こだわるかぐ展

名古屋造形大学 後期企画展のお知らせ


デザイナーは何に「こだわる」のか?
今回は、私、鈴木の専門分野でもある家具から8つの「こだわる」キーワードをピックアップしました。

形(カタチ) 積(つむ) 折(おる) 曲(まげる) 繋(つなぐ) 跳(はねる) 撓(しなる) 縫(ぬう)

8つのキーワードは構造、素材などのアプローチから実験的な「こだわり」を試みています。
「こだわる」ことで見えてくるデザイナーの意志を座って楽しんで頂きながらご高覧ください。
お立ち寄りの際は、お気軽に研究室までお声がけください。

「こだわるかぐ展」
会期:2018年11月19日(月)〜30日(金) 9:00〜18:00(最終日17:00)
場所:D-1ギャラリー(名古屋造形大学 管理棟1F)

ライフデザインコース 鈴木

本学の卒業生も活躍 学生交流会のお知らせ

JIDA(日本工業デザイン協会)が例年、主催している学生交流会を御紹介します。
3年生あたりになると、就活も気になり始める季節です。
造形大生も様々な分野に旅立っていきますが、学生交流会では、県内の美術系・芸術系大学、専門学校の学生がポートフォリオ(就活に使う作品集)を持ち寄り、JIDAのメンバーである企業のデザイナーや大学教員にレビューしてもらえるイベントです。

今年は、CDA(中部デザイン協会)との共催イベントとなり、規模も拡大して実施することになりました!
実施は、11月18日(日)13:30〜16:30 @ナディアパークデザインセンタービル4F クリエイティブ・ビジネス・スペースコード です。

このイベントでは、美術系の大学・専門学校を卒業した先輩達にも登壇頂き、就活時の苦労話や、学生時代にしておくべきこと、今の仕事の面白さや大変さなど、これから就活を始める学生達にとって知りたい・聞きたい情報を届けるイベントにもなっています。

今回は、名古屋造形大学のプロダクトデザインコースを卒業した先輩が2名も参加してくれます。

お一人は、2017年に卒業し、本多プラス工業株式会社に就職され、同社のオリジナルブランド「ame」の制作グループで活躍されている永田明里さんです。
在学中には学生会長を務め、芸祭ではお茶漬けリプライズで踊り、デザイン女子No.1決定戦2017でプロダクト部門のNo.1、卒展ではコースの最優秀賞を獲得した実力の持ち主です。

もう一人は、同年卒業で、豊田小原和紙ふるさと工芸館に就職され、伝統工芸を守りながら新しい和紙の表現にチャレンジしておられる園部莉世さんです。
在学中から、和紙大好きキャラ全開で、卒制では学内に紙漉場をつくってしまった強者です。芸祭でコビクロの元気な舞台を御記憶の方も多いのではないでしょうか!

この他にも、エレコム株式会社や近畿車輛株式会社、自動車関連会社、株式会社デンソーでデザイナーとして活躍されている計6名が皆さんの悩みに答えてくれます。

ポートフォリオは、「人に見てもらってなんぼ」…実際に企業がどんな視点でポートフォリオを評価しているのかを知ることができ、JIDAやCDAに所属するプロのデザイナー達とネットワークをつくる絶好のチャンスです。
作りかけでも構いませんので、ポートフォリオを持ち込んで、是非、他の学生や自分のレベルや実力を確認してみましょう!

ライフ・デザイン 金澤

「四時」の活動を御紹介します!

こんにちは。助手です。

今日は、本学プロダクトデザインコース(現ライフデザインコース)4年生西尾くん、ジュエリーデザインコース4年生廣田さんによるユニット「四時」(しいじ)についてご紹介します。

 

「四時」は陶器や真鍮を素材にしたアクセサリーやカップ&ソーサー、お皿などを中心にデザインから制作・販売まで2人で行うユニット。

 

 

真鍮を素材としたアクセサリーはジュエリーデザインコースの廣田さんが、陶器のアクセサリーや食器はプロダクトデザインコースの西尾くんが制作しているそうです。

 

 

岐阜市にある柳ヶ瀬商店街で毎月第3日曜日に開催される「サンデービルヂングマーケット」や、名古屋造形大学芸術祭などに出店しています。

名刺やタグ、お店で使用するディスプレイ用の台など、細部まで二人の美意識が行き届いています。

 

 

直近では10月6日(土)〜8日(月)開催の名古屋造形大学芸術祭に出店予定、
http://www.nzu.ac.jp/~artfes/

次回10月21日(日)開催のサンデービルヂングマーケットにも出店が決まったそうです。
http://ysbmkt.com/

 

そんな「四時」の活動が、この度「岐阜本 最新版」にて紹介されました。

 

 

59ページ目の左下です!

 

 

「岐阜本 最新版」は、エイ出版社より9月26日発売です。

岐阜本 最新版 (2018.9.26発売)
¥999(税込)
雑誌コード|62416-09
ISBNコード|978-4-7779-5280-9

 

四時
Twitter: siji_yoji
Instagram:siji_yoji

平野さんを御紹介します。

こんにちは。

随分、ブログの更新をサボってしまいました。

最近、「こんにちは。助手です!」の書き出しで始まるブログに気が付かれた方もおられると思いますが、今日は、この4月からライフデザインコースとジュエリーデザインコースの助手を勤めてくれている平野さんを紹介します。

彼女は本学の、現メディアデザインコースを卒業した後、東京藝術大学大学院の先端藝術表現の道に進み、現在はアーティストとしても活躍してる才女です。
デザインコースの助手の仕事をこなしながら、時折BSやラジオにも顔(声)を出しながら、自身の創作活動を進めています。

つい先日(7月22日)も、岐阜県立美術館で行われた彼女のワークショップに参加してきました。
題して「蘇生するユニコーンと物語る」
延命処置を受けているユニコーンが静かにテーブルに身を横たえ、その傍に白衣を着た御本人が佇み手当をしている…少しハレーションし気味に白いユニコーンと白衣が浮かび上がる空間を囲み、そこを訪れた人達が自分達の物語を鉛筆で原稿用紙に綴っていく…というもので、来場者は、なんとかユニコーンの息遣いを聞こうと…静かな空間に耳を澄ませます。

その場所に入ると…ユニコーンというチョイスに共感し、丁寧なユニコーンの存在に驚き、シュールな設定…空間に不思議な非日常を感じます。

普段、遠のいてしまった鉛筆での手書き作文では、減っていく芯の向きに気を配りながら、丁寧にひと文字ひと文字をしたためる確かさを感じ、勢い余って紙を破らない様に慎重に消しゴムを使う力加減には懐かしささえ覚えます。

懐かしい気持ちは、そのまま…自分を、自由に色々なことを空想した子供の頃に連れていってくれる様で、気が付くと無心に鉛筆を動かす自分に出会います。

畢竟、彼女の作品は「リアリティーとは何か?」とか「存在の意味」を問う様な哲学的なテーマに行き着くのかと思い込んでいましたが、今回、体験してみると…そんな難しいことは置いておいて…「束の間、童心に戻れるスイッチ」なのだと感じました。

そこには…デザインとは異なり、如何様にも受け止め解釈出来る自由があり、いつも焦点を合わせ仕組みを見抜こうとする観察ではない曖昧さがあり、それを心地良いと感じる自分に嬉しくなる…そんな不思議な時間がありました。

彼女は、岐阜県美術館のアーティストインミュージアムという企画の一環で、岐阜の盲学校での制作プロジェクトなども進めています。

参照:http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/page5538.php

これからも興味深い作品がとても楽しみなアーティストのおひとりです。
とても面白い不思議な体験を請け合います。

イベントなども紹介していきますので、機会があれば是非足をお運び下さい!

ライフ 金澤

ZOKEI WEEK開催のお知らせ

こんにちは。助手です。

本日5月31日(木)から、名古屋市千種区の「5/R Hall&Gallery」にて名古屋造形大学9コース合同展示「ZOKEI WEEK」が開催されます。

名古屋造形大学の全9コース+コミックイラストレーションゼミから選出された卒業生・在学生の卒業制作作品・課題作品が展示されます。
ライフデザインコースからは、現2・3・4年生が昨年度制作した課題作品が5点、昨年度制作された卒業制作作品が1点の計6作品を展示しています。
それぞれ課題内容の説明やコンセプトなどのテキストも一緒に展示していますので、ライフデザインコースや他コースが普段どんな授業課題を行っているか、カリキュラム内容がよりよく分かる展示となっています。

ぜひ、千種の5/R Hall&Galleryへお越しください!

ZOKEI WEEK
会期:2018年5月31日(木)〜 6月04日(月)
出品作家:名古屋造形大学 学生
・美術(日本画・洋画・彫刻・コンテンポラリーアート)コース
・マンガコース
・アニメーション・CGコース
・メディアデザインコース
・イラストレーションデザインコース
・グラフィックデザインコース
・ライフデザインコース
・ジュエリーデザインコース
・建築・インテリアデザインコース
・5コース合同運営ゼミ:コミックイラストレーションゼミ
場所:〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池1-3-4
5/R Hall&Gallery
地下鉄の場合 、地下鉄千種駅4番出口より南へ徒歩2分
JRの場合、JR千種駅改札口より南へ徒歩2分

DESIGN STUDY展 会場の様子

こんにちは、プロダクト2年の篠田と石川です!

本日はこの場を借りて、名古屋市民ギャラリー矢田にて5月15日(火)~20日(日)まで開催されている『24th Design Study Exhibition』のご紹介をさせていただきます!

まずは私たち、プロダクトデザインコースから!
第5展示室で展示を行なっている、メインである3年生の展示のご紹介です。3年生は曲木の技術を使った[木造]、3Dプリンターから作られる[樹脂]、ニューボンという透光性をもつ[陶器]のそれぞれ違った素材で作られた3種類の照明の展示を行っています。

画像の作品は、3年生の三谷彩乃さん作「とけた電球」です。
同じ照明でも、素材が異なるだけでガラッと変わる表情が楽しめるかと思います!

展示室内も個々の照明がふわりと燈る、素敵な空間となっております!3年生の照明以外の制作の様子が描かれた映像も流れておりますので、そちらも合わせてお楽しみください^ ^

続いては第3展示室で展示している、4年生と2年生の紹介です!
4年生は自由曲面で構成された花瓶と、水栓&ソープディッシュのモデルの展示を行っております。

花瓶は花を美しく飾るためのデザインがされており、それぞれの作品が自由曲面を駆使した個性溢れる作品となっています。
水栓&ソープディッシュは、見た目だけではなく、使いやすさや既存のパーツを考慮したデザインになっています。
4年生は3年間勉強してきている成果がとても現れていて、2年生の私たちは追いつける気がしませんが…頑張ります……
そんな2年生は、『つながる』をテーマとしたプランターと、グループで制作したリバーシを展示しています。
プランターは、陶芸の鋳込みという技術で同じ形をいくつも作って、それぞれの方法で繋げて制作されています。
リバーシは、3~4人のグループで協力し、一つの作品を作っています。

画像の作品は、2年生の奥田さん、伊藤さん、後藤さん、寺澤さん作の「CONE」です。

どれも2年生らしい、個性が光る斬新なアイデアで、上級生に負けない活き活きとした作品となっています!
2年生と4年生、アイデアの方向性が全く違うところも見所なのではないでしょうか…?

プロダクトデザインコース、様々な作品が並んでおります!!第3、第5展示室でお待ちしております♪(´ε` )

続きまして、同時に展示している建築・インテリアデザインコースと、ジュエリーデザインコースのご紹介です!

建築・インテリアコースは第2、6、7展示室にて、3年生の作品が展示されています。
名古屋造形大学付属美術館を想定し、決められた敷地内でどのようなデザインをするのか、精密なモデルや見取り図などで表現されています。
あんなに細かいモデル…作れるのすごいなー…。

ジュエリーデザインコースは、第4展示室、1番奥のお部屋です。
2~4年生の作品がずらりと並んでおり、小さなスペースから一人ひとりの世界観が作られていて圧巻でした…!
ジュエリーも細かく繊細なもの、よく綺麗に作れますよね…さすがです!

そしてSTUDY展賞!なんてものもあるのです。
建築・インテリアからは佐々木佳乃さん、河合雄斗さん、プロダクトからは野呂翔子さん、ジュエリーからは塚本萌菜さんでした!
素敵な作品が揃っています、ぜひ探してみてくださいね^ ^

プロダクト、建築・インテリア、ジュエリーの3つのコースが集ったSTUDY展、とても充実した内容になっています!

1年の集大成、是非足を運んでみてくださいね!!
お待ちしております(*´ー`*)

PD2年石川・篠田

DESIGN STUDY展開催のお知らせ

こんにちは!助手です。

この度、名古屋造形大学プロダクトデザインコース(現:ライフデザインコース)、建築・インテリアデザインコース、ジュエリーデザインコース合同の展覧会「DESIGN STUDY展」を名古屋市民ギャラリーにて開催致します。

24th Design Study Exhibition
2018年5月15日(火)-5月20日(日)10:00-18:00(最終日のみ17:00まで)
名古屋市民ギャラリー矢田 第2-7展示室
名古屋市東区大幸南1丁目1-10 カルポート南
https://www.bunka758.or.jp/scd19_top.html

プロダクトデザインコースでは、2年〜4年生が昨年度に制作した、プランターや花器、照明などの作品を展示しています。
お誘い合わせの上ぜひお越し下さい!

会場で学生たちがお待ちしていますー!


ナゼロ株式会社ショールーム見学

プロダクトデザインコース2年生の「アトリエで使う自分のための椅子」課題の参考に、刈谷市にあるナゼロ株式会社のショールームを訪問させて頂きました。


ナゼロ株式会社は「健康デザイン」をテーマに病院などの公共施設で使われる家具を製造している家具メーカーでありながら、アートやデザインにも造詣が深く、世界で活躍するデザイナーたちと関わりを持って、数多くの名作家具の作品を所蔵しています。そんな普段は滅多にお目にかかれない作品やユーザーの立場に立った自社製品の創り込みは刺激的で勉強になることばかりでした。

また、お忙しい時間の合間を縫って、社長自らミラノサローネ等、世界のトレンドやこれからの動向などまでお話し頂きました。学生たちにとっても、課題のデザイン・製作に大変貴重な体験ができたのではと思います。本日はどうもありがとうございました。

ナゼロ株式会社

http://www.nazero.co.jp/

L.D.鈴木

デザイン女子 No.1 続報!

2日目は、部門賞のプレゼンテーションと審議です。

昨日「特別賞」に輝いた関谷さんは、強豪揃いの力作の中、ファイナリストに残り、見事「No.2」に輝きました! パチパチパチ。

No2 の文字が誇らしい…この1年間、ずっと見てきたせいか、ホントにこの商品がある様な気がしてきた

建築・インテリア・プロダクトの異種格闘技戦さながらの激戦の末、彼女の4年間の集大成として取り組んだ「neiro」は多くの人に見てもらうことができ、たくさんのコメントや共感を得たようです。
No.1 は、インテリア分野の作品ですので、実質プロダクトのトップと呼んで良いと思います。

審査修了後。出し切った…伝えたいことは伝えたので悔いは無い…とのコメント。 とても素敵な笑顔!

大学生活の締めくくりとして素晴らしい成果だと思います。本当に最後までよく頑張った!
おめでとう (ToT)/

PD 改め LD(ライフデザイン)金澤

デザイン女子No.1で、またまた快挙!

おひさしぶりです!

今や、デザ女の常連校となっている名古屋造形大学のプロダクトデザイン(今年からライフデザイン)。
毎年、卒制の中からエントリーしていますが、今年は関谷祥子さんの「neiro」が、見事特別賞を受賞!
ファイナリストは、彼女以外、全員建築部門…てことはなにか…プロダクト部門でトップってことぢゃない?!

「neiro」については、前回のブログ「卒制一気レビュー」を御参照下さい

これで、昨年の永田さんの「irodori」(プロダクト部門No.1)、一昨年の加治さんの「万華筐」(オーディエンス賞)、その前々年の中間さんの「patan」(デザ女No.1)に続く、快挙です。

卒展で「neiro」は、JIDA中部ブロック最優秀賞と学内優秀賞をW受賞していますので、これで3冠ですね(^^)/
28日も部門賞のプレゼンです。 連日で大変だと思うけど、ガンバッて!!

PD…改め LD(Life Design)
金澤