朝から会議、その後は学長室で執務。
院生のゼミを終えて桃花台バス停から名古屋へ。
中央道沿いの夾竹桃(きょうちくとう)。
夾竹桃は小学校にもあったし、近所の女子高等学校の外周にも植わっていて、非常に馴染みのある樹だ。何か懐かしい感じ。
夕刻に自宅に戻った。
このところ、何故かマーラーの交響曲第2番ハ短調「復活(Auferstehung)」のあちこちのフレーズが頭に浮かんでくる。
この”復活”というタイトルは第5楽章で歌われる賛歌のタイトルから来ているが、マーラーが正式に使ったことは無いそうだ。
曲は大編成のオーケストラ(タムタム、3種の鐘、グロッケンシュピール、ムチなど賑やかな打楽器にハープやオルガンまで入っている)にソプラノ、アルト独唱と混声合唱が加わるという構成で、演奏時間も約80分ほどかかる。
この曲、一時期はよく聴いたが、マーラーの交響曲の中では比較的聴かなかった部類に入る。何故かというと、何となく大仰な感じが耳に付いてきて、遠ざかってしまったのだ。
たまたま、昨日の仕事帰りのカーラジオでも流れていたが、やはり、何か「感動させてやろう」という作曲家の魂胆(?)が感じられるような気がして、あまり気乗りしなかった。それでもライブで聴いたりすると結構感動してしまんだろうけど…
マーラーは高校生の頃からハマっていた作曲家だが、ここ10年ほどはあまり食指が動かなくなってしまった。中でもあまり聴かなかった「復活」がなぜ頻繁に頭の中に流れるのか判らないが、また、時間があるときにじっくり聴き直してみようかな?? 自分の中でマーラー・ブームが復活するかも…