2017年度 編入学・大学院要項
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15大学院 造形研究科 案内出願・受験・手続(大学院/編入学・転入学 共通事項)大学院 造形研究科 入学試験要項編入学・転入学 入学試験要項造形表現構想とは……区分研究領域ゼミゼミ概要造形表現構想分野視覚伝達デザイン研究Ⅰ・Ⅱ伊藤豊嗣ゼミ視覚伝達デザインが果たす社会的な投割について、グラフィックに留まらず、環境、都市景観、建築、プロダクト、ファッション、アート等幅広い分野を通して思考する。「デザインを研究する」という意識からー歩踏み出して、これからの実社会の中でデザイナーとしてどのように位置づいていくべきか、サイエンスやビジネスとの関係にも配慮しながら探る。デジタルメディアデザイン研究Ⅰ・Ⅱ渡邊敏之ゼミデジタルの技術は様々な表現の基盤として無くてはならない時代となっている。本ゼミでは、広告などのデザイン領域としては誰もが想像しやすいポピュラーなジャンルに囚われず、コンピュータを用いて、アニメーションや映像、ゲームなどの「エンターテイメント・コンテンツ」のデザインを中心に、人と人、人と物のコミュニケーションについて実験・制作し、それらのWeb、ケータイ、テレビなどのメディアとの関係性を研究していくことで、様々な他領域(例:医学、社会学、工学など)へも貢献できるような新たなサービスやしくみ、使いやすいインターフェイスを提案していくことを目的とする。建築デザイン研究Ⅰ・Ⅱ西倉 潔ゼミ急激に変化する都市環境は、新しい都市施設、居住環境、居住形式を求めている。実際のプロジェクトを元に各種実地調査、文献調査を行い「新しい都市施設」、「新しい居住」を考察、研究する。また、内外の事例を素材にして実務的要素や歴史、文化、習俗などの調査研究を通し、都市および居住への緻密な洞察力を養えるように鍛錬する。プロダクトデザイン研究Ⅰ・Ⅱ下尾邦之ゼミデザインとは、あらゆるテーマに対して美意識をもって問題解決する活動であるが、プロダクトデザインという創作行為はそのアプローチのひとつであり、特に「社会・人・モノ・コト」との相関関係の中で「人と行為」を中心とした新たな「モノ」の価値創造を探求する。また、3Dプログラミングや3D出力などのデジタルスキルアップとモデリングにおける工法やCMF(*1)の研究は日常の基礎課題として進めながら、「素材開発」や「用途開発」、「デザイン提案」等の産学連携も推進する。*1:CMFとは、COLOR(色)MATERIAL(素材)FINISHING(加工)のことで、全ての物の表面処理の事ランドスケープデザイン研究Ⅰ・Ⅱ岡田憲久ゼミ自然と人間の関係のありかたを、造形空間として問う。デザイン的領域における生命からの視点の造形活動。(日常的生活環境、庭園、ランドスケープデザイン、都市デザイン等に関係する環境造形。)さらに、デザイン、アートの境界を越えた視点からの環境造形を中心に研究する。芸術文化研究Ⅰ・Ⅱ江本菜穂子ゼミこれまで生み出されてきたさまざまな芸術作品を単に表現として考察するだけでなく、その時代の歴史、社会、経済等の価値観や文化と照らし合わせて、総体的にその存在を問い直していくことにする。また、時代を超えて普遍的な意味や価値を持つ力を考察していく。主として美術表現とは何か、人間にとって芸術作品とは何かを具体的な作品を過して考察していく。資料や論文を読み込みながら、自分の考えを作り上げていくように指導する。修了制作※各指導教員それぞれの研究対象を明確に決定して、研究してきたものを自己の作品や論文にする。従来の美術やデザインの枠組みにとらわれず、造形芸術の諸問題を考察・研究し、さまざまな表現の方法や媒体を研究して実験・制作を行う。作品として「もの」が完成することよりも発想をおこし、計画をし、企画する。その結果として表現する。つまりあくまでも制作の過程そのものが研究対象となり、その構想の重要性を研究することに力点を置く。調査・収集・企画・研究・制作(論文を含む)を組み合わせて全体の研究方法とする。

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