デジタルサイネージを作ってみた たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月21日(火)同朋高校普通科の33名の生徒さんを招き、デジタルメディアデザインコースによる特別授業を開講しました。この後27日には商業科の皆さんが同じプログラムに参加する事もあって、とにかくデジタルメディアデザインコースで学べる事、出来る事を知ってもらうと同時に、コースの事だけではなくデザインの今の流れや、高校生の皆さんが将来デザインの仕事やデザイナーを目指すという事を想定して、少し未来のデザインの仕事を経験してもらおうと思い、今年導入したデジタルサイネージパネルを使ったモーションポスターの制作体験を用意しました。
公共の場にあるポスターや案内パネルなど広告などのグラフィックデザインが最近液晶パネルを利用したデジタルサイネージへ変わりつつあります、特に駅などへの導入が目立ちますが、今では飲料の自動販売機までもデジタルサイネージへと変わってきています、そんななかグラフィックデザインの仕事も動的な表現のもの、つまり動画が増えてきています。ポスターもモーションポスターリリースなんていう記事もみかけるくらいになりました。そこで、今回の特別授業では、HDサイズのデジタルサイネージを想定したモーションポスターやモーショングラフィックスの制作体験をしてもらう事にしました。
主に使用するソフトはAdobe社のAfter Effects(アフターエフェクト)というソフト、もちろん高校生の皆さんの大半が初めてのソフトだろうという事もあって、デジタルメディアデザインコースのゼミ生にスタッフとして入ってもらいました。特別授業は朝の10時から午後4時までと1日時間があったのですが、ほとんどが未経験者で、かつ15秒のサイネージ用の映像を制作するとなるとやはり時間的に難しいので、今回はあらかじめ素材を全て準備しました。操作する基本的な部分のレクチャーののち、トランスフォームやエフェクトといった部分のみに集中して操作する事でとりあえず作れるようにしたのと、高校生2人にたいしてコースの学生1名がつくように体制を組み立てました。
少し時間がなくてドタバタとした段取りで進みましたが、サポートに入った学生達の手際もよくて、参加した高校生33名全員が時間までに作品を完成する事ができました!最後に全員で完成した作品の鑑賞会を行ないました。こういう授業を体験する事で少しでもデザインに興味もってくれたらと思います、あ、さらにデジタルメディアデザインコースにも興味もってもらえると嬉しいですね!