Digital Media Design Exhibition 2015・搬入
2015年12月14日 23時59分
搬入してきました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月14日(月)「Digital Media Design Exhibition 2015」の搬入を行いました。
午前9時に大学集合し、トラック3台、ハイエース1台、それに乗用車数台にわけて荷物を積み込みます。コース全員の作品展という事で荷物の量も相当です、コースが持っている機材類の3分の2ほどがこの展示で出て行くのでコースごと引っ越しするくらいの規模ですね。
荷物が多いにもかかわらずトラックへの積込みはスムーズで去年より1時間早くギャラリーへ到着する事ができました、現場での搬入は12時スタート。約1時間ほどで全ての荷物を7室ある各ギャラリーへ搬入し終え、あとは各自自分の作品の設営となります。今年も一番広い第1展示室に1年生2年生が多く展示する事になっていて、経験の無い1年や経験値の低い2年生が展示を行なうという事でちょっと心配ではありましたが、展示する作品がパネル1枚とかで逆にシンプルなぶんそんなに手間取る事もなく終了しました。
4年3年はというと、ゼミで行なっている研究や作品になるので複雑な展示が多くなる傾向があります。展示には慣れているとは言え、やはり搬入ではいろいろな問題が発生したりで終始どの展示室もドタバタとしていました。ギリギリまで作品制作しているという事もあってシミュレーション不足でいろいろと問題が発生する度に現場でなんとかするなんていう場面もありましたが、まぁそれもこういった展示搬入の醍醐味ですかね・・・そして7時過ぎに全搬入作業は無事終了しました。展示は12月20日(日)までやっています、是非みなさんご高覧ください!(写真多めです)
本学の場合、他コースではだいたい展覧会等の搬入搬出で運搬業者を使ったりしていますが、デジタルメディアデザインコースではほぼ自前で行なうようにしています、トラックなどのレンタカーの手配から運転、そしてそれらへの積み降ろし作業などすべて学生と教員で行なっています。なぜ自前で全てやるのか?コストの問題もありますが、展覧会やイベントを遂行する上ではいろいろな事を経験しておく方が良いと考えているからです。芸術系大学では「展覧会」というイベントが頻繁にあるものですから、経験値を積んでおくといろいろ役立ちますし、展示やイベントにつきものの突然の問題にも対処しやすくなります。
Digital Media Design Exhibition 2015
2015年12月12日 18時50分
Digital Media Design Exhibition 2015 のお知らせ
デジタルメディアデザインコース全学生が参加するコース展「Digital Media Design Exhibition 2015」が12月15日(火)〜20日(日)まで名古屋市民ギャラリー矢田にて開催されます。
「Digital Media Design Exhibition 2015」は4年3年および大学院生は日頃のゼミでの研究や制作の成果を発表、2年1年はこの1年間の集大成として課題や自主制作から作品を出展します。市民ギャラリー矢田の第1展示室から第7展示室の全室を使った91作品の出展を予定しています。
デジタルメディアデザインコースの学生達が日頃どんな研究や制作を行なっているのか、またどんな事に興味を持っているのか、など、今の若い世代が見つめるデザインやアート、さらにはICTを応用した未来をどう捉えているのかをご覧いただけると思います。まだまだ未熟な作品や研究も多いですが是非ご来場ください。
なお、12月16日(水)18時30分よりオープニングパーティを行います、短い時間ではありますが、ささやかながら軽食を準備させていただいています、この機会に是非ご参加いただき学生達へのアドバイス等いただけたら幸いです。
(公式Webページ)
https://www.nzu.ac.jp/digital/ex2015/
(会期)
12月15(火)〜20(日) 10:00〜19:00(入場無料)
*最終日のみ17時に閉場
(場所)
名古屋市民ギャラリー矢田
〒461-0047 愛知県名古屋市東区大幸1丁目1-10
(オープニングパーティー)
12月16日(水) 18:30〜19:30
後期半分すぎましたね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
11月12日(金)後期の授業も半分が過ぎようとしています、1年2年ではこのタイミングで授業の内容が変わるものがあり、後期前半の授業の内容の合評だったり作品提出などがあります。写真は1年生の授業の制作と発表の様子。実際に作品を作る授業もあれば、企画や調べものをしてまとめるという授業もあって、それぞれ特徴があります。
メディア系の業界は年々変化が激しく授業の内容も年ごとにいろいろと変わります。授業によっては変わらないからこそ良いものもありますが、ほとんどが日進月歩で変化するものなのでデジタルメディアデザインコースでは去年と今年、また来年は全く別の授業が組み立てられるなんて事が常に起っています。言い換えればそれだけ変化に対応するのが大変なジャンルではありますが、常に流れを読み取る力は学生だけじゃなく、我々コース運営側にも必要なので、大学の基本となる授業運営はじめコースを舵取りするのは結構大変なのです。
マンガコースで授業してました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
11月6日(金)後期のマンガコースの授業最終日でした。去年からマンガコースの石川先生がデジタルメディアデザインコース1年生のストーリーテリングの授業を担当してもらう変わりに、マンガコース1年生にPhotoshop、Illustratorを使ったマンガ表紙のデザインの授業を全7回で行なっています。
今年はPCによるデジタルペイントやイラスト制作をすでにやってる学生達が去年より多かった気がします、基本的にみな絵がかけるので表紙に使うイラストはおてのもの、手描きのイラストを描いてスキャンする人もいれば、イラストをPCで制作する人もいたりと三者三様ですね。授業ではPhotoshopを使ってイラストの編集とかをやりましたが、ペイントスタジオなど別のソフトを使って描いてる人も多かったので、次回からはあまりPhotoshopに固執する必要はないかななんて思いました。とりあえずマンガコースのみんな、7週お疲れさまでした!
レクチャー たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月2日(日)宵の明治村2日目、プロジェクションマッピングを行なうためにはあたりまえですが現地で設営や運用するスタッフが必要です、今回のプロジェクションマッピングプロジェクトには例年と違って多くの参加志願があり総勢30名にもなります、しかしながら2年1年が多く実際の制作では残念ながらそのほとんどがアシスタントとしての参加となりました。というのも実際の映像制作にはそれなりの技術力が必要です、ゼミ生である4年3年や去年のプロジェクションマッピング経験者ならともかく、未経験でかつソフトウエアの使い方もままならない2年1年にとっては少し敷居の高い作業が多く、納期までに確実に作り上げるため制作に携わる時間的な束縛もなかなか出来ないのが現実です。
ということで、実写映像パート、アニメーションパート、3DCGパートともに、数少ない4年3年のメンバーがそのほとんどを制作していますが、2年1年にもプロジェクションマッピングを運営する過程を経験してもらう事が大事です。映像制作以外にも現場での運営も大事な事なので、この日は開始前に2年1年に現場での設営と運営のレクチャーを行いました。
主に監督である3年の松本さんと水野君が中心となり、現場の機材配置や配線の説明、それに毎回のセッティングを説明してました。プロジェクションマッピングは野外で行ないますが、それらに使う機材のほとんどが野外用に設計されたものではありません、マッピングの根幹であるプロジェクターはもちろん、利用するPCやケーブルの接続部分などは必ず防水対策などが必要になります。極力現地セッティングを少なくするために常時敷設しておきたいのですが、それらの運営は結構大変、今回はそういった部分も知ってもらうため、全員でぞろぞろと会場を徘徊してレクチャーしていました。そして自然との戦いは何も天災だけじゃないんですよね、野生動物も結構厄介、とくにカラス・・・毎回ケーブルの養生や櫓の防水ビニールなどを破かれます、今年も2日目にしてすでにケーブル養生をつつかれました、これ食べ物にみえるんでしょうかね?(焼き芋っぽいけれど)
実はプロジェクター台の櫓をトタンでしっかりしたものにしたのは防雨だけじゃなくカラスなどの動物対策でもあったのです、ケーブルもこのままだとつつかれるという事で、この後対策しました、いやはやイベントを運営するというのは大変です・・・ということで2日目も無事上映。1ヶ月間という長丁場の会期、順調にトラブルなく運営できると良いなと思います。
1年生はグリッドシステムを覚えた! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岡田先生担当のグラフィックデザイン基礎の授業が完了しました!デジタルメディアデザインコースに入学して最初に経験するメインの実習授業がグラフィックデザイン基礎にります、主にPhotoshopやIllustratorを使った編集技術を覚えながら、グラフィックデザインのノウハウを学びます。
最終課題は自分で見つけたテーマをA4サイズの紙面に編集してまとめる事だったようです、以前に小林功二さんをお迎えして「企画〜編集」の流れをレクチャーしていただきましたが、その時の内容を紙面にレイアウトしまとめたものが今回の最終課題として完成したものになります。紙面デザインを行なう上での基本やノウハウはいろいろあるのですが、とにもかくにもまず美しく仕上げるためには、いままで培われたルールに乗っ取って作業するのがとても効率よく、かつデザインの本質的な部分も見えやすいかなと思います。
と、いうことで今回の課題ではグリッドシステムを基本にしてレイアウトをするというグラフィックデザインの基本を忠実にトレースする事を行なったようです、グリッドシステムは紙面にとどまらずWebデザインでも応用されている基本的な仕組み、これをうまく利用する事で紙面に無駄なく奇麗にレイアウトする事ができます、要するに情報を整列して並べるための基本骨格を作ってそれに流し込んで行くという感じですね。
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結果的に全員ぶんを取材できませんでしたが、プレゼンをみせてもらった感想は、全体的にA4紙面に伝えたい情報を入れ込む事に苦労している感じでした、テーマから情報収集、それに見出しや記事などのライティングも自分達で行なっているようでしたが、伝えたい事を文章にするとどうしても長文になる傾向があるのかな?結構パンパンに記事が入ってるって作品が多かった印象でした(笑)もちろん編集の作業の現場だとライターさんが別にいたりして、決められた文字以内で的確に書いてくれたりするので、デザイナーは流し込んで見栄えを編集するのが仕事だったりしますが、企画からはじめ、一連の流れを経験しながら紙面まで完成させるという授業の流れはおそらく今後のデザインワークに役立つ事間違いないと思います。それぞれ反省点なども述べていましたが、その反省点こそだいじなポイントだなと思いました、これを糧に今後の作業に是非役立ててもらえたらと思います。
現場の方の授業を! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
岡田先生担当の1年生グラフィックデザイン基礎の授業に講師として小林功二さんをお迎えして特別授業を行なっていただきました。小林先生はLampLighters’ Labelで企画・編集・制作を主な業務とされていて、現在「+DESIGNING」の編集長なども勤めておられます。
今回の授業は、まず自分達で好きなテーマを見つけ出し、それにつて調べ、それをどのような切り口で企画にして行くかを考え、最終的に編集するという情報をデザインしていく行程を体験したようです。雑誌などの一つのトピックを企画立案していく過程で、やはりそのテーマになる事象の特徴や特性、またユーザーに対して何を情報としてあたえて行くか、ユーザーは何を期待しているか?など、様々な要因を考えながら必要な情報を収集し、取捨選択を行い編集して行く事は情報デザインを学ぶ上で重要です。
デザイナーは制作する事だけが仕事ではありません、その手前にある企画立案が出来る事もとても大事です。膨大な情報があふれる現代において、必要な情報を集め、それを情報提供する相手に理解出来る形にプレゼンテーションするためにメタ化して行く作業は、特に企画や編集の段階で重要なスキルとなってきます。そのような過程からテーマを作り編集を行なったら、後は制作ですね、つまり実在化していく作業。
最近はとくにデータビジュアライゼーションやインフォグラフィックスのように”データ(情報)”をある形に変えて提供して行く事がよく話題に出ます、ICTによってネットワーク化された社会、さらにビッグデータなどの情報をどのように取捨選択し、それを応用し利用して行くのか?という課題、あるいは過程は、これからのデザイナーに必要なスキルとなってくると思います。
1年生にとってちょっと難しい内容も含まれていたかもしれませんが、現役の方によるレクチャーは絶対後に役立つと思います!
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