後編は2年生の授業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2年生は同じ頃アニメーションの授業、渡邊先生によるこのアニメーションの授業は最終的に15週で15秒のCMをアニメーションで表現するという目 標があります、そしてその制作手法はいわゆる商業アニメなどで用いられる一般的な技法を主体としていて、シナリオ、キャラデザイン、設定資料、絵コンテ、 原画、動画、コマ割り、デジタル着彩、編集、サウンド制作、音入れ、アフレコ、等々を順にこなして行きます。
一般的といってもアニメーショ ンの現場の一般的って意味ですので、つまり裏を返せば専門的ですね(笑)アニメーションを作るにあたってはいろいろな表現方法や技術があると思うのです が、この授業では一番オーソドックスなスタイルでアニメーション制作を経験してもらっています。
そしてお気づきだと思いますが、アニメー ションを作るには絵を描く必要があるんですね、絵コンテにしても簡単な表情や動きを表現しなければなりません、実は1年生の授業のドローイングは2年に なってこういう場合に役に立つ訳です、特にアニメーションは人物などのキャラクターの動きや躍動感を描く事が結構重要な要素になってきますから、短時間で 人物クロッキーをこなし表現できる事は利点となります。
実習時間の15週という短い時間でアニメーションを一通り体得するのは若干大変ですが、ライトボックスに向って動画描いたり、レタススタジオやイラストスタジオで着彩編集したりと、実はかなり本格的なアニメーション制作を授業で行っています。