卒展

学生の・学生による・学生のための卒展

 

“卒展” は1年の中で一番大きな展覧会で、毎年、名古屋市栄にある“愛知県美術館” で行います。また、卒展を成功させるために、卒展学生プロジェクトがあり、4年生と3年生が協力しあって、展示と広報活動・イベント等の準備を重ねていくのです。

初日にはオープニングセレモニーを開催し、毎年、テレビメディア・新聞社等の取材が入ります。

会期中は、講評会やギャラリートークが展開され、他大学の先生や企業関係者、多くの卒業生で賑わい、作品について鋭い視線・アドバイスをいただくコミュニケーションの場となっています。

卒展をむかえて、名古屋造形大学から巣立っていくことは、すなわちアーティスト・デザイナーとしてのスタートを意味します。

2013年度より卒展のビジュアルイメージおよびデザインは、学内コンペにより選出されています。
学内コンペに応募できるのは卒展に参加する4年生と大学院2年生で、毎年7月頃に実施されます。
今回の採用されたビジュアルは「1人1人が原石」がコンセプト。
ここにある1つ1つの宝石は、卒業を迎える学生186人の名前をプログラミングで生成し、表現されています。

 

イラストレーションデザインコース 松井あやか (MATSUI AYAKA) 23期生

2009年名古屋造形大学イラストレーションデザインコース入学。一時休学を経て、2014年「いろとりどり展」「わたしと世界展」「ルミノシタ展」などを主催、その他展示会多数参加。2014年大学コースパンフレットを制作。2016年卒業。桃美会賞受賞。

 

4年を費やして自分が本当に学びたいことは何だろう、と考えた時、イラストが思い浮かびました。

名古屋造形大学を選んだ決め手は、1年次から自分のやるたい分野に集中できることと、イラストに加えデザインも学ぶ事ができることです。課題を通して仲間達と切磋琢磨していくうちに、最初は単に「イラストが好き」というぼんやりとしていた気持ちが、だんだんと「デザイナーとして就職し、将来的にイラストレーターを目指す」という明確な目標へ変わっていきました。イラストレーター兼デザイナーとして活躍する先生方からは、技術だけでなくそれらの仕事の現実、自分の強み・弱み…多くの事を学び、より現実的な意識と専門知識が身につきました。

3年時には大学のコースパンフレットのデザインを担当させていただきました。想定で作る課題とは違い、そこにはデザインで解決すべき現実的な問題と目的がありました。卒業した今、この4年間は何物にも代え難い時間だったと思います。デザインとイラスト、ふたつのスキルを強みに、この春パッケージデザインの企業に就職しました。社会人として、デザイナーとして、そしていつかはイラストレーターとして、挑戦し続けたいと思っています。

卒展から世界へ。

卒制作品がドイツ・エンデ美術館にコレクションされています。

私は子供の頃に出会ったミヒャエル・エンデ著の児童文学「モモ」が大好きで、卒業制作では一番好きな小説を題材に描こうと決めていました。縁あって私の作品が作者ゆかりのドイツ・エンデ美術館に収蔵される事になりました。全力で取り組んで本当に良かったです。

 
 
 

絵本の装丁には本革をレーザーカッターでカッティングする特殊な表現で制作しました。大好きな小説だから、紙の一枚までこだわって世界でひとつだけの本を作りました。

卒業制作でが「モモ」の世界観を伝えるために絵本だけでなくポスターやグッズを展開しました。一番好きな作品で大好きなイラストを描き「桃美会賞」を頂けたことは自信につながりました。

 
 
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