8月30日(木)晴れ

ウニはトイレの手洗いの水を時々飲みにくる。ドアの外で待っていて、開くやいなや飛び込んでくる。鉢に入れた水はどうもお好みではないらしく、流水でないと飲みたがらない。ネコそれぞれに癖があるのだろうが、他にもこんなネコいるんだろうか…?

午前9時に大学へ、すぐに作成中の書類に取りかかる。11時からは知的財産権に関する研究会、そのあとは久しぶりに学食へ。今日はバランスランチ(350円)。

おでんの選択があるのがいいね。地元民ぶって味噌なんかをかけてみたが、彫刻の宮田先生はかけていなかったな、地元民なのに…。お昼を食べながら宮田先生からベトナムの土産話を聞いたが、水上人形劇というのは面白そうだ。あとで写真集を見せていただいたが、一度本物を見てみたいという気になった。文字通り水の上での人形劇だ。ベトナムは食事も美味しいということだし、行ってみたいな。

午後のキャンパスでは石彫場で彫刻・陶彫シンポジウムに参加している学生が石を彫っていた。彫刻コース2年生の増田かおりさんはカタツムリを彫るらしい。屋根があるとはいえ屋外の石彫場は暑い。頑張りすぎて熱中症にならないようにね!

笑顔がいいね!

さて、午後は少し音楽を聴きながら書類を作成。

先ほど会った増田さんで思い出したが、神戸の三ノ宮に「マスダ名曲堂」という小さなレコード店があり、中学生、高校生のころはよく通った。店主の増田豊太郎さんはご自身がよくレコードを聴き込んでおられる方で、何でも売るという姿勢ではなく、お客と話をしながら「それやったらこれがええんとちゃうか?」という感じで店の奥からレコードを出してくる。今ではもう無いタイプの店だった。
当時のレコードは1枚2,000円前後のものが多く、そのお金を捻出するのが大変だった。高校の時は学食で食べるからと親にお金をもらって、お昼を抜いて貯めていた。1枚の価値は非常に重く、何度も何度も”すり切れるほど”聴き込んだ。だから「増田のおっさん」のアドバイスと一割負けてくれることが本当にありがたかった。増田氏が亡くなってから既に30年になり、店の跡形も無いが、JR三ノ宮駅のホームに立つといまだにマスダ名曲堂のあたりに目が行ってしまう。

今日はとある文書作成と別の書類作成に追われた一日だった。
このところ全く作品に手を付けることができていないな〜
明日は少しでも作品を進めよう!