コンペの原くん その後

先日このブログの中で、コンペで連戦連勝している原君の事をご紹介しましたが、その時に受賞コンペの1つであった、ダンボールコンペの作品がまだ発表する事ができなかったのですが、公表の許可が出ましたので、改めてご紹介したいと思います。


ダンボールを使ったアイデアのデザインコンペ

ダンボールの波波になった形状の面白さを活かしたテープで、掲示物をちょっと壁に貼っるのに使ってもかわいいし、ラッピングや手作りカードなど、使い方次第でいろいろ楽しめるプロダクトだと思います。

特筆すべきは、受賞者が原君以外は社会人、プロのデザイナーである事。
商品化を前提にしたコンペなので、面白いだけではなく、商品としての実現性もなくてはなりません。アイディアの奇抜さだけを競うようなコンペでは学生の方が有利な事もありますが、今回はきちんと「売れるものか」という現実的な事も考えながらまとめあげる事が難しかったと思います。

原君も4月からは社会人。プロのデザイナーとして第一歩を踏み出す事が決まっていますが、しっかり準備体操出来ているのではないでしょうか!?
がんばれ!

講評会

先日のプロダクトデザインコース展示会期間中に行われました講評会についてご報告します。

2年生は自分の考えたプロダクトについて、パネルを見せながら説明をしました。

普段指導して下さる先生以外に、学外のデザイナーの方、そして学長も講評員としてお招きし、学生の2分間のプレゼンテーションの後に、コメントを頂きました。
普段は気さくにお話して下さる先生方も、こういう場面では当然ながら辛口です。
長い時間をかけてアイディアを考え、パネル作成した作品を、たったの2分で伝えるのはとても難しかったと思います。作品の良さをうまく伝えきれずに、はがゆい思いをした学生もいたと思いますが、くやしい思いもまた勉強だと思います。

プレゼンテーションをする2年生以外に、1年生や3年生も聴講に来ました。
特に1年生は、「僕たち1年後にこんなにすごいもの作れるかなあ?」と、上級生の作品を見て感心していました。

3年生は場所を変えて、プロジェクターを使ってのプレゼンテーションを行いました。
3年生になると、イラストレーターやフォトショップの操作も一段とレベルアップしており、プレゼンテーションも見応えのあるものでした。
(会場を暗くしてプレゼンテーションを行っていたので、写真がなくてすみません。)

総勢38名の講評を終え、先生方も少々お疲気味でしたが、学生達にとっては1年後、2年後の卒業制作プレゼンテーションに向けて、良い予行練習になったと思います。

プロダクト展

今日から学内ギャラリーにてプロダクトコース2年生によるプロダクト展が開催されています。
会場時間は9:20〜17:00です。是非D2・D3ギャラリーにお立ち寄り下さい。

今回はA1パネル2枚で自分の提案するプロダクトを表現する事に挑戦しました。
パッと見ただけで提案するプロダクトのコンセプトやデザインを伝えるのはとても難しいです。
プロダクトデザイナーは、アイディアを発想できても、それを人に伝えられなければ形にする事はできません。
今回の展示会では、展示2日目の13日に、講評会も行います。
1人2分の持ち時間内で、自分の作品についてプレゼンテーションし、先生方から講評を頂くという機会です。
普段は気さくに話す事ができる先生方も、講評の時には当然ながら辛口のコメントを下さるので、講評会はいつもほどよい緊張感があります。その空気の中で、短い時間で相手に伝わるように話す練習として、このような講評会は貴重な機会になります。

写真は準備風景。


展示会は学生主体で行いますので、準備も学生が行いました。
展示ポスターを作ったり、パネルを取り付けたり、照明をうまく配置したり。
みんなで作りあげた2年生の集大成の展示を是非ご覧下さい。