4月21日(金)写真は1年生のデザインロジックの授業の様子です。デザインと言えば色々な物を指す用語として最近使われていますよね、ポスターやフライヤーのような印刷物などは”デザイン”する物としてわかりやすいかとは思いますが、そもそもデザインは設計という意味を持っていて、印刷以外にも様生な物事が”デザイン”されています。
この授業はデザインとは何をする事なのか?を問いながら、デザインを俯瞰的に捉えるトレーニング的な位置づけの授業です。例えば学内環境を見渡して、バリアフリーやインフォメーションのデザインを考えたり、生活の中に潜む問題を解決するためのデザインとは何か?を考えたり、文字や言葉で伝える事とはどういう事か?を考えたりしています。
写真は、”図形も伝える”という課題に取り組んでいるところです。言語で物事を伝える事は私たちの生活には欠かせないコミュニケーション手段ですが、ビジュアルを言葉や文字だけで伝える事の難しさや、文字や言葉を読解してビジュアルに置き換える作業は意外と難しいものです。ざっくりいうと言葉や文字だけでデザインしたものからビジュアルイメージを構築する事ができるか?という課題なのですが、説明を作る難しさと、説明を理解する難しさの2つを具体的に体験する事ができるので、作り手だけではなく使い手のスキルについても考える良い機会になります。