今日も朝から制作に没頭。
わずかだが見通しが立ってきた。
芸術祭の2日目。お昼には「ゆるキャラ®大集合」ということで、名古屋造形大学の学生や卒業生がデザイン等に関わったキャラクターが集合した。
地元小牧や春日井に関係するキャラクターが多く、特産の葡萄、桃、そして「名古屋コーチン」や「小野道風」にちなんだキャラクターもいる。卒業生が勤める醸造会社の商品にちなんだ「白だっしー」くんも登場。
この「こまき山」も名古屋造形大学の在校生がデザインのアドバイスを行ったキャラクター。
春日井名産のサボテンとなぜか埴輪にちなんだキャラクターたち。
中には独りで歩けないキャラクターも居て、介助を受けながらの登場となった。
観客の中には消防署のキャラクターの姿も見られた。
そういうと、今日は消防署から防災のキャンペーンに来ていただいているのだ。お名前なんて言うのかな??
午後の空はすっかり好天となり、気温も上がって「夏日」となった。
バルコニーにいい香りが漂っている。
実は隣に大きな金木犀(キンモクセイ)の樹があるのだ。
この香りは凝りをほぐす効能がある(ように思う)。
ウットリする。
制作は順調に進んでいるのだが、今日は一瞬凍り付きそうな経験をした。
制作中の作品を午後2時頃に一度保存し、その後、制作を続けていたところ、午後9時過ぎに突然の「シャットダウン」。
一瞬目の前が真っ暗になった。しばらく対処方法を考えていたのだが、フォトショップCCにはバックアップ機能があったことを思い出し(数年前にも同様の経験をしたように思う)ネットで調べてみると、確かにあるようだ。
とにかく、焦って余計な操作をせず、グッと我慢して待つことにした。
待つこと数十分、終了できなかったソフトが終了可能となり、コンピュータを再起動したところ、嬉しいことに、午後2時からの7時間の仕事分はちゃんと保存されていた。
制作中に保存をすると(データがめちゃくちゃ重いので)それだけでかなりの時間がかかってしまう。それで、ついつい仕事を続けてしまうのだが、以前、肝に銘じたはずのことを忘れていた自分を深く反省。その後は一区切り付いたところでこまめに保存し、保存中は本を読むことにした。
一昨年の芸術祭の時、大学の図書館の廃棄図書を購入した中に「漱石が聴いたベートーヴェン」というのがあり、少しページをめくっていると、これがたいへん面白い。
ついついのめり込み、気が付いたら「保存」がとっくに終わっていたということもしばしば。鴎外や露伴など、明治期の文豪たちが如何に西洋音楽と関わってきたのかが資料の裏付けを伴いながら生き生きと綴られていて、ついつい没入してしまう。
というようなことで、今日は1時間余りロスをしてしまった(1時間分ですんだのは幸いと言うべきだが…)ので、作業を終えたのは午後11時半になった。
このところ、このコンピュータの前に座っている時間が長く、夕食(夜食?)も仕事をしながら簡単なものを採る毎日だ。身体的にはあまり健康的ではないし、体力的にもキツイが、精神的には実に健康だし、肩や腕がギシギシに凝っても苦にならない。制作に打ち込めることが嬉しい!