4月     ビジュアルデザインコース研究生も活動を開始!  
ビジュアルデザインコース研究生がそれぞれのスケジュールを出しあっていよいよスタートしました。研究生室の席や連絡の仕方もみんなで決めました。講義がない分、アトリエでの時間がたっぷりあると思いますが、Macintoshや図書館、ビジュアルデザインギャラリーなども利用して、長いようで短い1年を楽しく過ごしてくださいね。そして、カッコイー、美しい作品ができたら、見せあいっこしましょー!

下の写真が今年の研究生です!新たな気持ちでいい笑顔。やらなきゃいけないこともたくさんあるけど、研究室スタッフも応援しています!研究生のみんなからこのホームページに載せたい情報があれば、どんどん持って来てくださいネ。

  5月     机のまわりは私の世界!興味津々です。  
ビジュアルデザインコースの研究生は、それぞれの研究計画に基づいて活動しています。タイポグラフィが大好きな人や魚が大好きな人、イラストを描いている人、キャラクターをつくっている人などなど。みんなの机の上や壁にはいろんなモノやプリントがあって、興味津々です。整理整頓されている机やその人にしかわからない世界になっている机もあります。みんな宝物や大事なものでいっぱいなのだと思います。

写真が今年の研究生の机です!机の上のものや、描きたまった作品などなど、研究生のみんなからこのホームページに載せたい情報があれば、どんどん持って来てくださいネ。

  6月     愉快な研究生たちのちょっと真面目な座談会  
B棟3階の謎の小部屋。そう、それはビジュアルデザインコースの研究生室。今回は、ちょっと真面目な座談会をお届けしま〜す。
研究生になろうと思った動機を教えてください。
K:作品づくりに集中的に取り組みたかったから。
U:私は2年生のとき、研究生の作品を見て感動したのがきっかけ。2年間じゃやりきれないことが沢山あったし、新しい分野や自分の事を再発見したかったから。
では最近は主にどんな活動をしていますか?
A:カレンダー、ポスター制作。大富豪。
N:私は図書館の虫になってることが多い。
S:自己の原点回帰。やりたいことをやる。

最後に「研究生になりたいわ・」という後輩達へメッセージをお願いします。
N:研究生になるのは簡単だけど、なってからがけっこう大変。
S:自分が一生懸命やれることがひとつあればいいんじゃないかな。
一同:がんばって!
  7月

    アートのワールドカップ!各国代表(?)が勢揃い!  
テュールル ルルル テュールル ルルル ルルルルー♪
司会:皆様こんにちは。『研究生・シゲ子の部屋』にようこそ。今回のお客様は、年長者代表・研究生のSくん、若者代表・3ヶ月前まで17歳のIくん、VD最北の地・岩手県からやって来たYくん、そして最南端は宮崎県からNさん4人です。(パチパチパチ)
司会:Nさんは宮崎出身なんだよね。初めて名古屋に来た時の感想は?
N:人が多い!!
司会:宮崎と言えば?ピーマン?
S:シーガイヤ?
I:方言とかってあるんですか?
N:えー、語尾が「っちゃ」ってなる。岩手はないの?
Y:方言ないです。
全員:えー、うそだーーー!
司会:岩手って行ったことないけどどんなところ?岩手自慢とか聞きたい
Y:虫がいる。(得意気)
全員:…それって自慢なの?
Y:自慢です。あ、でもゴキブリはいない。Sさんは長野出身なんですよね?やっぱイナゴとか食べるんですか?
S:オレは食べない。そういや宮崎にも蜂の子食う習慣なかったっけ?
N:ないない!宮崎と言えば地鶏でしょう!!
I:地鶏?名前はないんですか?名古屋コーチンみたいな。
N:ない!(キッパリ)チキン南蛮おいしいよー。
(その後ギャラリー含めゴハン話に花が咲き拾集がつかなくなる。)
司会:それでは最後に『短大VDとは?!』
S:芸術のワールドカップ。
Y:まぜごはんいーねー。(彼はまだゴハン話に夢中。)
客:芸術のまぜごはん。
S:それ!芸術食べ放題!毎日がバイキング!
司会:みなさん、おなかをこわさない程度にいろんな芸術を食べて大きく成長してくださいね。それでは皆様ごきげんよう。
テュールル ルルル テュールル ルルル ルルルルー♪
  8月

    オープンキャンパスに七夕祭、今年も熱い夏がやってきた!  
台風が過ぎてカラッと晴れた7月12日、学生ホールにて5日遅れの七夕祭が開催されました。 学友会・学生会のみんなが中心となり、全て手作りの七夕祭はゲームや流しそうめん、ライブなど、楽しいイベントが盛りだくさんです。 熱気に包まれた学食1階のライブ会場では、我がビジュアルデザインコースの高木君、玉木君、長谷川君、堀田君、瀬戸君が普段とは違う“ミュージシャン”の顔を披露。 クラスメイトの女の子達もウットリ。 そして辺りが暗くなると今度は花火の美しさにウットリ。。 また一つ忘れられない造形の思い出が増えたことと思います。 みんな、七夕の願いは叶ったかな?  
あいにくの雨にもかかわらず、7月13日のオープンキャンパスには県内外からたくさんの人達が来てくれました。 入試説明会を聞く人、デッサン体験講座を受ける人、自分の作品を持参し先生方に相談する人などみんな気合十分! この日は2年生のアトリエを解放し、実際の制作風景を見てもらったので、ビジュアルの空気を感じてもらうことができたと思います。 見学に来た高校生の「楽しそうな大学ですね」という言葉がすごく嬉しかったです。 美術系大学の受験を考えている全国、いや、全世界のみなさん、造形は素晴らしいトコロですよー(^0^)/~
  9月

    夏休み特別企画・他コース研究生ウキウキウォッチング  
東京ドーム8個分というこの広い造形キャンパス。みなさんは他のコースのアトリエや工房に遊びにいったことはありますか?講義やサークルを通して他のコースの学生と交流を持つ機会も多いはず。今回はインターメディア研究生室におじゃまして草野さんと降旗さんの二人と“交流”してきちゃいました(^o^)
研究生になって、前期、そして夏休み中はどのような活動をしていますか?
降:私は6月の終わりにあったクリエーターズマーケットに友人と『オリジナルクレヨンをつくろう!』という企画で参加したのですが、その後4件ほど「うちでもやって欲しい」という依頼をいただいたので、前期の間はデパートやクラフトマーケットなどをまわる、外での活動がメインでした。
大変だったけど、いろんな発見があってすごく楽しかったです。自分達でしっかり考えて動かないといけないなーとか、いい勉強になりました。今は三人展にむけて作品を制作中です。
草:私も今は個展の準備に追われてますねー。大学の工房では樹脂を使った作品を作っていて、家では万華鏡の試作を制作中です。
個展やグループ展は何度か行なったことがあるのですか?
草:実は初・個展なんです!卒展以来の展覧会なんで不安もあるけど、学生のうちに1度はやっておきたかったし、自分一人の力がまわりにどう評価されるか知りたかったから。がんばります。
インターメディアの魅力を一言でいうと?
草:楽しい!!「何でもあり」っていうのを実感できますよ。
降:ね!ホント、1日いたらきっと好きになっちゃう。
笑顔がとても素敵な女の子二人でした。二人の個展、グループ展も楽しみですね。みんなもどんどん他コースアトリエに遊びに行ってみましょう!きっといろんな発見があるはず!♪
  10月
    アーッと驚くアートな祭典!芸祭出展者情報(VD編)  
今年の芸祭のテーマは“アートチャンプルー”。実行委員長の下村さんをはじめ、たくさんのVDの学生が学友会の一員として芸祭のために頑張っています。今年の目玉はなんといってもMAYAMAXX。生で見るライブペインティングがすごく楽しみ!「大変だけどやりがいのある仕事です。期待に答えられるよう頑張ります!」と下村さん。学友会や出展者だけでなく、みんなで楽しい芸祭を作ろう!
●apple【カフェ&バー】
瀧川智子・田中奏彩・野本志乃・徳永恵美・淺井建伍・小保敦司・佐藤俊明・立木範彦・栗田亜樹子・柴山計子
今年で10年目を迎えたVD伝統の店・apple。料理長ケンゴの自慢の料理をどうぞご堪能ください。おすすめのクレープをひとくち食べると気分はHAPPY!そして夜のお楽しみは・・・。オシャレなカフェ&バーappleにみんな来てね!(こわくないよ!)

●ジャガや【ジャガイモ料理】

平井なつ美・前田真美・丸山郁美・綿貫亜美
新ジャガのおいしい季節がやってきました。ほくほくおいしいジャガイモはいかが?ジャガやのイチオシは『ジャガめんたいパン』(フランスパン+ジャガイモ+明太子+マヨネーズ)。ジャガバタのトッピングも多数取り揃えています。ぜひジャガやのいもを食べに来てください。

●郵便葉描販売所【ポストカード】

石原佳代子・伊野恵美子・提髪希世子・杉浦仁美
見てるだけで楽しくなるようなポストカードを販売します。初めての芸祭ですが、自分達も楽しめるようなお店にしたいと思っているので、みなさんよろしくお願いします。

●ラーメン踝【ラーメン】

木村俊介・八重樫雄太・清尾妙子
踝ラーメンは、中国雲南省の麺の魔術師・陳 踝白御用達の養鶏場の主人がまかない食に作っていたスープの味をだいたい再現した感じのしょうゆスープです。陳の死後1043周忌を記念して、独自に研究開発した、踝ラーメンを是非御賞味ください。
  11月
    20代の挑戦 〜瀬戸英貴〜  
  10月4日・5日、産業技術記念館にて「名古屋まちんなか演劇祭」が開催されました。
その中の劇のひとつ“ face to face”に、成田蔵人さん、野々村明子さんと共にVD研究生の瀬戸英貴くんが出演ました。今回はその演劇祭に参加しての感想を瀬戸くんからいただきました。

まちんなか演劇祭に参加して―

「野々村さんをはじめすばらしい人達に囲まれ、とてもよい体験をさせていただきました。
僕が踊りをやり始めたのは4ケ月くらい前なので、今回の舞台では力不足の点もありましたが、今後につながるいい勉強になりました。
何ごとにおいても言える事だと思いますが、『できる、できない』より、『やるか、やらないか』だと思います。自分がやれる事を自分なりに精一杯頑張れば、結果は後からついてくるものだと思います。僕もこれからも“自分なりに”頑張っていこうと思います。

舞台に立つ瀬戸くんは堂々として、なんだかとても嬉しかったです。見ている方もエネルギーをもらった気がしました。
瀬戸くんの言うように、デザイン・音楽・演劇・絵画・スポーツ・ボランティアなど、自分のやりたいこと・好きなことに一生懸命になれる人はすごく素敵だと思います。
あなたは今、夢中になれることがありますか?
  12月     私に影響を与えてくれたもの 〜川合智子〜  
みなさんは自分の作品や考え方、生き方に影響を与えてくれた言葉、本、音楽などがありますか?
「影響を与えた」とまではいかなくても、好きな作家やお気に入りの本などがあると思います。
今回は川合智子さんのお気に入りを教えてもらいました。

【eBOY】http://www.eboy.com/
私が尊敬するデザイナーの方です。WEBのデザインではなく、ドット絵で尊敬している方です。GIFのアニメーションの見せ方とハイテンションなデザインがスゴイ方です。「アイデア」「ID」などの雑誌にも掲載されていたことがあります。ちなみに自分は「ID」でしりました。ドットの細やかな表現と、ボキャブラリティー。一番観て欲しいのは町並みのドット絵です。建物もさることながらウォーリーなみの人の量、一人一人の行動です。

【KHORBORG】http://www.ewitewit.com/khorborg/
ドット絵とFLASHのアニメーションです。これは、卒業制作中の忙しい時期にたまたま見つけたサイトです。これを聞くと卒業制作の忙しかった時期と、影響を大いに受けたことを思い出します。

【nutrishnia】http://www.nutrishnia.org/
有名すぎるサイトです。SHOCKwaveをつかったサイトでWEBの本であれば、必ずと言って良いほど掲載されているサイト。いまいちデザインとしては不明ですが、大好きです。

今までこっそり自分だけの引き出しにしまっておいたお気に入りのものを、こうしてみんなに勧めて共有してみるのも素敵なことですね。
  1月     僕の研究生の1年間 〜伊藤 淳司〜  
ビジュアルデザインコース研究生の中で、MACを使った数々の実験を試みてきた伊藤淳司君に、この1年の感想を聞いてみました。
もうすぐ卒業ですが、研究生になってこの1年間はどうでしたか?
ストリートからMACへ興味が移行して、自分では新たな世界を開くことが出来たと思います。卒展に出品する作品はMACを使って制作した僕の集大成です。ぜひ感想を聞いてみたいです。
自分の家にあるMACをいろいろカスタマイズして、おもしろくなってきたようですね。卒業してもその調子でがんばってください。これから研究生になりたいなと考えている後輩へのアドバイスがあれば教えてください。
見渡してみれば!!!!僕たちの回りには忠実に機能し、時代の文化を反映する傑作が溢れている。多くのものを見ることに使える1年になるのではないかと思います。MACで作品を制作している時は、自分の表現したいことをどうやってやればいいのか分からなくて迷ったりもしましたが、そこで諦めずに人に聞いたり、本で調べたりしなければ前に進まないのだなということも実感しました。
  2月     1年間の研究生を終えて 〜宇佐見 尚美〜  
気がつけばもう2月。この1年、本当にいろんなことがありました。1年生は初めての大学生生活、友達作りに課題にバイトにと毎日がドキドキの連続だったんじゃないかな。2年生は卒業制作に悩み、苦しみ、でも最後まで全力投球で頑張ったこの半年間はきっといい経験になったと思います。そして研究生。1年間という短い期間ではあったけど、みんなそれぞれ自分探しの旅の終着点を迎えようとしています。今回は研究生の宇佐見尚美さんに1年間の感想を聞いてみました。
「研究生になって良かったこと!それはズバリ!自分の事が分かるコト。研究生になるのは強い意志があればきっと誰でもなれるハズ。いや、NZに入学した人なら誰でも強い意志と誇りを持っているからなれるんだって思う。でも、なったらなったで本当に大変だった。生徒なんだけど、生徒じゃないような、でも誰かの助けがないと何も出来ない、そんな感じ。自分は誰かの手を借りなきゃ何も出来ない子だって事を1年を通じて感じとった。初めはやる気満々だったのに、先生の言葉が無いと結局何も出来ない。でも強がって無理に出来る子ぶってる自分。素直になれない年頃なのです。1年終ろうとしてるけど、NZに自分って存在を刻めた事が本当に嬉しい。この学校は大学とか短大とか、そんな枠がほとんど無くて、居心地が良すぎた。後を去るのは本当になごり惜しいけど、これからの自分と付き合っていく為に巣立ちをしようと思う。デザイン、アート、造形、を3年間学んでいっぱい吸収してきたから、卒業したらそれを生きかせたら本当に良いなと考え中。今の所細々とネットで何かをやっているのでそれをもう少し拡大したい。卒業は1つのピリオドであり、スタートだから。これで縁が無くなる訳でも無く、先生や研究室の方々にもまだきっとお世話になる訳で・・・・。最後に・・・研究生、本当に楽しいと思う。生かすも殺すも自分次第。1年間自分を見つめるのもいいんじゃないかな?これからもみんな頑張ろう。
  3月     祝!卒業!  
造形で3年間を過ごした研究生の6人もこの春いよいよ卒業です。研究生としての1年間はどうでしたか?大学からの拘束がなく自由な分、全ての行動に自分で責任を持たなければならない、苦しいこともあったかもしれないけど、人間として大きく成長できた1年だったと思います。
研究生室だけでなく、ビジュアルデザインコース全体のよいムードメーカーだった川合さん、宇佐見さ
ん、デザインだけでなくライブに演劇にと幅広い才能を発揮した瀬戸くん、小さい体に大きなパワーを秘めた川脇さん、卒業制作を通してMacintoshの腕をめきめきとあげた伊藤くん、図書館を上手に利用して自分の引き出しの数を増やしていった中村さん、みんな本当に卒業おめでとう!