展示間際の慌ただしさ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
いよいよデジタルメディアデザイン展「Digital Media Design Exhibition 2014」が近づき、各アトリエの制作現場は慌ただしさを増してきました、まぁいわゆる修羅場ですね(笑)デジタルメディアデザインコースでは作品を展示する台も作品の一部という事で、ほとんどの場合自作します、1年から4年まで参加するこの展示では、コースの人数が多くなってきている事もあって展示台も不足気味。毎年の事ではありますが、今年も新たに展示台を増設しました、壁紙のロールの数が歴代で一番多かったのが印象的でした。
しかし、アトリエの散らかり具合が・・・すごいです・・・制作してます!って感じで嫌いじゃないですが、もう少し制作出来るスペースが欲しいですね、さて展示までもう少し、みんな頑張りましょう!
Digital Media Design Exhibition 2014
2014年12月13日 22時33分
Digital Media Design Exhibition 2014
デジタルメディアデザインコース全学年が参加する「Digital Media Design Exhibition 2014」を開催いたします、デジタルメディアデザインコース在籍の学部1年生から4年生と院1年生が一同に会するこの展覧会は、デジタルメディアデザインコースで日々研究や制作を行なっている若い彼らが何に興味をもち、何をめざし、そして将来社会にどのように関わろうとしているのかをご覧いただく事ができます。
またデジタルメディアデザインコースに関わる学生や教員も、この展覧会を俯瞰的に捉える事で、デジタルメディアデザインコースがこれからどのように歩もむべきか、またメディア表現のこれからの可能性や課題、社会に対するメディアやデザインのあり方を改めて模索し、今後の研究課題の発見に繋がればと思っています。
プロジェクト展示として、医療との連携ですすめている「インフォアニメディア」や、産学協同プロジェクトなどで行なっている「プロジェクションマッピンング」などのも資料とあわせて展示いたします、年末の忙しい時期ではありますが、是非ご高覧ください。
https://www.nzu.ac.jp/digital/ex2014/
会期: 12月16(火)〜21(日) 10:00〜19:00(入場無料)
*初日のみ12時に会場、最終日のみ17時に閉場
場所: 名古屋市民ギャラリー矢田
〒461-0047 愛知県名古屋市東区大幸1丁目1-10
またこの季節がやってまいりましたよ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
秋も深まりいよいよ年末にむけて世の中が動き出しましたね、紅葉が始まったばかりだというのに巷じゃすでにクリスマス商戦からの年末年始ビジネスと、あれよあれよと時間だけが師走にむけて激走中でございます、そしてデジタルメディアデザインコースにとって恒例のコース展「デジタルメディアデザイン展」の季節がやってまいりました! 例年の教訓から早め早めに動きましょう!という事で今年は後期スタートと同時にすでに色々と動き出してはいるのですが、なにせ120名近くいる我がコース、それだけの人数の足並みをそろえるのも一苦労という訳で、日夜アトリエでは例年通り学生達がすったもんだをやっております(笑)
秋の芸術祭の時に実はプレでポスターやDMが先行して配られていた事は案外知られていませんが・・・ビジュアルイメージは9月に既に決定していました(その制作過程を撮影した写真のフラッシュメモリを間違って初期化して全部消してしまって記事を書けなかったと言うのはナイショです)
今回のビジュアルイメージは院生の可児君が作ったプログラムで生成されたサークルが基となっています、ビジュアルデザインは4年の青山さん、山内さん、3年の横山さん、山崎さんによって制作され、白を基調としたシンプルなイメージで仕上がりました。白ベースが基本ですが反転した黒ベースのイメージもあり、2通りで展開する予定です。
現在このビジュアルデザインを使ったプロモーションツールを作成中で、この日はDM(ダイレクトメール)のデザインがあがってきました、3年の横山さんを中核としたプロモーショングループが制作とデザインを手がけます、DMは横山さん監督のもと1年の正木さんがデザインを行なっています、一通りのチェックを経て来週入稿となります、出来上がりが楽しみですね!
バリア たかひこん@デジタルメディアデザインコース
日々の生活で困った事はありませんか?例えば大学生活で困った事は? 人それぞれ困るところは違うと思うのですが、1年生の授業でバリアについて考えるという課題を行ないました。
大学は公共の場として広く様々な人に利用される施設です、特に学生達がキャンパスライフを過ごすのに必要な様々な機能が求められます、そして利用する学生達すべてが五体満足な健常者では無いという事も実は大事な事です。世の中には障害を持っておられる方もいますので、あるていどそれを考慮した設計が大学には必要となります。
しかしながら、残念な事に障害になるバリアを取り除いたバリアフリーやユニバーサルデザインといった事を十分に考えられている大学ではありません、そもそも校舎自体の設計思想が古いので時代の流れもあって対応出来ないという現実問題もあります、しかしながら大学である以上、少なくとも地道に対応すべき点はいくつかあると思うのですが、なかなかそうは言ってもやはりバリアだらけなのが現実です。
そこで、今回はデザインを考えるということで、バリアについて実際にキャンパス内をうろつきながら考えてもらいました、一番分かりやすいのは車椅子で学内を移動出来るか?という事かなと思うのですが、普段の自分達の生活ではあまり見えなかった事が、自分がもし車椅子で生活していたらと考えるだけでちょっとした段差が気になり始めます。デザインを考えるにあたって一番大事なのはユーザーの立場に置き換えてみる、という事です。
今回の課題はバリアをテーマにしましたが、多くのバリアを見つけ出し大学に物申す!という事ではなく(もっとも、調べてもらって発表してもらうと、これでもか!ってほどバリアが出て来て、もう少し真剣に考えたほうが良いかも・・って思いましたが・・・)違った立場や見方を常に持って接する事で、問題点の洗い出しから解決の方法を見いだす切っ掛けが見えてくるというところがこの課題のポイントでした。
まだ1年ですから、デザインって何?ってところからのスタートなのですが、若い彼らにとって、とても地味な課題でちょっと消化不良的かもなぁと思いながらも、デザインを考える上で大事な事ですよね、この課題がこれからの制作の一つの糧になればと思います。
公開授業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月のオープンキャンパスでは初の試みとして「公開授業」が行なわれていました、デジタルメディアデザインコースは1年生の写真基礎の授業が漆脇先生によって開講されました。
今回の授業はスタジオにて静物撮影が中心でした、といってもデジタルメディアデザインコースの1年は30名近くいるのでスタジオに全員入って実習という訳に行きません、なので交代で対応し、スタジオ撮影以外の人はキャンパス内を自然光で撮影するという課題をこなしていました。
被写体の位置とカメラの位置の関係、照明の位置や明るさの設定などなど、写真1枚撮るだけでもかなり色々な設定を考えなければなりませんからね、あとは実際に撮って様子をみながら色々試してみるというのも技術習得には欠かせません、昔のフィルムと違って今はデジタルカメラですから、とにかく撮ってみて調整するというのが良いように思います、それぞれ良い写真とれたかな?
各コースそれぞれ様々な授業が公開されていました、普段の授業の様子が見れる機会って実はあまり無いですからね、授業がどのように行なわれているのか見学できるのは結構貴重だったのではないでしょうか。
基礎の第一弾 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
先週の事ですが、1年生のグラフィックデザイン基礎の授業が終了しました。デジタルメディアデザインコースに入学するとまず最初に受ける実習授業がこのグラフィックデザイン基礎です。
PhotoshopやIllustratorといったグラフィックデザインに必要な定番アプリケーションを使い、文字組や組版、写真加工、インフォグラフィックなど、主に紙媒体や印刷を中核としたノウハウの基礎授業となります。教えていただいているのはグラフィックデザイナーの岡田奈緒子先生。
授業最終日はインフォグラフィックスの課題の発表と講評会、各自制作したものを順に発表していました。岡田先生には東京からわざわざ約1月半通っていだだいています、本当にありがとうございました!そしてまた来年もよろしくお願いいたします。
プレゼン たかひこん@デジタルメディアデザインゼミ
竹谷先生担当のゼミ「Game design seminar」(ゲームデザインゼミ)のプレゼンテーションが行なわれました、このゼミは去年までネットワークデザインゼミという名前で主にネットワークやWebに関連する内容で進めていましたが、竹谷先生のご専門がプログラムという事もあって、もう少しプログラム的要素の強いゼミへということで、プログラムとデザインの両方の要素が必要になる”ゲーム”に少しシフトした運営へと変えました。
ゲームと言ってもゼミ生達はそれぞれ様々な提案を行なっています、プログラムを重要視したものもあれば、ゲームのキャクター開発といった美大ならではの切り口もあります。
昨今、美術系大学でもデザインを捉えるうえで、キャラクターデザインやゲームシナリオ、あるいはゲームを仮定しての販促ツール制作といった美術系大学ならではの従来のアプローチだけではなく、ゲームそのもののシステムや、プログラムを必要とした中身の制作、また3DCGといったモデリングやレンダリング技術など、”プログラム”を必要とした提案が出来る事も必要となってきています。
なかなか大変な時代ですが、最近の”物事”はコンピュータによって作られる事が大半ですので、どうしてもこのハードルを超えていかなければなりません。言い換えればデザインを捉えるだけでも”多岐にわたる”と言ったらいいのでしょうか、様々な方向性があるなかから選択して行く事となっているのと同時に、覚えて行かなければいけない部分も多くなっていて大変です。それでもそれぞれ自分達の方向性を探しながら、今年1年間の研究テーマを提案しています、今回の展示で提案したテーマの完成が楽しみです。
この日のプレゼンテーションには1年生も参加しました、質儀応答の時間には1年生からの質問もいくつか出ていました、先輩後輩交えてのこういう時間って実は大切ですよね、ゼミ生にとっては後輩達からの容赦ない質問にさらされ(笑)1年生達は未来の自分達の方向性を知る一つの切っ掛けにも繋がります、およそ3時間にも及ぶプレゼンテーション、参加したみなさんおつかれさまでした。
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