切り刻みまくった たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋音楽大学とのコラボレーション企画「オペラ×プロジェクションマッピング」とは別に、名古屋電映博に出品するもうひとつの作品「なげる、あてる、ひろがる」ですが、大学にレーザーカッターが導入されたのでセンサーパネルを今回の展示にむけてリニューアルしてみました。
レーザーカッターは複雑な形状を切断できるのはもちろんですが、なにより再現性の高さにより量産が可能です、そこで素材として使っている少し重量のあるMDF(板)の中抜きをして軽量化を行いました。またパネルを止めていた4つのネジを裏側につけるようにしてパネルをフラットにしました、これによりネジにボールが当たって反応しないという事が防げますし、なにより見た目がシンプルになりました。そしてパネルの反発をスプリングから磁石に変えました、ちょっと強力なネオジム磁石なので携帯などにくっつくと壊してしまう恐れがあるのが扱いにくいところですが、ビスによって完全に固定し、2枚のパネルがお互い常に反発している状態になっています、これによって若干スプリングより柔らかな反応になりました。
と、いうことで、36枚のパネルを制作するために3日間レーザーカッターを連続運転(笑)酷使しまくりました、大学にある道具は使い倒す!ってくらいがちょうどいいのです! それににしても、ちょっと複雑な形にしたのでパネル1セット切り出すのに1時間・・・結局時間が無いのに強行でリニューアルを進めたため、搬入に間に合わずギリギリまで作り続けるはめになりました(自業自得・・)さて、この新パネルちゃんと動くのでしょうか!実装テストがぶっつけ本番となっているという事は・・・ナイショです。