ヤマギワ新作発表会

 新栄町のヤマギワへ、新作発表会を観に、学生と一緒に行ってきました。
先日のあかり展で講評に来て下さった飯塚さんや、営業の石神さんのご説明をうけながら、学生達も世界の一流プロダクトを真剣に見ていました。

有名なデザイナーの作品だとか、値札だとかは関係なく、学生達もいいものはいいと感じたのではないでしょうか。
7月19日からレイアウト替えをして、家具なども見られるようになっているようです。この時に行けなかった人も是非時間を見つけて行ってみましょう!

http://www.yamagiwa.co.jp/professional/showroom/index.html

3年生がイスを作りました。

少し前の話題になってしまいますが、3年生の授業でイスを造りました。
プロダクトデザインコースは、名古屋造形大学の数あるコースの中でも、一番多種多様な素材に触れるコースではないでしょうか。今回は椅子造りを通して、木という素材に触れました。
 数人のグループに分かれて作業をし、グループごとに発表をしました。
このグループ作業というのは、2年生まではあまりなかったのですが、3年生になって、2つの授業で取り入れられています。


 グループでの作業は、友達の意外な一面を発見したり、お互いに学び合う事ができる良さがありますが、一方で、意見が食い違ったりしてやりにくい場面もあると思います。でも、社会に出て仕事としてデザインをする場合は、1人で作業をする事はほとんどありません。そこには必ず依頼人やエンドユーザーがいるし、設計、企画、技術、、、いろいろな役割の人が関わって、1つのプロダクトが完成します。その中で、いかに相手の意向をくみとりながら、自分のデザイン主旨を通していくかという事が、デザイナーの仕事の重要な部分を占めると思います。良いデザイナーは良いネゴシエーターであり、コーディネーターであり、ファシリテーターであると思います。(横文字ばっかりですみません、、、)
 その意味で、グループワークは是非、力を入れて取り組んで下さいね。

ちなみに、この鏡付きスツールは、私ぐらいの女性をターゲットユーザーにしてデザインしてくれた椅子です。しっかりリサーチもしてくれて、とっても可愛い椅子を造ってくれました。ありがとね〜。

本当に個性豊かな椅子がたくさんできました!小林先生、ご指導ありがとうございました。

 

投票結果

「あかり展」「粉体造形作品展」が無事終了いたしました。
たくさんのご来場 ありがとうございました。

粉体造形作品展では、アンケートによる作品の投票を行いました。
投票結果を、皆様からのコメントと共に ご報告いたします。

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第1位 46票
No.13〔3Dネット〕4年・立石雅英くん

・おもしろいが硬さをどうするか
・サマー座ブトンにいいかも!
・粉体のだん力性のデザイン

第2位 37票
No.8〔Float & Slit〕立石くん

・今までのシェードを脱却したデザイン。商品化出来そう
・家でかざりたいです。
・粉体の素材感とデザイン

第3位 36票
No.4〔Cross tong〕立石くん

・パクパクうごかせて、しっかりしてるのにびっくりしました。
・実際すごく使ってみたいです。
・シンプルな機構デザイン

第4位 22票
No.18〔ΩMEGA〕4年・榊原康太郎くん

・形はおもしろいが実用は?

第5位 20票
No.14〔Tree〕2年・森田裕之くん

第6位 12票
No.23〔オトアビ〕3年・柴田迅人くん

・等身大ぐらいだといいネ

第7位 10票
No.20〔キャベツ〕3年・矢倉圭祐くん
・キャベツ以外だとどんな形のものをだしてくれるのかきょうみがあります。

第8位 9票
No.7〔SPRING Stool〕立石くん

第9位 7票
No.6〔suger crusher〕立石くん
・両手ではなくそのままトングをつかむように片手でできたらいいなと思いました。
 たしかにさとうのかたまりを何とかできるスプーンは見たことがなく、あったらいいなと思いました。
・逆に、粉の砂糖をコロコロの玉に変えるのもおもしろいなぁと気付かされました。
 たまにあると愛おしいのがあのカタマリ。
・そうなんですよー。砂糖って固まるのでこういうのあると便利です。
 そして普通のスプーンではなく、計量スプーンだったら なお便利かと☆
No.12〔ORIGAMI〕立石くん
・いろんな形で製品化できそう。

第11位 5票
No.9〔foot light〕立石くん
No.15〔PETAL〕3年・渡邉道雄くん
・カサ立てほしい
No.16〔Chin!〕3年・丁野博之くん
・個人的に好きなのですが、男子しか使えないのが残念なので、ぜひ女子用も。

第14位 4票
No.22〔Rib〕3年・後藤謙太くん

第15位 3票
No.1〔つり革〕2年・川村英之くん
・つり革は丸いもの、三角ぐらいしかないのでこれはいい
・つり革の形を変えたい気持ちはすごくわかります。
 カップルで持てるし、いい景色が広がりそう。
 満員時に1〜2人が握れる事を考えると、あとは径、サイズの問題になると感じました。
No.10〔FRILL CLIP〕立石くん
・大きさといい、用途といい、すぐにも欲しい。実際に形にしてほしかった。

第17位 2票
No.17〔ミュージックシェル〕3年・原口卓也くん
No.19〔メガネくん〕榊原くん
・メガネ見てみたい!

第19位 1票
No.2〔MESSENGER〕職員・内山志保さん
No.3〔レストチェア〕3年・石黒優くん
No.5〔wave met〕立石くん
No.11〔RP capsule〕立石くん
No.21〔FEED ME!〕内山さん

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23作品 全てに票が入りました!
その他 粉体造形や展示会全体に対するご意見もいただきましたので、
抜粋してご紹介します。

6.27
・僕も作ってみたい と思った。
・粉体ってとてもおもしろいなと感じました。複雑な形を表現できていて感動した。
・パネルにかいてある文字が写真に被って読みにくいものがある。
・実際に手にとって使いたくなるようなものばかりで、どれも見ていてワクワクしました。
 日々の生活に豊かさを+していくようなデザインばかりで、とても勉強になりました。
・どれも しょうひんかしても よさそうです。ほしい。ください。
・3Dプリンタの特性がしっかりと理解できるコンペ作品だと思いました。
・発想がすごい!勉強になります!

6.28
・どの作品もきれいに仕上がっていて とても粉からできたもののようには感じられなかった。
・もっと大きな作品も見てみたいです。
・遊び心あるものがたくさんあり、みているだけで面白かったです。
・3Dプリンタの活やくにきたいします。
・あー参加すれば良かったなと思っています。
 粉体造形の美しさが伝わるものばかりで 素晴らしいと思いました。
・実用的なものから きばつなものまでおもしろかった。
 ありそうでないデザインを考えるのは大変ですね。

6.29
・アイディアがすごくおもしろかったです。
 さらに、使ってみたいなーと思える、使う所がすぐ想像できるのも良いと思いました。
・どの作品も、しっかりとしたコンセプトをもとに作られていて、素敵だと思いました。

6.30
・まだまだ可能性のある業種・製品がありそうです。
 参考になりました。
・もっと煮つめると実用性が高くなると感じました。若い感性を大切に!!
・モデルワークを勉強して頂きたい。

7.1
・コンペ作品全ての、実物を見てみたかったです。
 立体として実物が置かれていないものにも、面白そうなアイデアがあったので。
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アンケート回収数は84枚!
ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

あかり展

現在開催しております
2年生によるLEDを使った「あかり展」の様子を紹介します。


この展覧会にはゲストとしてヤマギワ株式会社よりデザイナーの飯塚様をお呼びし、
学生のプレゼンテーションの後に講評をしていただきました。
ベテランのデザイナーを前にしてのプレゼンは
プレッシャーもあり学生にとって貴重な経験になりました。

あかり展
名古屋造形大学 D2、D3ギャラリー
6/27〜7/1(金)
9:20〜17:00(最終日16:00まで)