ゲリラで攻める! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は通常授業終了後の5時半から坂野先生によるゲリラ授業がありました。坂野先生はデジタルメディアデザインコース1年生のグラフィクデザイン基礎を担当されていて、彼自身もデザイナーとして仕事されています。
今回のゲリラ授業は、通常授業では押さえ切れない部分と、雑学も含めてデザインを学ぶ学生にもう少し予備知識として知っておいて欲しい事などが盛り込まれていました。授業は坂野先生のご好意で開催されたもので、完全なるサービス授業だったのですが、4年から1年まで約30名ほどが参加し先生の熱意が凄く伝わる授業となりました。
ゲリラ授業 ゲリラ授業内容は二部構成で、前半は文字の歴史から。人類が文字を持った紀元前の話から始まって、ローマ字形成の歴史、そこから文字デザインの遍歴とともにグーデンベルグの活版印刷の登場から印刷技術による複製の話に至り、現在の書体のデザインまでの流れという結構なボリュームの話でした。文字の歴史を知る事で、情報に合った適切な文字選びや見せ方に合わせた文字選び、また文法に合った文字選びなど、大量の書体の中から適切な文字デザインを選ぶという複雑な作業を、歴史や成り立ちを知っておく事で出来るというお話でした。
後半は組版について、これは特にグラフィックデザインを志す人にとっては基礎中の基礎でありデザインの要ともなる部分ですね、もともとは活版印刷の技術からきている組版ですが、現在はコンピュータに取って代わっています。しかしデジタル化した現在でもPC上で同じように組版を行っていて、その組み立てを行う事が出来るのが、いわゆるプロのグラフィックデザイナーという訳です。
特に紙面は組版という概念が重要になりますね。例えば文字のサイズにしてみても、ポイントと級というサイズ表記がありますが、ポイントはインチ法で級はメートル法を基準としているので、メートル法になじみのある日本人には級という単位が予測しやすくなります。1級は0.25mmなのでこれを級数にかけると文字サイズが出ますし、A版,B版と呼ばれる用紙サイズもメートル表記なので、紙面に対するマージン(余白)や文字数の計算もしやすくなります。
また段組みによる文字も、書体選びから文字の詰め、日本語と欧文が複合する長文に対する文字選択等々、実はかなり細かいセッティングと気配りをするのがデザインの基本となっていて、それらのノウハウを実際にIllustratorを使ってどのように行うのかを実践しながら授業をしてくれました。
ゲリラ授業 ゲリラ授業ということで今回参加した学生達には良い勉強になったと思います、今後、紙面のデザインをする上で授業の事を思い出しながら実践してみると良いのではないでしょうか。
無事に展示終了! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Prologue展3日目、最終日はボスゼミこと渡邊ゼミの公開プレゼンテーションが行われました。渡邊ゼミの展示は2年前に新設されたG棟のD2・D3ギャラリー、もともとあったD1ギャラリーもガラス張りですが、このD2・D3ギャラリーもガラス張りで、D1ギャラリー以上に日差しの入るとても明るい造りとなっています。
Prologue展・3日目 公開プレゼン Prologue展・3日目 公開プレゼンこの日は晴天、日差しが眩しい昼下がりで写真がとても良い雰囲気、その反面、半分を壁で隠した展示は、会場内の光の加減が大きく違っていて撮影するのが難しい・・写真の調整に苦労しました(笑)
プレゼンテーションはこの日も順調で3時過ぎに全て終了、最終日は搬出があるため5時半までの展示でしたが、終了前に追い込むように他コースの学生達が訪れてくれました。3日間という短い展示期間でしたが、とにかく無事終了してなによりでした、コースとしても充実した展示になったように思います、足を運んで下さった皆様ありがとうございました。
雨でした。たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Prologue展2日目、今日はあいにくの雨でガラス張りのギャラリーは昨日とまた違う表情でした、作品には照明が当たってますが、なんだか少し暗い印象。
午後からは昨日と同様公開プレゼンテーションが行われました。今日はわたくしたかひこん担当のゼミ生のプレゼンテーションでした、もちろんUSTREAMによる配信も行われました、途中無線LANやUSTREAMのサーバアクセスの問題で途切れたりもしていたみたいですが、一通り発表を行う事が出来ました。
Prologue展・2日目 公開プレゼン Prologue展・2日目 公開プレゼンUSTREAMで録画された映像を後から見直してみる勇気が出ません、特に自分の声が本当に嫌いなので映像に残って欲しくないのが本心だったりします、でもライブ映像で配信されちゃったんですよねぇ、みてた皆さん僕の部分は忘れて下さい(笑)
ゼミ全体の総評としては、もう少し具体的なサンプルが欲しかったというところでしょうか、提案する事は良いのですが、その裏付けとなるような資料や実験段階の何かしらの物がもう少しあれば説得力もあったかなと思いました。
さて、明日は最終日、渡邊先生ゼミの公開プレゼンテーションが行われます、もちろんUSTREAMによる配信も予定していますので、是非ご覧下さい。それと最終日は5時半までの展示となっております、ご覧になりたい方は終了時間が短くなっていますのでご注意ください。
簡単にリアルタイム配信の時代 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
ついにスタートしましたPrologue展!たった3日間しか開催されないレアな展示ですが、皆さんのお越しをおまちしております!
今日は展示会場にて公開プレゼンテーションが行われました、各ゼミごとに開催日が違います、本日は小林先生、上山先生、池田先生担当のゼミのプレゼンテーションが1時00分から3時50分の実習時間に行われていました。わたくしたかひこんは2年生のWebDesignの授業だったため前半参加する事が出来なかったのですが、今回はデジタルメディアデザインコース初のオフシャルUSTREAMを導入しました、つまりプレゼンテーションをリアルタイム中継してネット配信していたのです、なので実は2年生の授業中、同時進行で配信されている中継をのぞいていました(笑)またUSTREAMは配信した映像が記録として残す事ができるので、後にどんな内容だったかをもう一度確かめる事ができて便利です、見逃した人はここからどうぞ。
Prologue展・公開プレゼン Prologue展・公開プレゼン4時間目からは2年生も参加してかなり大所帯でプレゼンテーションを行いました、4年3年にとっては参加人数が多いほど色々な意見を聞く事ができますし、2年生は来年の事を見越してこういう現場をみておくと参考になると思います。
Prologue展・公開プレゼン Prologue展・公開プレゼンプレゼンテーションは1人5分、それぞれ様々な方向性が示された展示になっていますが、これから行おうとする研究テーマの展示とあって、まだまだ詰めが甘い提案が多いのも事実、でも逆にこのタイミングで色々な意見を参考にしてさらに発展して行けば良いかと思います、新学期始まって約三週間で仕上げるというタイトなスケジュールでしたが、今回の展覧会はとても意義があったように思います。
午後5時半からオープニング、若干コースの身内ばかりな気がしますが(笑)学長からの挨拶ではデジタルメディアデザインコースらしい展示になっていると褒めていただきました!運営チームも良く頑張ったと思います。
Prologue展・オープニングパーティ、学長挨拶 Prologue展・オープニングパーティ、上山先生の乾杯そうそう、今回は池田先生と職員のタチコマへ学生達から誕生日サプライズがありました!2名分のケーキを用意できれば良かったんですが、学生達の予算も色々ね、あるのでね、今回は2人で1つのケーキ、なので何故か2人でケーキ入刀(笑)そういえばロウソクを吹き消す定番のイベント無かったね?
誕生日ケーキ! 池田先生、タチコマ、お二人の誕生日、学生達がサプライズで準備してました、ケーキ入刀(笑)もちろんプレゼントも。池田先生には多方面からイジられるので写真をアップしないでって言われていたんですが、学生達からの愛しい想いを伝えるのもこのブログの大事な使命、なにより担当教員のわたくしたかひこんは学生達の気持ちを伝えるという仕事!だから池田先生ゴメン、やっぱり載せる事にした。誕生日プレゼントの写真はギャラリーにてお楽しみください。
休み無し! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は日曜日でしたがPrologue展の搬入の残りのため出校、特にスイッチの作品設置が土曜日に終わらなかったので、続きを行いました。
Prologue展・スイッチ搬入 Prologue展・スイッチ搬入今回のスイッチの作品は、全て動く状態で展示する必要があったので、かなりの工数が必要でした、特に新作のための実験作品は、実験用のデバイスそのものが完成していない状態で搬入に突入してしまっていたので、現場でセンサー等のハンダ付けを行い設置するという、まぁなんともメディアアート系の搬入に良くありがちな光景が展開されていました(笑)
Prologue展・スイッチ搬入 Prologue展・スイッチ搬入昨日の記事にも書きましたが、設置も壁の建てつけから壁紙の貼り直し、プロジェクターの天吊りなどなど、本当に作業が多くて大変でした、Prologue展の主役はあくまで4年生と3年生の研究発表なんですが、D1ギャラリー内はむしろスイッチの展示がメインのような感じになってしまいました・・・ま、それでもスイッチメンバーは4年3年で構成されているし、メンバーのほとんどが今回のPrologue展の運営チームとして展覧会の企画や販促物の制作、スケジュール管理やオープニングパーティの準備なども同時に行っていたので、仕事をしたぶんそれが結果として現れたという感じでしょうか。
スイッチ搬入、実験用壁設置 スイッチ搬入、実験用壁設置 Prologue展・看板設置 Prologue展・看板設置最後にギャラリーのガラス面にバナーを設置して、午後10時ごろに全ての作業が終了。明日からたった3日間という短い展覧会ですが、コースとしてもかなり気合の入った展示となっているので、是非ご覧下さい。
[会期] 2010年4月26日(月)〜4月28日(水)
[時間] 10:00〜19:00
[会場] 名古屋造形大学 D1,D2,D3-Gallery (入場無料)
土曜出勤・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は土曜日でしたが「Prologue展」の搬入でした。
通常は月曜から金曜までが授業時間なので土曜日は学校が休みなのですが、今回は前の展示の関係なども含めて調整が必要で搬入が土曜日しか行えず、皆には少し無理を言って来てもらいました。
とはいえ自分たちの展示ですし、搬入に来て自分の作品を飾るっていうのは美術系大学の学生ならなおさら当たり前の事、どうしても用事が入っていて来れなかった人をのぞいて全員が参加してくれてました。もちろん来れなかった人からも事前に理由を聞いていて、その分はそれぞれが助け合って搬入を進めていて作業はスムーズでした。
Prologue展・搬入 Prologue展・搬入今回はプロローグとしての展示だったので、比較的展示物に企画パネルが多く、コンピュータ関連の作品搬入が少なかったので、10時ころからスタートした搬入作業も午後3時ころにはほとんどが終了しました、皆さんおつかれさまでした。
あ、搬入作業が忙しくて他の会場の撮影にまわれずD2D3ギャラリーの写真が一枚もありません・・・スミマセン。
明日搬入、はたして間に合うか! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日はプロローグ展に使用するパネルの仕上げでアトリエが盛り上がっていました、水張りテープって結構コツいりますよね、とにかく見栄えは大事です、奇麗に仕上げるのが何より最優先って事で皆で協力して仕上げていました。
今回のプロローグ展は今年1年間で何を研究するかを展示するという主旨で、まさに序章となる内容が並ぶ予定です。作品展では作品そのものが置かれていれば、あとは作品が全てを語ってくれるものですよね、ですので作品の事をわざわざ説明するパネルなんてものは必要無いというのが理想です。
ですが今回はほぼ全員がB1パネルによる展示となっております、それは何故かと言うと研究内容を説明する企画段階の展示だからに他なりません、つまりまだ作品がある訳ではなくて、何を1年やろうとしているのか?という事を展示する事になっています。
B1サイズのパネルはある程度統一したフォーマットを作成し、各自それに研究内容を記載している形となっています。すでに研究内容を詰めて遂行している人もいれば、まだまだ固まりきっていない企画内容のまま展示を迎える人もいて、若干のばらつきもあるのですが、なにより今回の一番のメリットは研究を企画段階で発表する事で、内外から研究企画に対しての評価がもらえるという点に尽きる気がしています、ですので内容をご覧になって少し厳しい意見などをいただけると、逆に今後の研究に活かせるのではないかと思っています。
皆様のお越しをおまちしております。
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