こんばんは、初回の取材でわたわた気味の卒展ブログ運営スタッフ桑山です。
本日は洋画コースへ取材に行ってきました。
4年洋画コースのアトリエはD棟裏側の奥まった場所にあります。
「秘密基地みたい。」
階段を上った先にありました。
いざ、お邪魔いたします。
「広いけど暖かい」
「床にプチプチが敷いてあるぞ」
「何かこっち見てる」
本日取材を引き受けてくださいました長瀬若菜さんの作業場です。
若菜さんは今まで、点描をメインに色とりどりの色彩で絵を描いてきました。
「構図、空間を面白くしたい」
普通に奥行きやパースをつけるだけでは面白くない、
入れそうで入れない、俯瞰しているが歪んでいる。
そのような変わった構図を研究しながら描いているそうです。
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さて、お次は磯部佳奈絵さんの作品。
「あんまり考えないことが自分のモチベーションにつながっている」
構想を練らず、突発的に今やりたいこと、描きたいものを描いてみる。そこからインスピレーションを受け、また描き進めていくのが磯部さんのスタイル。
現在は自分の法則を見つけるために模索中とのこと。
「洋画のいいところは潰せるところ」
一回描いたものを全部まっさらに出来る。
下に塗った失敗作の上からさらに塗り重ねることにより、それが絵の深みとして現れてくれる、それを生かすことが可能なところが洋画の良いところだと彼女は言います。
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洋画コースのアトリエは、毎晩21時頃まで明かりが灯っています。夜は大変冷えますので、風邪をひかないようお気をつけくださいね。