高精細画像の行方 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月22日、愛知芸術文化センター ・アートスペース Xで行なわれていた「再生される肌理 Ⅲ」を別件で栄に行った帰りに学生達とみてきました。
「再生される肌理 Ⅲ」はここ最近普及しはじめている4K画像、さらには東京オリンピックには一般化へむけてと言われている8K画像など、ハイビジョン(HD)に変わる次世代の高精細画像フォーマットが次に映像表現にもたらすのは何か?という問いに対して研究を行なっている情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の研究プロジェクトです。ちょうどプロジェクトを運営している前田真二郎先生がおられたので、ひと通り作品の説明をしていただきました、学生達に丁寧な説明本当にありがとうございました!
デジタルメディアデザインコースでもHDを使ったデジタルサイネージによる広告や動的デザインの可能性などグラフィックデザインに関する研究を本格的に始動する計画ですが、さらに4Kなどの高精細画像が次にサイネージの利用方法をどう変えるのか?という研究も同時に進める予定です。
現在すでにデジタルメディアデザインコースでも4Kモニターで表示実験等を行ない始めていますが、今回の展示はそういう意味でもとても興味深いものでした、次々に変わりゆくメディア技術や表現にどう対応して行くか?というのはこの分野の研究者である我々の運命かもしれませんね。