指定研究のご紹介

1999年度開始・指定研究  造形表現における心理的空間に関する総合的研究

第1回公開シンポジウム


青森県埋蔵文化財研究センターでの意見交換

研究代表者:佐藤弘喜(名古屋造形芸術大学助教授)
●研究分担者:中村英樹・小林亮介・境 敦史


 本研究は、「心理的空間」をキーワードに、造形表現に関する共通のテーマを設定し、アート・デザイン・心理学・評論という各研究者それぞれの専門的立場からのアプローチを総合することで、新たな造形表現の可能性を模索することを目的としています。
 現在、「縄文の造形」をテーマとして、縄文の造形表現の特質、縄文の造形にみられる心理的イメージや現代の造形表現との関わり等について、考古学や歴史学といった既存の研究分野にはない新たな視点を確立する試みを計画しています。

<研究経過>
第3回・公開シンポジウム 2000年12月13日(水)16:00より D101教室
  第一部 基調講演『“空間が見える”のはなぜか』 ―ギブソンの視空間知覚理論とその背景―(境 敦史)
  第二部 講演内容をふまえた全体討議

長野県井戸尻遺跡・新潟県十日町博物館調査  2000年8月24〜25日

第2回・公開シンポジウム  2000年6月21日(水)16:00より D101教室
  『縄文の造形・青森県調査報告を中心に』

三内丸山遺跡を中心とした青森県調査  2000年3月15〜17日

◇第1回・公開シンポジウム  2000年3月7日(火)13:00〜15:00 D301教室