今日から授業始まりました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋造形大学では今日から授業がスタート! 午後の実習授業時間は4年3年はゼミ、2年生は浅野先生のサウンド実習、そして1年生は毎年恒例の他者(クラスメイト)を紹介するというプレゼンテーションの授業です。
1年生は今日から3日間は友達を紹介するために2人1組になって、初めてクラスメイトになった相手を取材しレポートにまとめ、最後にその友人の事をみんなの前で紹介します。この授業の最大の目的は、とにかく相手の事をしっかり取材して聞き出して、それを第三者に分かりやすく説明できるか?という事と、大勢の前でプレゼンテーションする事に慣れる!というのが大きな目的となっています。
さて、みんなうまくプレゼンテーションできるかな?デジタルメディアデザインコースの登竜門的な授業ですね、明後日の発表が楽しみです!
フレッシュ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
新1年生のコースガイダンスが行われました、今年のデジタルメディアデザインコース新1年生は29名!今日から新しい大学生活が始まりますね!4年間エンジョイしてください!
12月17日 午後・大学ギャラリー前 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
先週の「TECHTILE」ワークショップに引き続いて、この日の1年生映像基礎の授業では担当の河村先生によるプロジェクションマッピングのワークショップが行われました。
今回映像をマッピング(投影)する被写体はバス!しかもなんと河村先生個人所有の自家用バス!!なんでバスなんてもってるの?っていう素朴な疑問はこの際忘れましょう!って言いたいところですが(笑)MOBIUMと名付けられたこのバスは河村先生の制作活動で使われてきたいわば作品の一部、実は前日に柳原商店街のイベントにも参加されていて、車体にはチョークによるたくさんの絵が描き込まれていました、その様子は2年生のコシくんことアサノくんのBLOGに掲載されています。
さて、話をワークショップに戻して、まずプロジェクションマッピングとはどんな技術なのか?というレクチャーから授業を進め、その後バスに投影する映像を制作。半日という短い時間だったのでプロジェクションマッピングの解説から制作、映像の書出しまでするには若干時間が無かったみたいでちょっと大変そうでした。
実際のバスへのマッピングは暗くならないと出来ないので午後6時からセットしてスタート、残念ながら雨となってしまいましたがバスに上手く映像投影が出来ました、各自の作品を順番に投影してワークショップは無事終了。投影が6時以降で少し時間が遅くまでかかってしまって最終的に全員で完成を鑑賞する事は出来ませんでしたが、一通りプロジェクションマッピングの工程を終了する事ができました、河村先生ありがとうございました。とりあえずこのワークショップを通じてマッピングや映像制作に興味もってくれればと思います。
12月10日 午後・アトリエD305 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
1年生映像基礎の実習授業担当の河村先生のご紹介で、山口情報芸術センター(YCAM)の三原聡一郎さんと、デザイナーの小原亘さんによる「TECHTILE」(テクタイル)ワークショップを行っていただきました。
「TECHTILE」は触感を意識した価値づくりを目指す活動として各地でワークショップを開催されていて、今回は1年生と2年生を合同授業に変更しTECHTILEによる触感ワークショップを体験してもらいました。1年生2年生合同って事で総勢50名以上の参加とあって、アトリエはもう熱気と学生達でいっぱいっぱい(笑)
まず導入として山口情報芸術センター(YCAM)の紹介と「TECHTILE」の説明、それから触覚など感覚についてと触感についてのプレゼンテーションが三原さんによって行われました。途中デザイナーの小原さんがグラフィックデザインを行ううえで紙の質量や質感がコンテンツに大きな影響を与える、単に表層のデザインだけでなく、物を触るという触感などの感覚まで意識しツールやメディアを選択しているという話をされていて、なかなか興味深いプレゼンテーションでした。
後半は実際に「TECHTILE」の活動で開発されたデバイスを利用して、触感をテクノロジーによって別の物に転送し、その感覚の相違や錯覚を試しながら、どのような触感の応用や活用が出来るのか?を各グループで検証しました。デバイスの構造は結構シンプルで、簡単にいうと入力側がマイクで振動を電気に変換し、アンプで増幅された振動の信号がもう一報のスピーカーで再現され触感(振動)として伝わるという物です、マスター側(つまりマイク側)に何らかの振動を入力するとスレーブ側(つまりスピーカー側)がそれと同じ振動を起こします。
構造は単純なのですが、様々な物の組み合わせで「触感」を意識した入力と出力を創作する事で意外な錯覚が産まれます、例えばマスター側ですり鉢に入ったBB弾をゆらして振動をおこし、スレーブ側の紙袋にその振動を伝え、マスター側のすり鉢と同じ動きで紙袋を左右に動かすとまるで紙袋の中にBB弾が入っていて中で移動しているような感覚が得られます、実際は紙袋の中は空なのですが錯覚するほどリアルに感じたのにはちょっと驚きました。
短い時間でしたが、デバイスやインターフェース開発、さらにデザインやアート作品を制作するうえで、表層だけじゃなく人の感覚や触感、それに錯覚などをうまく応用する事で、より使いやすいデザインや、より表現に重みをもたせる事が出来る事が学生達に分かってもらえたのではないかと思います。三原さん、小原さん、それにお手伝いくださったNODEの皆さんありがとうございました。
*テクタイル / TECHTILEは、先端技術を基盤として触感を意識した価値づくりを目指す活動です。 人間の受ける触にまつわる印象も含めた「触感」という視点を基に、アート、デザイン、科学、工学など多様な分野に携わる人々が同じテーブルに集い、発展的な議論・創作を行う場を提供することを目的としています。私たちは2007年から展覧会という形で触感表現に関して先端技術から身近な活動まで多角的に紹介し、分野や人のつながりを作ってきました。( TECHTILE公式ページより抜粋)http://www.techtile.org/
なんとか完成! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
いよいよ今週はデジタルメディアデザインコース展(Digital Media Design Exhibition 2012)です!ということで全90作品の搬入を行いました!おそらく今までで一番人数も作品数も多いコース展となっていると思います。アトリエの機材はほとんど空状態になるほどで搬入トラックは荷物で満杯、トラックに乗らない機材類は学生達の車に分散し、トラック含め10台ほどの大所帯での移動となりました。
展示会場の名古屋市民ギャラリー矢田の第2展示室から第5展示室までの計4部屋を使った展示となります。荷物到着と同時に各展示室に必要な作品と機材を運び、各展示室の展示計画書をもとに電気容量の計算と配線、天吊りのワーヤー準備、壁面ワイヤーの準備、展示用の壁の建付けなど、全体に関わる作業からはじめ、最後に各自の展示を行うのがだいたいの流れです。
展示数が多いので会場は荷物でカオス状態ですが、ここ数年の経験が継承されていて特に4年3年はテキパキと作業を進めていました、作業人数もかなりの人数なので仕事もそれなりに段取りよくは進んだ方ではないでしょうかね、2年や1年も先輩からの指示でうまく動いていたと思います。とはいえ、こういう搬入に付き物のトラブルもやはり無い訳ではなく(笑)必要な部品を把握してなくて現場に無いだとか、思った通りにならないだとか、まぁそれなりにいろいろとやらかした事例もあって、予定していた18時終了はまったく間に合う訳もなく、結局例年通り20時まで押してしまいました、いやはやコース展規模の展示搬入は毎回大変です。
いよいよ今日から展示開始です、かなりバラエティに富んだ展示内容となっています、コースの学生達が普段どのような研究や制作をしているのかお分かりいただけるかなと思いますので是非ご高覧ください!(搬入の様子の写真多めです、計70枚 )
[会期] 2012年 11月13日(火)〜 11月18日(日)
[場所] 名古屋市民ギャラリー矢田 第2・3・4・5展示室(入場無料)
[時間] 10:00 〜 19:00(最終日は17:00まで)
[主催] 名古屋造形大学 デジタルメディアデザインコース
https://www.nzu.ac.jp/digital/ex2012/
いよいよ来週 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
いよいよ来週からデジタルメディアデザインコース展(Digital Media Design Exhibition 2012)が始まります、各アトリエはそれはもう制作で大忙し状態、すでにアトリエ前の廊下まで物が溢れはじめていていよいよ展示という感じになってきました。
ちょうどアトリエでは作品に添付するキャプション制作が行われていましたよ。キャプションには作品名と作者名、それに作品ID番号が付いています、総勢100名で90点の出展がありますので作品には連番のIDがふってあります、当日配布する展示パンフレットのID番号と連動してますので、それと合わせてご覧下さい。
90作品ある訳ですからキャプションも90個、おまけに切断面は45度カットする事になっているのでかなり手間がかかってます、4年生のオオグチさんオオタさんと1年生のヨコヤマさんが一生懸命作ってました、展覧会は自分の作品制作だけじゃなく全体に関わるこういう地道な作業も必要で、誰かが貴重な時間を割いて全体の為にこうやって作業してくれているからこそ成り立っているのですよね、運営に関わる作業をしてくれている人に感謝です。
もうすぐ11月やん・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月も残すところあと1日、そして11月はデジタルメディアデザイン展があるという事でコースは展示に向けて日々ドタバタと動いております。昨日は1年生を中心に水張りのレクチャーがありました、指導はグラフィックデザインコースのアルバイト職員の海道くん。
ここ最近はデザイン関連の仕事もデジタルによる出力となり、イラストでさえもデジタルペイントが主流となりつつあるので、紙を水張りする事が滅多に無くなりましたね、それにともなって美大に在籍しながら水張りを知らないという学生達も多くなりました。
水張りとは、紙を水で湿らせて膨張させ木製パネル等に貼付け自然乾燥させると紙が縮む性質を利用して紙面をピンと張らせる作業です、昔はポスターカラーなどで直接紙に描いていた事もあって制作の一番最初はまず水張りからっていうのがデザイン教育でも定番の作業風景でしたが、DTPなどPC作業に取って代わった現在ではほとんど水張りする事がなくなりましたね。
デジタルメディアデザインコースで唯一水張りをするのはB1の木製パネルを利用する時です。作品は印刷機で出力するのが基本ですが、それをスチレンボードに貼ってパネルに仕上げます。さらにそれを強固な木製パネルに貼付ける場合に事前に木製パネルに水張りをします、理由は単に木製パネルを再利用するため。直接スチレンパネルをのり付けすると木製パネルから奇麗にはがせなくなるので水張りをしておくという訳です。
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