今日は芸術祭の最終日だが、ほぼこの部屋に籠もって制作に打ち込んだ。
そして、午後4時半からはライゾマティクスの真鍋大度さんが来校し講演をされた。真鍋さんにお目にかかるのは、以前卒展の記念講演をお願いしたときに続いて二度目だ。
動画をふんだんに見せていただいた講演は本当に素晴らしく、目から鱗が落ちるような瞬間が続いた。ちょっと意外だったが聴いていて「なるほど!」と思ったのは、真鍋さんがバウハウスのオスカー・シュレンマーから大きな影響を受けていることだった。また、ミニマルアートからインスパイアされたというお話も驚きを持って聴いた。
あとで考えると非常に”腑に落ちる”お話で、真鍋さんの色々なパフォーマンスにますます興味が湧いてきた。
また、ライゾマティクスという会社の経営者でもある真鍋さんの一面が垣間見えることもあり、本当に面白く、素晴らしい講演だった。
さて、その後も部屋に籠もって作業を続けていると、夜になってから外が少し騒がしくなってきた。部屋を出てみたら、ちょうど恒例の花火が始まるところだった。名古屋造形大学の芸術祭では、最終日の午後8時に花火が打ち上げられる。
今年の芸術祭は部屋に籠もりっきりだったが、目出度く無事に終了した。
みなさん、ご苦労さま!
さて、自作は順調に進み、午後10時半に今日の仕事を終えた。