無事終了しました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
連休中の3日間開催されていた(とよたデカスプロジェクト「Garden of Memory~記憶の庭」)無事終了しました、来てくださったみなさまありがとうございました、普段のとよた科学体験館とはまた違った体験を楽しんでいただけたかなと思います。
とよたデカスプロジェクトへの参加依頼が来て約5ヶ月、展示に関しては場所の決定等で紆余曲折ありましたが、無事作品展示が遂行できた事に実行委員の方、豊田市役所の方、それにとよた科学体験館の皆様のご尽力があってこそだと思います、またなにより体験してくれた子供達になにかしらの思い出となって彼らの心の中に作品が残っていればいいなと、制作に関わったスイッチメンバー一同思っております。
3日間という短い展示期間ではありましたが、多方面から面白かったと声をいただきました、ありがとうございます、とよた科学体験館での展示はこれで終了となりますが、来週からは名古屋造形大学内のギャラリーにてこの2つの作品を展示します、また26日(土)には岐阜市の殿町にて行われる「殿町ハロウィン」に独楽の「まわる、うつる、ひろがる」をハロウィンバージョンで展示予定です、是非こちらにもお越し下さい!
さらに11月6日から9日までウッドエコテック2013にも出展します、プロダクトデザインコースとコラボレーションするスイッチの新作(作品タイトル未定)と、ウッドバージョンの「まわる、うつる、ひろがる」を展示予定です、こちらは大人向けですが、木工に興味ある方はこちらも是非ご参加ください。
無事にスタートしました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
とよたデカスプロジェクト「Garden of Memory~記憶の庭」無事にスタートしました、美術館やギャラリーではなく、とよた科学体験館のスペースを一部お借りしての展示ですが、結構うまく展示できていると思います、子供達もたくさん遊んでくれています!
私たちにとってはいつもの光景ですが、独楽をまわすと現れる花の模様が不思議らしくて、子供達はみな映像を触ろうとしていました、以前とは違って今回は豊田市バージョンという事で豊田市の花「ひまわり」のCGが現れるようにしました、具体的なビジュアルなので余計に気になるみたいですね。独楽回しに夢中になってくれる子供達はもちろんなのですが、お父さんやお母さんが不思議がってすごく興味もってくださるのがとても印象的です。
ボールを投げる「なげる、あてる、ひろがる」は今回新しいシステムで組み立てました、そのぶんまだちょっと不安定なところがありますが、こちらも豊田市バージョンとして「ひまわり」のCGに変更しています、そして今回も汗だくになってボールを投げる子供達の姿がありました、なにがそうさせるのか毎回不思議ですが、かなり長い時間遊んでくれます、これがアート作品なのかどうか?という事に関して言えば、芸術関係の方や作家活動されている方からすると疑問に思われるかもしれませんが、とにかく子供達が純粋に楽しんでいる姿は毎回私たち「スイッチ」の制作の励みになっています。
とよたデカスプロジェクト「Garden of Memory~記憶の庭」展は10月14日(火)までとなっています、是非この機会にとよた科学体験館にお越しください!
また、地元のケーブルテレビ「ひまわりネットワーク」さんの取材を受けました、今回の展覧会の様子が10月15日(火)18時30分〜の「とよたNOW」という番組で放送される予定です、ご覧いただけるエリアの方は是非こちらもチェックしてみてください!
搬入 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
とよたデカスプロジェクトに出展するため作品搬入を行いました、今回の搬入にはスイッチに新たに加わった1年生にも参加してもらい、早速現場を経験してもらいました。メディア系の作品搬入はいろいろと手順があって時間がかかるのが常ですので、かなり余裕を持った時間配分が必要となりますが、毎回の事ながらやはりギリギリ完成という感じですね(笑)
とよたデカスプロジェクトには「まわる、うつる、ひろがる」と「なげる、あてる、ひろがる」の2作品を出展させていただきました、両作品とも幾度かの改良を経てだいぶパッケージ化した部分があるので、案外組み立てそのものは楽になってきていますが、それでも細かな設定やプロジェクターの位置と作品の関係、画角、ズレの調整などはその場その場で対応して行かなければなりませんので、今回もそういった手順で時間がかかりました。
とりあえず2作品とも動作する状況までなんとか作り上げる事ができて、あとは本番を迎えるだけとなりました。今回は豊田市での展示という事で、作品のCG部分を豊田市の花である「ひまわり」に変更した特別な豊田市バージョンとなっています、是非お近くにお越しの際は体験ください。
展示します! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月12日(土)13日(日)14日(月)の3日間、とよた科学体験館(産業文化センター内)にてスイッチが作品展示を行います、「とよたデカスプロジェクト」の一環として、スイッチが体験できる作品「なげる、あてる、ひろがる」と「まわる、うつる、ひろがる」を展示します、是非この機会に遊びに来てください!(公式発表には「外山貴彦の体験できるメディアアート」となっていますが、正確には外山が運営するプロジェクトチーム「スイッチ」によるメディアアート作品展示です)
http://ameblo.jp/decasu/entry-11619070399.html
https://www.facebook.com/decasu
今回の「とよたデカスプロジェクト」に向けてボールを投げる作品「 target=”_blank”>なげる、あてる、ひろがる」をリニューアル中です、3年間使い続けた初代は木造部分の歪みが激しくなってきたので、去年の武豊町での展示を最後に引退、今回はアルミフレームにて筐体を作り直す事にしました。写真はその制作の様子。
センサー部分1個1個を独立したフレームにし、組み替えや違った用途にも使えるように計画中なのですが、これが大変な作業量・・・なんせ1個1個独立してるぶん、それぞれ組み立ててセンサーを組み付けなければなりませんからね、今回はセンサー部分で36個、全体で45個のユニットを組み立てます、予定より作業時間がかかっていて会期に間に合わせるのがやっとかも!という、まぁいつも通りギリギリまでやってるという光景です(笑)展示直前の記事アップとなりましたが、豊田市にお越しの際は是非お立ち寄りください!
1年があっという間でした たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2013年も最後の日となりました。いわゆる大晦日、今年はみなさんにとってどんな年でしたか?デジタルメディアデザインコースは今年、例年にないペースでいろいろな行事があった年になりました。特にプロジェクションマッピングというキーワードがここ愛知県で盛り上がりを見せたように思います。年始辺りから問い合わせが増え、気がつけばプロジェクターを使った行事が多かったのも今年の特徴かなと思います。
年内最初のプロジェクションマッピングは2月の名古屋音楽大学で浅野くんが行なったコンピュータミュージック、映像音楽
卒展と言えば、今年からビジュアルイメージを学生からのコンペに変えました。学生による卒展を打ち出すべく今年から卒展の広報活動も現役の3年生が中心となって動いています。まだまだ始まったばかりですが大学がつくるのではなく学生がつくる卒展にしたいものですね。2014年の卒展のビジュアルイメージはイラストレーションデザインコースの益田さんによるものです。そしてそれに伴って今年から卒展の専用ページが出来ました!
4月は新たに1年生を迎えスタート。デジタルメディアデザインコースでは1人1台のPCを導入。学年全体を網羅するべく99台もの27インチiMacを導入しました。1年2年も自分専用のPCがあるという環境を整え、よりクリエイティブな作品や研究を行なえる環境つくりを行いました。4年3年はゼミがスタート。恒例のプロローグ展では1年間の研究発表が行なわれました。同時期に愛知県下の芸術系大学を集めた「大名古屋電脳博覧会」もありましたね。ビジュアルイメージを手がけたのは卒業生の館さん。館さんといえば今年からマンガコースの非常勤講師として教壇に立ちました。卒業生が成長し戻って来て学生達に教えるというのはとても嬉しいニュースです。
プロジェクションマッピングでは企業との共同研究もいくつか行いました。5月は化粧品メーカー「RAURA」のRAURA 1st Anniversary & ECL Release Partyにて唯一1回だけの上映という貴重なマッピングも行いました。また8月には博物館明治村で「宵の明治村」にて約1ヵ月におよぶプロジェクションマッピングを行い、「イッポウ」というCBCの番組の取材も受けましたね。テレビでご覧いただけた方も多かったかと思います。CBCといえば12月にCBC創立63周年記念式典プロジェクションマッピングにてこれまた唯一1回だけの上映を行いました。また名古屋音楽大学の「第1回めいおん音楽祭/オペラ「ドン・ジョヴァンニ」 Don Giovanni」にデジタルメディアデザインコースとイラストレーションデザインコースでタッグを組みオペラにプロジェクションマッピングを行なうコラボレーション制作を行いました。
本当に今年はプロジェクションマッピングというキーワードがいろいろなプロジェクトを生み出した年になりました。
9月にはフィンランドのオウル工科大学と連携したワークショップを行いに海外へも行きました。総勢17名の学生達とともにオウル市に滞在、途中社会見学でいろいろな場所にも行きました。これを機会に今後も国際的なデザインのワークショップや研究がすすめれたらとコースでは思っています。そうそう教員がフィンランドに行っているさなかに愛知では野外博物館リトルワールドにてエキゾチックトルコ文化展に3D映像を出展しました。これも産学協同のプログラムとして院生の近藤君をはじめ2年生のスタッフ達が頑張って制作してくれました。上映期間中は多くのの方々に来ていただけました。
展示もいくつか行いました。とよたデカスプロジェクト、NODE_CONSONARE2013出展とワークショップ、殿町ハロウィン、スイッチ個展、ウッドエコテック展、そしてコース全員が参加するデジタルメディアデザイン展。振り返るといろいろな事をこなした1年間でしたが、まだまだ発展途上なコースです。来年も気持ちを新たにもっともっと「世代を築くべく新しい事」へ挑戦しながら、次世代のメディアデザインやメディアアート、研究を担っていく人材が育てばと思います。またコースそのものも、そういった新たなモデルを生み出すために、これからも速度を緩める事なく、時代のリーダーになれるよう努力していかなければならないと思っています。もちろん学生達にもそれを実現するためにもっともっと自分のハードルを上げ、挑戦する気持ちを忘れずに2014年を迎えてもらえたらと思っています。
長文となりましたが、読んでくださった皆様ありがとうございました。2014年もデジタルメディアデザインコースの学生たちが一歩先に出られるように次々と新たなイノベーションを進めていきたいと考えています。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
デジタルメディアデザインコース・外山貴彦
土日はない! 連日搬入作業のたかひこん@デジタルメディアデザインコース
月曜日から2週間にわたって、名古屋造形大学内のD1、D2、D3ギャラリーを使った「外山貴彦withスイッチ展」が始まります、そのためとよたデカスプロジェクトから戻ってきたスイッチの作品はそのままD1ギャラリーに搬入され、この1週間は仕事の隙をみて搬入・設置作業にあたっていました。
スイッチメンバーにとって、ここ2ヶ月は5つの展示をこなすという展示ラッシュ、とよたデカスプロジェクトからスタートして2つ目の展示はこの学内展、そしてこの展示の間に先日記事に書きました「殿町ハロウィン」に作品を途中で持ち出す3回目の展示があるというタイトスケジュール。展示が立て込んでいるので、とにかく次の展示の事も考えて作品開発を進めています、なので今回の「外山貴彦withスイッチ展」では展示期間中を利用して、常にデバッグや開発をするという自転車操業的展示(笑)とにかくいろいろな事が間に合っていな感じ・・・。
D1ギャラリーには独楽をインターフェースとした「まわる、うつる、ひろがる」それにボールを投げる「なげる、あてる、ひろがる」を展示、うち「まわる、うつる、ひろがる」は殿町用に展示期間中にハロウィンバージョンへ変更予定。D2、D3ギャラリーは電脳博覧会で展示したMotionの開発実験バージョンを設置、こちらはギャラリーの壁面を埋める映像によるインスタレーションとなります。写真は投影テストの様子、とりあえずありものの映像を出してるとこです、期間中誰かが開発で作品をいじってて、調整中みたくなっているかとは思いますが、遠慮せずに作品体験してみてください。
毎回ギリギリ・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
とよたデカスプロジェクト出展のための最終テストを搬出ギリギリでこなしました・・毎回なぜかギリギリなのは何故なのでしょう・・。今回出展の作品は以前からのものばかりですが、ボールを投げる「なげる、あてる、ひろがる」は今後の展開や別への応用を考えて筐体そのものを全く別のアルミフレームへと変更し、パネル1個1個を独立させ、システム的にも融通がきくようにセンサーデータのやりとりはすべて無線へ切り替えました、展示されていると見た目の変化があまり無いですが(笑)実はまったく別物となっています。
ということで、新型にするリスクと言えば、ちゃんと動くかどうか・・・それを確認するには実装しかありません、なのでアトリエ109に移動して、完成状態をくみ上げました、写真はその時の様子。組み立ててみて初めてわかる問題点っていうのがこういうものの場合出てくるのが常でして、今回もいろいろと予想外の問題がちらほら。特にセンサーの取り付け位置が変わったせいで値が以前と違って浅く、データの取得が上手くいかず、深夜の3時に7割ほどのボールに反応しないという事実に直面した時は逃げ出したくなりました(笑)
結局のところ、考えうる解決策をひとつひとつこなして結果をみて行くしか無いので、最終日におよそセンサー部分の変更と通信速度かなという事で、その辺をごにょごにょと改良してなんとか動作させるところまでこぎつけ、搬入ギリギリで完了となりました。言う事効かないシステムほど厄介なものは無いもので、毎回毎回こういう作業は胃が痛くなりますねぇ。とりあえず動いて良かった・・・。
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