朝から会議が2つ続いた。
お昼休みには打ち合わせ。
午後は書類の処理等で時間が過ぎ、午後3時半過ぎから少し学内を歩いてみた。
柔らかい刷毛で”おつゆ描き”したような雲。少し黄色味がかってきた。
いつも見ている楠の芽。そう大した変化は無いが、内部では着々と準備が進んでいることだろう。春が待ち遠しいようだ。
渡辺英司先生がコンテンポラリーアートコースの学生と一緒に仮設空間を作っている。今年はかなり込み入った建物のようだ。完成が楽しみ!
グラウンドではコンテンポラリーアートコースの高橋先生が指導している塑造の授業の作品が見られた。もう完成かな…?
気のせいか黄金色に輝いて見える。
ちなみに「位相-大地」は1968年に関根伸夫が神戸市須磨区の離宮公園で制作した作品。深さ2.7m、直径2.2mの円筒状の穴を掘り、土で固めた同じサイズの円柱を少し離れた所に設置した、いわゆる「もの派」と言われた作品に分類される象徴的な作品で、実は中学生の時に見たことがある。
また、2008年に田園調布せせらぎ公園で再制作された「位相-大地」(2008)も見たが、記憶にある「位相-大地」よりかなり小さく感じた。
美術大学の端っこにあるこんな風景が好きだ。
計画されて出来た空間では無く、自然にここに生じたような空間。学校の”端っこ”って何となく寂しくってホッとする場所のような気がする。
U8ギャラリーで開かれているコンテンポラリーアートコース2年生有志の展覧会。
キャンパスの中にはちょっと魅力的な空間、ちょっと魅力的な風景があちこちにある。
その後、学長室で執務。
外の光の色が変化してきたので、いつものバルコニーに出てみると、
飛行機雲がピンクに染まっていた。
午後5時頃から会議があり、午後6時半過ぎに終了。
急ぎで近所の医者に向かい、インフルエンザの予防接種を受けた。
ワクチンが不足している地域があるとのことで心配していたのだが、意外とすんなりと行った。