2017年度 大学案内
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制作された表現結果をあくまでも作品とし、さらなる技術や手法の向上、研究に励みます。現代における表現制作とは何かを考え、各自のテーマと表現媒体としての技法を追求。制作の方向と可能性を探り、社会との関わりを考えながら自己テーマの確立を目指します。 大学の4年間で学んできた様々な領域の基礎技術は、あなたの指先や手のひらとして思い通りに動き、そして身につけた知識によりあなたの頭脳として瞬時に的確な判断を行うことができるようになっているはずです。これらはあなたが社会で生きていくためのチカラとして、今後も長くあなた自身を助けていくでしょう。 このチカラを、自分以外の誰かを楽しませたり便利にしたりできる「もうワンステップ上のパワー」に名古屋造形大学の大学院で進化・深化させませんか? あなたが生み出すアート、デザイン、メディアのチカラは、すでに社会にイノベーションを起こす可能性の芽を持っているのですから。「イノベーションを起こせ!」造形研究科長メッセージ渡邊 敏之 大学院 造形研究科長大学院 造形研究科(修士課程)造形専攻[造形表現制作][造形表現構想]・日本画 ・洋画・彫刻 ・先端表現・視覚伝達デザイン ・デジタルメディアデザイン・建築デザイン ・プロダクトデザイン・ランドスケープデザイン ・芸術文化研究造形研究科は、造形表現制作と造形表現構想の2分野で構成され、それぞれのアプローチから、専門研究を進めることができます。アート・デザイン分野の研究者や教育者、アーティストやデザイナーを目指し、新たな表現の世界を切り拓こうとする挑戦者を応援します。造形表現制作● 日本画研究Ⅰ・Ⅱ● 洋画研究Ⅰ・Ⅱ● 彫刻研究Ⅰ・Ⅱ● 先端表現研究Ⅰ・Ⅱ4つの研究領域従来の美術やデザインの枠組みにとらわれず、造形芸術の諸問題を考察・研究し、さまざまな表現の方法や媒体を研究して実験・制作を行う。作品として「もの」が完成することよりも発想をおこし、計画をし、企画する。その結果として表現する。つまりあくまでも制作の過程そのものが研究対象となり、その構想の重要性を研究することに力点をおく。調査・収集・企画・研究・制作(論文を含む)を組み合わせて全体の研究方法とする。造形表現構想● 視覚伝達デザイン研究Ⅰ・Ⅱ● デジタルメディアデザイン研究Ⅰ・Ⅱ● 建築デザイン研究Ⅰ・Ⅱ● プロダクトデザイン研究Ⅰ・Ⅱ● ランドスケープデザイン研究Ⅰ・Ⅱ● 芸術文化研究Ⅰ・Ⅱ6つの研究領域63MASTER’S PROGRAM

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