2010/8/26 木曜日

● 8月26日(木)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 22:00:20

午前10時、入試委員会。午後1時、執行部会議。

キャンパスもやっぱり猛暑の夏で、その中で遅まきながら白い百日紅(さるすべり)が咲き続けている。

久しぶりに学長掲示板を更新。「学生のブックデザイン展」「陶芸部の窯焼き体験」など新聞記事を紹介。来週になると少しずつ学生がキャンパスに戻って来るだろう。

午後3時30分からは、改装の終わった学長室の復帰と、伝票処理などの執務で過ごす。夕方6時過ぎ大学を出る。

2010/8/25 水曜日

● 8月25日(水)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 22:45:24

朝早く風媒社の稲垣喜代志社長から電話、名古屋市千種区の正文館本店で開催中の「名古屋造形大学・視覚伝達デザインコース3年Aクラス 大学生がつくった!ブックデザイン展」に風媒社賞を贈呈したいとのこと。感激、感謝。展覧会は29日まで開催の予定であったが9月5日まで延期された。

午後1時、東区泉のスペースプリズムで「久保田珠美フィギュアリン展」を観る。タブローで数々の受賞実績のある久保田さんだが、今展はフィギュア500体を出品、もちろん手作りなのですべて異体。これだけ造ってバリエーションに流れない感性の豊かさに感動する。

現在、瀬戸内国際芸術祭に参加中の「名古屋造形大学やさしい美術プロジェクト」が全国放送で取り上げられることになったと高橋伸行准教授から嬉しい報告が入る。

9月5日(日)9:00-/20:00-日曜美術館/NHK教育テレビ

9月26日(日)1:50-2:20/NNNドキュメント’10「手をつないで ~閉ざされた島から未来へ~」日本テレビ(深夜枠)

2010/8/24 火曜日

● 8月24日(火)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 22:45:06

午前中、半田市役所で半田市景観アドバイザー。

午後、隣町の碧南市へ。碧南市藤井達吉現代美術館で「庄司達展 空間の航行」を観る。ロビーと、レストランに展示された2点のみ撮影可。

ずっと庄司作品を拝見しているが、この度の個展もまた素晴らしい。これまで制作して来た作品を俯瞰しながら、さあこれからこういう方向へと明確な個展になっている。

庄司作品の魅力は、勿論その空間と布が造り出す美しいフォルムにあるが、繊細な緊張感を生み出すきめの細かい技術が見逃せない。一本の紐の結び目、布の端の処理の美意識が、あのスケールになっても繊細さを失わせないのだと思う。今日が初日、たっぷり会期がある、ぜひ観て欲しい展覧会。あいちアートトリエンナーレ2010に感動した人は、特に見逃せない。

2010/8/23 月曜日

● 8月23日(月)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 22:45:12

凌霄花(のうぜんかずら)が咲いている。中国原産の落葉蔓植物、中国と言われれば、ピッタリくる花である、6月から咲き始め夏中次から次へと咲き続ける。平安時代に、凌霄(りくしょう)という中国名で日本にやって来た。のうぜんかずらの和名の語源は不明。能、禅、鬘という字が私にはイメージされて、エキゾチックな気分にさせる。

終日、オフィス(高北デザイン研究所)で、名古屋造形大学生物多様性キャンパス宣言パンフレットのデザイン。キャンパスへの想いが熱く、なかなか進まない。学長ブログで紹介して来たキャンパスの生物500点くらいの写真から20点ほどに絞り込むことが難しい。

2010/8/22 日曜日

● 8月22日(日)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 11:15:56

午前10時、名古屋市東区の名古屋市民ギャラリー矢田で「名古屋市立工芸高等学校デザイン科展」を観る。ポスターを中心にデザインのきちんとしたあり方を見せており、コンピュータ時代にあってもデザインの重要な視点を教育の根幹としている。

手描きによる基礎は、コンピュータを使用したときの上達を、意味をもって約束するトレーニングである。

受験対応のデッサン、コンペティションへの挑戦など、将来に向けての意識形成も教育の重要な一環である。

2010/8/21 土曜日

● 8月21日(土)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 19:19:23

大学は夏期休暇中だが、学長に休暇は殆どない。イベントの招待への出席、メールで入ってくる雑務が絶えない。大学にも郵便物や決済の執務が山積みになっているのだろう。

午後2時過ぎ、今日明日、夜開催の広小路祭りの準備で広小路は活気を帯び始めている。

3時、栄東急イン。「第59回広小路まつり祝賀会」に出席。5月に広小路商店街主催で開催された「成功させよう!『あいちトリエンナーレ2010』著名人・文化人によるチャリティ美術展」の出品者として招待を受けての出席。祝賀会でチャリティ金の贈呈。

神輿のサポート娘の登場、明日から中日劇場で始まる「第63回西川流名古屋をどり」のご挨拶など華やかな祝賀会であった。

広小路まつりが間もなく始まるなか、あちこちで水の入ったバケツが並べられている「名古屋打ち水作戦」とある。これだけ水色のバケツが並べばそれだけでも結構涼しい風景である。

2010/8/20 金曜日

● 8月20日(金)曇りのち晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 18:36:05

午前中、半田市景観アドバイザー。

午後、明日から始まる「あいちアートトリエンナーレ2010」オープンニングレセプションと内覧会に出かける。愛知県美術館のある愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町会場、納屋橋会場、中央広小路ビル、オアシス21で開催であるが、とても半日で観ることができるものではない。

1時30分、先ず愛知芸術文化センターへ。内覧会では報道を含めてすべての作品で撮影を許可している。特に印象に残った作品から。

登山博文、大画面に迷いのないタッチ、脈絡のないイメージの強さが気持ちいい。

蔡國強、火薬を使っての表現が強烈な印象を植え付ける。痛みを伴って迫ってくる。

張洹(シャンホァン)「ヒーロー」巨人の悲しみが、もの凄いスケールで同化する。

草間弥生、現代美術の記号のようになって、キャラクター的な新たなメッセージとなりつつある。

オアシス21の宇宙船に設置された作品は、トリエンナーレの大きな収穫だろう。テーマ「都市の祝祭」とはこういう作品を通じて感じたい。

松井紫朗、芸術文化センター内の空間をバルーンが占拠している。内蔵のようなしなやかさ、内と外の関係を反転して痛快。子供も大喜び。

三沢厚彦+豊嶋秀樹、ぬいぐるみのように愛くるしい動物彫刻と迷宮のような建造物、それぞれの動物が一匹ずつ孤立していることに心が惹かれる。

宮永愛子、ナフタリン、塩など結晶させながら造形している。これ以上ない繊細な美。ものすごく涼しい美。

ヘマ・ウハティヤイ、都市のカオスを身体で感じさせる。

フィロス・ムハマト、軍機に施されている色は、穀物に色付けされたもの明解なメッセージとして突き刺さってくる。

エクトール・サモラ、懸垂曲線を巡るコンクリートのオブジェ。無機物でありながら生命体を思わせるのは、群れからくるものだろうか。

アマリア・ピカ、赤い床、天井の星、その中に置かれた白い立体。シャープで心地良さは、幾何図形のもつ魅力。

午後4時、愛知芸術文化センター小ホールで招待公演。平田オリザ+石黒浩研究室(大阪大学)ロボット版「森の奥」

今回のトリエンナーレの大きな特徴は、パフォーミングアーツが含まれていることで、現代美術だけではなく、コンテンポラリーダンスや演劇が含まれていること、そしてそれらがリンクし刺激し合い、アートの領域に新しいメッセージを生み出そうとしている。

解説より。「現代口語演劇理論」に基づき、緻密な劇世界を織り上げる演劇界の旗手・平田オリザと、自分そっくりに、精密にコピーしたロボット「ジェミノイド」で知られるロボット研究の第一人者・石黒浩。世界的に活躍する2人の才能がタッグを組み、大阪大学で進めている「ロボット演劇プロジェクト」の初の劇場公開作品。世界初演。

中央アフリカ・コンゴに生息する類人猿「ボノボ」を飼育する研究室で、サルと人間の違いを研究するロボットと人間たち。その会話から「サル/人間/ロボット」のあやうい境界線を浮かび上がらせる。

ロボットが人間と同じ間(ま)で時間を共有していることに、まず演劇として大変魅力的なものになっている。全く新しいものを観たという実感。

午後6時、2階の愛知芸術文化センターフォーラムでレセプション。私の経験するレセプションで最も人が多い。2000人は越えているだろう。おかげでものすごく暑い。わああーという活気の中でのレセプション。トリエンナーレ成功への願いが渦巻いていた。

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