6月17日(金)2年生の授業の様子です。ファブラボ等を日常的に利用されている方も多いかと思いますが、レーザーカッターなどの工作機器を使った制作も一般的になってきていますので、授業ではそういった工作機器でどんな事が出来るのかを知ってもらうためレーザーカッティングの授業を2年生でとりいれています。
課題は「プレゼント」をテーマにした紙で組み立てるパッケージを作るというシンプルなもので、Illustratorで展開図を引いてそれをレーザーカット用のデータに仕上げて切断するという具合です。
レーザーカッターで扱うデータはデザイン関係で学んできた学生にとっては慣れ親しんだIllustratorで作れるので、そんなに難しく考えなくても制作できます。とはいえイラストを描くのとは違って寸法や数字入力など若干図面を引く特殊な使い方をしますので、Illustratorの使い方に少しノウハウがあって、むしろそのちょっと違う使い方を覚えてもらう事が大事かとも思います。
展開図をうまく書けないと、切断しても組み立てられないなんて事になりますから簡単な計算や組み上がった事を想像できる力もちょっと必要になりますね、切断してはいけない所が切れてたりと不備のあるデータを持込む学生もいて、バラバラになったなんて事もあったりしますが(笑)そこはご愛嬌ですね、まぁやってみて失敗する事も大事です、出来上がった課題作品はまたオープンキャンパスで紹介しようかと思います。