2月17日(金)曇り ときどき 雨

朝から愛知県内の高校の卒業式へ。
車で結構な距離を走った。

カーナビのデータが古いので、スマホのカーナビとダブルで、その都度どちらの指示に従うかを選択しながらなんとかたどり着いた。

卒業式に出席したあとは卒展会場へ急いだ。

ジュエリーデザインコースがコラボレートしている企業から卒業生に賞を授与していただいた。
その表彰式の終わり間際に顔を出した。
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卒業生たちの明るい表情がイイね!

川口くんは桃美会賞とダブルの受賞。
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おめでとう!

おおっ、素晴らしい賞品だね!
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その後、ジュエリーデザインコースの会場を後にして、コンテンポラリーコースと彫刻コースの合同講評に遅れて参加。
振り返ってみると、いろいろ心配したこともあったが、みんなよくここまで来たと思う。努力は必ず結果をもたらすよね!?

講評を終え、午後5時過ぎ、今日の卒展記念公開講座の講師を務めていただく糸数弘樹氏にお目にかかり、講座開始前にあれこれお話を伺った。

糸数氏はCGクリエイターとしてワーナー・ブラザーズ・カンパニーやディズニー・アニメーションスタジオで活躍してこられた方で、ディズニー・アニメーションの史上初めてのアカデミー賞作品「アナと雪の女王」では背景のモデリングを担当された。

現在は日本工学院特別講師、カリフォルニア州立大学講師として教育活動にも力を入れていらっしゃる。

本学のプロダクトデザインコースの金澤准教授とはアメリカのアートセンターの同窓生とのこと。アメリカの学校の課題の多さ、指導の厳しさについては色んな機会に聞いて知っているが、そんな中で鍛えられた同窓生を金澤さんが「戦友だ」と言っていたのが印象的だ。

講演は大変興味深く、ワクワクしながら聴かせていただいた。
これは、糸数さんの出身地、久米島の風景。
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行ってみたい!

アメリカの寿司屋でバイトをしていたころの糸数さん。
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アメリカでの最初の頃の生活は大変だったと思うが、悲壮感は全く感じない。本当に楽しく聴かせていただき、話にグイグイ引き込まれた。

次のステージに行けば視野が広がり新たな可能性が見えてくるというお話は糸数さんの実感に裏付けられているだけに説得力がある。学生にとっても大変参考になったと思うし、是非、今後に活かしてもらいたいものだ。
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講演のあと、参加者たちの質問に丁寧にいつまでも答えていらっしゃった姿が印象的だ。
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その後は、名古屋造形大学の先生方も交えて数人で食事をした。アートセンターでの話、ディズニー・アニメーションスタジオでの話、そして、久米島の話など、次々と楽しい話題に花が咲き、楽しい一夜となった。

次にお目にかかる日が楽しみだ!