2017年度 名古屋造形大学 入学試験要項
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59ワークショップ型内容「ジュエリー実作」シルバーで透かしのオリジナルデザインリングを制作。アイデアスケッチから実制作までの指導を随時行い完成に導くワークショップ。課題教員の指導に基づき、シルバーで「石付き透かしリング」を制作しなさい。○条件・直線と曲線を構成した透かしのデザインを提案すること。・デザインのテーマは各自で設定すること。・支給された材料を使用すること。・担当試験官の指導のもと、別紙の作業手順に従い作業を進めること。大学側で準備したものシルバー板(t1.0mm×12mm×70mm)、石座、キュービックジルコニア、真鍮板(t1.0mm×50mm×50mm)、紙ヤスリ、スポンジペーパー、糸鋸刃、スティック糊、コンパス、コピー用紙(A4・3枚)、A4トレーシングペーパー、カッターナイフ敷きマット、カッターナイフ、はさみ、三角定規、分度器、金属加工工具一式持参具作業に適した汚れてもよい服装またはエプロン、筆記用具講評文このリングは設定された条件を上手に満たしています。アイデアスケッチの際に直線と曲線の組み合わせから、カメラのイメージが浮かび、石をレンズに見立てて、貴重な瞬間を切り取る大切なものとして捉えているところに面白さを感じます。リングの腕と呼ばれる部分には、現在では使われることが少なくなったフィルムを表現しています。ジュエリーは記録と記憶を投影するものとして存在するものでもあります。このアイテムとしての共通コンセプトが更にリングの味わいを濃厚にさせます。ジュエリーデザイン AO入試ガイドAO入試ガイド

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