PD4 Concept Image Exhibition 2013

本日28日はコンセプトイメージ展の搬入日でした。
コンセプトイメージ展は、卒業制作の方針を示す大切な場です。

脚立を借りてきて展示パネルの取り付け作業。皆で協力してギャラリーを完成させていきます。



4時間の搬入作業の末、コンセプトイメージ展のギャラリーも無事完成しました。
N君、K君、お疲れの様です。

コンセプトイメージ展 7月1日よりD1ギャラリーにて開催です。
是非お立ち寄りください。

2年授業「Keyword Form」

今年から専任として来られた下尾先生による2年生の授業「Keyword Form」

SOFTとHARDの縦軸とCOOLとWARMの横軸で区切られたイメージスケール[(c)株式会社 日本カラーデザイン研究所]というマップに言葉がレイアウトされた「言語イメージスケール」を活用しています。
自分が選んだ言葉を造形にするのですが、そのプロセスを感覚で行うのではなく、ステップを追ったメカニズムで学びます。

そして審判の日。


4年生全員に話し合いながら自分が作ったモデルをそのチャート上にレイアウトしてもらうのですが、自分の言葉の上にちゃんと置いてもらえるとは限りません。自分の感覚と他人の感覚が違うのは当然ですが、それでもより大勢の人が自分の感覚の近くに置いてもらえる為には?という造形のヒントが4年生の会話に潜んでいるのです。だからドキドキしながらも真剣に学ぶ瞬間です。


モデルは材料も作り方も皆それぞれですが、仕上げにうるさい先生なので、いい加減な出来では提出できません。みんな納得いくまで何度も作り直すから大変でしたが、とても得る物が多い授業でした。

オープンキャンパスに展示されていますので、皆さんの感覚でレイアウトしてみてください。
作った学生があなたの横でドキドキの学びの時間を過ごしています。

4年生卒業制作コース内発表

6月20日(木)4年生の卒業制作第一回目のコース内発表を行いました。

プロダクトコースの卒業制作は、何度かプレゼンをし、軌道修正をしていき、1年間かけ進めて行きます。
今まで学んだことを生かし、4年間の集大成になる作品を制作します。
 
 

今回はその第一回目のコース内発表
卒業制作のテーマ、コンセプト、アイディアスケッチ発表をしました。
 

プロジェクターを使い自分の作品の発表をします。
 

先生やクラスメートの前で発表します。
何回もプレゼンしてても、やっぱり緊張します。
 

他の生徒の発表もいい刺激になります。
生徒どうしがお互いに切磋琢磨できるといいですね!
 

他の生徒の発表を聞いてコメントシートに記入します。
クラスメートの意見もこれからのいい参考にもなります!

自分の発表後に、先生から講評やアドバイスを頂きます。
中には辛口な意見も…
 
 
 
 
 
 
7月には『コンセプトイメージ展』が行われます。
そこでは、スケッチやモデルを展示します。

4年生の皆さんお疲れさまでした。
先生方からのアドバイスなど参考にして、制作に取り組んで下さい。

6月オープンキャンパス

6月15・16日 2103年度初回のオープンキャンパスが開催されました。

今年のプロダクトデザインコースオープンキャンパスではキーホルダー制作を通じて、ものづくりの楽しさを知ってもらう企画を行いました。

レーザー加工機を用いたアクリル製のキーホルダー制作を目玉に、ワークショップ形式で、皆さん思い思いのイラストを仕上げていました。

手書きのスケッチをスキャンしてデータ化・画像加工後にレーザー加工機による加工実演。

簡単な作業で実際の物が出来上がる姿を体験出来る今回のワークショップは大変好評で、次回(7月)も実施予定です!

思うのは皆さん絵が上手!さすが美大志望の現役高校生、おしゃれなイラストをすらすらと書き上げていきます。

自分の描いたイラストが彫刻されていく様に興味津々といった様子、こういった特殊な機械を使いこなす事でデザインの幅も広がります。

人気過ぎて大渋滞。お手伝いしてくれた学部生がぱきぱきと仕事してくれて助かります。

教員相談も欠かせません。入試や授業内容についての疑問点をこのオープンキャンパスで解消してもらおうと、先生方も熱心にお答えします!

名古屋造形大学ではこういったワークショップをたくさん行っております。

志望コース・ジャンルが違っても大歓迎!みなさんお誘い合わせの上、是非お越し下さい!!

次回、7月13・14日のオープンキャンパスでお会いしましょう。

プロダクトデザイン 木工実習

そろそろ梅雨の時期、気候は良いとは言えませんが、自然豊かな名古屋造形大学では新緑がまぶしく、雨露で染み渡った緑が目に鮮やかです。

そんな中、アトリエや工房からは学生の元気な声が聞こえてきます。

ここは木工加工室。プロダクトデザインコースでは様々な素材に触れる授業があり、この実習でもスツール製作を通じて素材に対しての考え方やふれあい方を学んでいきます。

木には金属や合成素材にない特徴がたくさんあり、知れば知る程おもしろく、アイデアによって無限の可能性が有ります。

丸太のこの部分だからそりがあったり、節に影響されない場所を選んだり、水分や熱を加えれば変形、加工も容易だったり、木と向き合って四苦八苦しながらも学生は楽しそうな様子です。

皆、話し合いながらすらすらと紙にペンを走らせていますね、実際にスツールを使って何か実演している場面も、デザイナーは言葉以外にスケッチと体験で伝えます。

使いやすさや美しさはこういった検討から生まれます。良い物を作ろうという気持ちだけで何でも出来てしまうのがデザイナーの魔法です。

前期タームも中盤に差し掛かり、このスツール製作も各グループの方向性が見えてきた頃、これから本製作!今年の学生はどんなカタチを作り上げるのか期待しましょう!