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OB/OGインタビュー

名古屋造形大学はアート・デザインを学べる学校ですが、卒業後の進路はアーティスト・デザイナーだけにとどまりません。さまざまなミライがあなたを待っています。ここでは、ほんの一握りですが、魅力的な卒業生たちをご紹介します。

グラフィックデザイナーから美術の先生へ。

長谷 麻美子さん
2008年 視覚伝達デザイン(現グラフィックデザイン)コース卒業
現在:中学校教員(美術)

 

Q:名古屋造形大学ではどんな学生でしたか?

正直に言うと、あまり真面目ではありませんでしたが、自由に作品制作をさせてもらいました。また、学生のときは自分には関係ないと思っていた授業の内容も、あらゆる場面で参考になることがありました。それは、デザイナーの仕事でも、教師の仕事でも同様です。大学時代にはいろいろな先生にお世話になって感謝しています。

Q:グラフィックデザイナーから、どうして美術の先生になろうと思ったのでしょう?

大学卒業後、グラフィックデザイナーとして働いていた時に、後輩に仕事を教える機会がありました。その時に教えることが面白いと思い、あらためて教員を目指しました。しかし、教員採用試験を受けるのに必要な教職の単位を取得していなかったので、科目等履修生としてもう一度名古屋造形大学へ通い、教員免許を取得しました。

Q:先生になってからの、やりがいや印象的なエピソードはありますか?

中学校で美術を教えているのですが、元グラフィックデザイナーの経験を活かして、プリントやテレビモニターの画面づくりや、楽しいと思わせる演出にこだわって授業を組み立てています。この仕事のやりがいは、子どものいろんな表情を見たときです。子どもが興味を持ったとき、わかったとき、課題を達成したとき、とても素敵な表情をしてくれます。

在学中から積極的にインターンシップや産学共同プロジェクトに参加。現在は”靴”の企画デザイナー。

栗谷本 良太さん
2014年 プロダクトデザインコース卒業
現在:madras株式会社 第一商品部 企画管理課勤務

Q:プロダクトデザインコースに進学したきっかけは?

中学生の頃、図書館で借りた職業辞典で「プロダクトデザイナー」という仕事を見つけ、興味を持ちました。

Q:今のお仕事について教えて。

学生時代、とても独特なカタチをしたあるスニーカーと出逢いました。それは見せかけのデザインではなく、その製品が持つ機能性を視覚的、直感的に表しているものでした。そのスニーカーが纏う工業製品としての美しさにとても感動した私は、そのような美しい製品をいつか世に送り出したいと考え madrasの企画デザイナーになろうと決心したんです。

現在は、企画デザイナーとして、市場調査から始まり素材調達、製品デザイン、その後の量産に繋げるまでの管理に携わっています。素材調達が思うようにいかなかったり、デザイン上のコダワリを量産品になかなか落とし込めず、苦労する事もありますが、自分が紙の上で想い描いたカタチが実際に製品サンプルとなって手元に届いた時は「ああ、デザイナーって面白いな」とこの仕事のやりがいや楽しさを実感しました。自分が専門とする分野以外の領域にもアンテナを張って、色々な事に興味を持つことが大事だと名古屋造形での4年間で学びました。一見関連性のない事柄に見えても、自分の専門分野とリンクする何かを見つけられた時は、それが新しいアイディアのヒントになったりします。

 
 

短大にはじまって、大学へ編入、大学院への進学。

伊藤 壽美さん
2007年 造形研究科卒業(日本画)
現在:非常勤講師

 
 

Q:今のお仕事とやりがいを紹介してほしいな。

幼稚園教諭、保育士資格取得の為の教職課程において必須科目である保育内容の研究・表現(美術)の授業を担当しています。後輩の教員育成に携わることが出来るところにやりがいを感じています。可能性に溢れている子ども達に関わる為、柔軟な思考を持った教員になって貰いたいと思い、身近な素材を工夫し、現場で実践できるような課題を提示しています。既成の形や色にとらわれないお面作りなどをしていますが、思いもよらない作品ができていると、とても嬉しくなります。

Q:名古屋造形の思い出、なにかありますか?

日本画制作だけでなく、現代美術やその他のプロジェクトに関心を持っていた為、様々な先生や職員の方にお世話になりました。社会に出ると様々な制約ができますが、在学中に体験したことは、今でも作品制作や発想に役立っています。また、木工加工室の榊原さんには、既成品にはない、変形サイズの木製パネルや仮縁の作り方を教えて頂きました。自分の発想が形になることだけでなく、その工程も知ることができました。ヤル気があるならば真摯にサポートしていただける環境でした。

元気だけが取り柄で、ポジティブ思考の塊のような男です(笑)

林 航平(はやし こうへい)さん
2013年 マンガコース卒業
現在:鳥羽工産株式会社 検査部勤務

Q:マンガコースを卒業してからのこと、聞いていいですか?

卒業して、名古屋で広告代理店に就職し、タウン誌を制作していました。企画・営業職だったので、取材からデザイン、校正までやっていたんです。でも結婚をきっかけに引っ越しをして、新しい分野への挑戦と安定した生活を考えて、転職しました。今は航空機部品の検査員をしています。自分が検査した部品が空を飛ぶので、安全保証には心がけています。名古屋造形では社会に出る前の最後の学生生活で、学べる事がたくさんありました。マンガはあんまり描いてなかった気もするんですけど、人と話すのが好きで、お喋りばかりしていました。
本当にたくさんの出会いがあって、妻にも大学で出会いました。ちなみに、マンガコースのブログの題字は僕の作品なんですよ(笑)

 

卒業制作はiPhoneアプリの提案・制作。 現在はデザイン家電や雑貨などを主に扱うECサイト※で商品の販売ページを制作しています。

※ECサイト(イーシーサイト)とは、自社の商品(広義では他社の商品)やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのこと。“Electronic Commerece=電子商取引”の略。

濱田 真理子(はまだ まりこ)さん
2011年 デジタルメディアデザインコース卒業
現在:株式会社AQUA WEB制作部勤務

 

Q:今のお仕事についたきっかけは?

就職活動中に、商品販売ページのデザインの仕事があることを初めて知りました。メーカーではなく、小売店が商品の販売ページを作り込んで売る。そこにデザインの需要がある事に興味を惹かれたのがきっかけです。

Q:お仕事のやりがいを教えてもらえますか?

私の会社ではカメラマン・デザイナー・ライターなどの分業ではなく、1つの商品を1人が担当し、写真撮影からコピーの作成、レイアウト、htmlへ落とし込むまでの全ての作業を行います。「商品のメリットを分かりやすく魅力的に伝える」ために、社内の方針としてもページ制作に一番に力を入れています。担当した商品が売れるのはもちろん、商品を買ったお客様から「商品説明が分かりやすかった」とレビューを頂いたり、販売ページを見たメーカー様から褒めて頂けたりする事が嬉しいです。印象に残っているのは、ページを確認したメーカー様から「社内スタッフの勉強用に商品ページを使用させてください」と言ってくださった事で、とても嬉しかったです。

Q:名古屋造形の思い出を語ってください!

私の卒業したコースはメディアアート・Web・プログラミング・映像・音・グラフィックなどのプロの講師の方がいらっしゃるので、それぞれの基礎的な知識が身に付いたり、多方面から制作のアドバイスを頂け、恵まれた環境だったなと思います。仕事ではWeb以外にも、映像編集や紙面デザインも行う機会があるので、名古屋造形で学んだ知識や経験がとても役立っています。

印象に残っているのは、オープンキャンパスに来場した高校生に楽しんでもらえるよう、ゼミ主体のワークショップやカフェ、体験講座などの企画・運営をしたこと。当日はスタッフとして高校生と交流し、自分のコースやゼミについて説明をする・魅力を伝えるという体験は貴重な経験でした。本当に楽しかったです。ゼミごとに企画・制作を行うので、学年を超えて仲が深まるきっかけでもありました。授業後も先生方がゼミ室に来てくださり、イロイロな話をする時間が特に好きでした。

「人生を変えるタイミングはここしかない」と飛び込んだ古書店&ギャラリーオーナー!

古沢 和宏(ふるさわ かずひろ)さん
2003年 総合造形(現コンテンポラリーアート)コース卒業
現在:古書店&ギャラリーオーナー

Q:今のお仕事のきっかけは?

大学卒業後、普通に就職したものの、何かクリエイティブな事、好きな事を仕事にできれば、とずっと思っていました。そんな折、学生の頃から通っていたギャラリー「キワマリ荘」のオーナーさんが辞める事になり、僕に引き継がないか、という打診がありました。また、ちょうど同じくらいのタイミングで、以前から副業でやっていた古本屋の事業拡大の話と、本の執筆のお話が飛び込んできました。「人生を変えるタイミングはここしかない」とすべての話にのることに。そして今に至ります。
ギャラリーの話。古本屋の話。執筆の話。これらは卒業してずっと好きで続けてきた事が実った結果なのだと思います。でも、これらを仕事にしたいとか、打算的な事を思って続けていた訳ではありません。好きでやってきた事は裏切らない、僕はそう思っています。

Q:今のお仕事をもうちょっと具体的に。

日常的には古本の買い取り、販売を行いながら、ギャラリーの企画、運営を行っています。また、たまに原稿の執筆なども。すべては自己裁量でやっているので、成功の喜びも、失敗の辛さもすべて自己責任になってきます。だからこそ、常連のお客さんができたり、またここで展示したい、という声を頂いたりといった「次に繋がって行く瞬間」に、一番のやりがいを感じます。

Q:名古屋造形でのエピソードを語ってください!!

大学では、いい意味で「非現実な時間」を過ごす事ができました。作品について友だちと競い合ったり、議論したり、様々なイベントを企画したり。同じ思いの仲間がいないと決して体験できない時間を過ごす事ができました。それは、同時に自分たちが何をしたいのか、どうやって生きて行きたいのか、を考える時間でもありました。名古屋造形での時間がなければ、もしかしたら今でも、自分のしたい事が見えないまま、不完全燃焼の日々を過ごしていたかもしれません。

 
 

東京で絵を描いて暮らしている素敵な先輩。

伊藤 香奈(いとう かな)さん
2001年 洋画コース卒業
現在:画家・イラストレーター

 
 

Q:どうして病院に絵を描いたのですか?

卒業後は千葉大学大学院(教育学)に進学しました。教授や、多くの方にお力添えをいただいて、医学部附属病院の小児科・小児外科病棟に、絵を描かせていただきました。「みなみまち」という街に、約40のキャラクター、病院の子どもたち、お見舞いの方、スタッフのみなさんなどが住んでいるという設定です。病院では入院する子供たちに絵本をプレゼントしていて、タオルやシールなどのグッズも販売されています。

また2016年4月1日に新しくオープンした「周産母子センター 新生児病棟」の壁や天井に合計で約100㎡の絵を描かせていただきました。「あたたかく包んでくれる森」を表現し、赤ちゃんやお母さんたちが少しでも穏やかな気持ちになれるよう、気持ちを込めて仕上げました。

名古屋市を拠点に作品制作を行っているアーティスト。

山下 拓也(やました たくや)さん
2010年 総合造形(現コンテンポラリーアート)コース卒業
現在:アーティスト

Q:山下さんには恩師っていますか?

渡辺英司先生と出会い、たくさんのことを教わりました。

Q:アーティストとして、活動するきっかけやエピソードを知りたいな。

大学院を修了してからも、ずっと制作を続けていて、展覧会で作品を発表しています。作品制作を通して様々な人生経験ができます。過去の偉大な作家の時系列の作品画集などを見て、現在の自分と照らし合わせ、学ぶこと、気づくことがたくさんあります。その作家が何を考えていたか?ある場面でどう決断したのか?など、とても面白いです。それによって、自分自身も今後、どう行動するかが楽しいです。過去の自分の無意識の表現を紐解くのもとても興味深いですね。僕の在学中は、学生が自主的に造った仮設ギャラリーがたくさんあり、スペースを造り、展覧会を企画し、作品を作って発表しました。その活動によって得たものは非常に大きいです。

 

上司の誘いを受けゴルフを始めました。 2週間に1回は練習に行くほどはまっています(笑)

石川 結(いしかわ ゆい)さん
2014年 建築デザイン(現 建築・インテリアデザイン)コース卒業
現在:株式会社スペース 名古屋第2本部 営業4部1課勤務

 

Q:どうして、今の会社に入社したのでしょう?

建築を学ぶ上で、設計から施工の一連の流れがわかるような職場が良いと考え、今の会社を選びました。また名古屋造形の先輩も同じ会社に就職していたので、話を聞いていた影響もありますね。

Q:今のお仕事について教えてもらえませんか?やりがいも知りたいです。

現在は店舗内装・設計施工を行っています。具体的にはアパレルショップや雑貨屋さん(大型商業施設に入っている物販店)の図面を書いたり、現場に必要な書類作成、発注業務、現場監理と一連の作業をしています。完成後にお客様に喜んでもらえた際には、何度も現場に足を運んで、お店が完成するまでの苦労をわかっているからこそ、やりがいを感じます。また学生時代と違うのは、お金が動くということで、お客様からお金を頂いて、設計・施工する為、責任感が芽生えます。それに対する自分への評価として、お給料を頂いているのですから。

Q:名古屋造形で得たものは?

仲間です。イベントや課題が多いので、みんなで過ごす時間が多いです。協力して乗り越えた事が印象に残っていますし、今でも大切な思い出です。今の私があるのは名古屋造形大学で学んだことが大きく影響しています。

私の原点は作ること。制作も料理も自分で考えながら作ると楽しいですよね。 時間がかかってしまうのが難点です・・・。

梅田 敦仁(うめだ あつひと)さん
2014年 ジュエリーデザインコース卒業
現在:株式会社ケイ・ウノ 製造部 加工製作職

Q:ジュエリーを仕事にしたきっかけは?

大学に進学する時、少しだけ両親に反対されたんです。それでも結果的に協力してくれて、僕の大学生活を支えてくれました。自分のわがままを貫いて、ジュエリーの勉強をしたくて名古屋造形に進学したので、どうしても学業だけにとどまらず、仕事にしたいと思っていました。

Q:ジュエリーを制作しているのですか?

はい。卒業後、上京して、現在の仕事は主に、磨きの作業になります。ジュエリーの枠となる金属をピカピカに光らせる作業ですね。この磨きが大変なんです。工具が入らない場所や、後々触れなくなったりする事がほとんどなので、いかに形を崩さず磨くか!その後の完成度に大きく影響する作業なので、繊細ですが、綺麗に仕上がった時は気持ちがいいです。

Q:名古屋造形大学で得たものって何でしょう?

大学で得たものは、人間関係ですかね。恩師の荒川芳秋先生だったり、他の講師の先生方だったり、友達や先輩・・・。本当に、一生付き合えるっていう繋がりを得られた気がします。あまり真面目では無かったので、先生方には凄く迷惑をかけたと思いますが(笑)、4年間お世話になって感謝の気持ちでいっぱいです。

 
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