2017年度 編入学・大学院要項
3/20

01「学び」から「発信」へ大学院が学部と異なるところは、一般的には「より専門性を深める」ということになるでしょう。しかし、実はそこにとどまらない大きな違いがあります。それは「学ぶ」という受け身の姿勢から、自ら「発信する」という能動的な姿勢への転換です。学部ではそれぞれの分野での基礎教育から始まり、上位の学年にいくにしたがって徐々に専門分野の授業比率が高まっていきます。そして、卒業時にはそれぞれが独自の表現を獲得し、専門家として独り立ちしていく訳ですが、大学院ではさらに大きなスケールを目指さなければなりません。まず、その分野での体系的な知識をもう一度しっかりと身に付けなおし、そして既成概念を打ち破る斬新な発想力を得ていただきたいと思います。大学院修士課程の2年間で、みなさんが指導教授と対等に渡り合うことが出来るまでに成長することを我々は期待しています。この2年間は「学び」から「発信」へと成長を遂げる大きな2年間です。「イノベーションを起こせ!」大学の4年間で学んできた様々な領域の基礎技術は、あなたの指先や手のひらとして思い通りに動き、そして身につけた知識によりあなたの頭脳として瞬時に的確な判断を行うことができるようになっているはずです。これらはあなたが社会で生きていくためのチカラとして、今後も長くあなた自身を助けていくでしょう。このチカラを、自分以外の誰かを楽しませたり便利にしたりできる「もうワンステップ上のパワー」に名古屋造形大学の大学院で進化・深化させませんか?あなたが生み出すアート、デザイン、メディアのチカラは、すでに社会にイノベーションを起こす可能性の芽を持っているのですから。Message学長小林 亮介造形研究科長渡邊 敏之

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 3

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です