2017年度 大学案内
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現場での学習junior yearコンペティションへの参加や、ジュエリー産業の現場をリサーチし、社会と密接な関係を持つ活動を意識します。そこから新たな企画立案を行い、コンセプトメーキング・マネージメント・実制作・プレゼンテーションを学びます。さらに産学連携活動を取り入れ、ジュエリー産業の知識と理解を深めながら、新しいデザインを提案します。ここでは2年間で培ったジュエリーの制作技術がベースとなり、新しいものを「考える力」をトレーニングします。堀井 晶子さん(2013年度入学)三重県立松坂工業高等学校繊維デザイン科出身Q&Astudent interview3JDコースでは、産学協同開発で一品物ジュエリーの企画立案と実作を通して社会との接点を持っています。堀井さんはこの取り組みに対して、どのような成長を得られましたか? 企業の方とディスカッションをしながら、制作案を決定したのですが、私が予想していたデザインと違うアイデアが採用されたことが印象に残っています。ジュエリーは綺麗や可愛いだけでなく、面白いという着眼点から生まれることがあるのだと気が付きました。また、販売を目的としているので、納期までに必ず完成させなければなりません。2年次に参加した際は技術不足ということもあって、先生の力を借りて作品を完成させました。その時は悔しい気持ちでいっぱいでしたが、3年生になって自分ひとりの力でやりきることができ、納期までに作品を完成させることが出来ました。この経験によって、達成感と作品に対する向き合い方も変わりました。60BOOK1: 9 COURSE

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