2回目です たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は2年生の授業を紹介します、と言ってもちょうど一週間前と同じ内容の授業なのですがね・・・詳しくはそちらで読んでもらうとして、今日は先週と少し条件を変えてみました。
まず、目安となる定規やコンパスといった決まった単位で計るものを使わないという条件を付けました、つまり皆が共有できる単位を使わずに図形を文字や言葉で伝える必要があるので、先週より少し難易度があがっています、そのぶん図形は少し簡単になってます。
その出来上がりはというと、なかなか上出来でした。
さて、これのどこがデザインの勉強なんだ?って思うかも知れませんが、デザインというのは表面を飾るだけの事ではありません、色々な物事の提案をする事もデザインの仕事、つまり「中身をどう伝えるか」「相手にどう伝わるか」「ユーザにとって何が必要か」「無いものをどう表現するか」「プレゼンテーションでどう理解を求めるか」などデザインを取り巻く色々な事に対してデジタルメディアデザインコースの学生は解答を出していかなければなりません、そういう時にこのようなトレーニングをしておくと何かと便利なのです。
例えば説明のつかないまだ世界に無いようなもののデザインを提案しようとすればするほど、周りの人やユーザに理解してもらう必要があるし、それを納得して使ってもらう必要がある訳です、そんなときに自分が提案している事が説明できなければ相手にされませんよね?なのでこのような課題を通してコミュニケーションの大切さや伝える事の難しさ、表現の難しさ、厳しい条件下での臨機応変さ、ずる賢さ、などなどを経験してもらっています。