2017年度 大学案内別冊
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―学生の・学生による・学生のための卒展―“卒展”は1年の中で一番大きな展覧会で、毎年、名古屋市栄にある“愛知県美術館”で行います。また、卒展を成功させるために、卒展学生プロジェクトがあり、4年生と3年生が協力しあって、展示と広報活動・イベント等の準備を重ねていくのです。初日にはオープニングセレモニーを開催し、毎年、テレビメディア・新聞社等の取材が入ります。会期中は、講評会やギャラリートークが展開され、他大学の先生や企業関係者、多くの卒業生で賑わい、作品について鋭い視線・アドバイスをいただくコミュニケーションの場となっています。卒展をむかえて、名古屋造形大学から巣立っていくことは、すなわちアーティスト・デザイナーとしてのスタートを意味します。2013年度より卒展のビジュアルイメージおよびデザインは、学内コンペにより選出されています。学内コンペに応募できるのは卒展に参加する4年生と大学院2年生で、毎年7月頃に実施されます。今回の採用されたビジュアルは「1人1人が原石」がコンセプト。ここにある1つ1つの宝石は、卒業を迎える学生186人の名前をプログラミングで生成し、表現されています。56BOOK2: CAMPUS LIFE

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