯コンテンツ開発の導入をしたかったのが正直なところですが、いまごろになってしまいました。でも、これからもさらに色々と便利な使い方や面白い使い方が出て来る可能性があるので、是非こういう新手のデバイスを使った色々な提案をして行って欲しいと思ってます。
久々のタイトル、そして7回目・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
ながらくお待たせしました!って待ってないって??まぁまぁそう言わずに・・「ライトボックスに向かって」7回目です。
まだやってたの?って思うくらい久しぶりですが・・はい!しぶとくまだやってました(笑)というかむしろひたすら描き続けるアニメーション制作ってのはこういうものなんです、写真だけみると以前とあまり変りばえしませんが、勿論ちゃんと進んでいます。
名古屋開府400年事業・アニメーション、制作風景 名古屋開府400年事業・アニメーション、制作風景映像はビデオ信号の場合1秒間に(日本の規格では)30枚の画が動きます、フィルム映画の場合は24枚、そして秒間その枚数で動く画の事をフルフレームなどと言いますが、テレビなどで放送されているアニメーションなどは、おおよそ約12枚程度で描かれています(12枚は多い方だと思います)もちろん静止部分もあるので、全体の平均で言うともっと少ないのですが、それでも秒間平均8枚の画が必要と考えて、1分で480枚・・・ウルトラマンが戦える時間だけ作ったとしても(古いっすか?)3分で1440枚、つまりアニメーションを制作するというのは、膨大な画が必要って事なんですね、だから夏から秋へ、そして冬へ向かおうとしているデジタルメディアデザインコースのゼミ室では今も変わらない風景という訳なんです。
名古屋開府400年事業・アニメーション、制作風景 名古屋開府400年事業・アニメーション、制作風景さらに最近は進級制作でもアニメーションを制作する人が何名かいるので、もうライトボックス率が高い高い(笑)
進級制作・アニメーション、制作風景 進級制作・アニメーション、制作風景ワークフローは描くだけじゃありません、最近はコンピュータに取り込んでデジタルで制作する事が主流となりつつありますが、それでも原画をコンピュータに取り込んで、トレースラインを引いて、さらに色を設定通りに塗り分けていく作業があります、勿論枚数分(汗)こういう作業では最近マウスじゃなくペンタブレットや液晶ペンタブレットを使う人が増えているようですね、ちなみにたかひこんはマウス派なんですがね(どうでも良いですか?)
名古屋開府400年事業・アニメーション、制作風景 名古屋開府400年事業・アニメーション、制作風景デジタルメディアデザインコースでも幾つかタブレットを導入してるんですが、要望も結構あるので、あらたに液晶ペンタブレットの追加を考えてたりします、そしてなんとタイムリーな事に、明日、テスト用に2週間借りて検証する事になってます。またその件もレポートします、タブレット派な人は必見。
← Previous Page — Next Page →