● 10月31日(土)晴れ。
今日も快晴。11時ホテルを出る。
11時30分、銀座のSHISEIDO GALLERYで「曹斐 Live in RMB City 」を観る。中国生まれのツァオ・フェイは、中国を代表する若手アーティスト。日本のアニメーションに子供の頃より強く影響を受け、その上に制作がなりたっている。いわゆるCGアニメーションで、日本のマンガ、アニメーションが世界の言葉になっていることを感じる。

午後1時、有楽町マリオン有楽町朝日ホールで開催の「世界美術大学学長サミット」に出席。武蔵野美術大学80周年を記念してのものである。冒頭の武蔵野美術大学学長甲田洋二氏の挨拶では「美術大学には、美術の他にデザイン、工芸があります。また大学の名前は、美術大学以外もあります。ここでは、美術大学と呼ぶことにお許しください。」とあった。とても大切なことで、納得。名古屋造形大学では、その呼称に強くビジョンを持っている。
基調講演は、シカゴ美術館附属美術大学総長のトニー・ジョーンズ氏。サミットのテーマ「美術大学の時代的目的、社会的意義と使命:生きる、をつくる。つくる、を生きる。」にしっかりと応えるポジティブで素晴らしい講演だった。
印象に残った言葉「アートは、国際的言語。デザインは国際的通貨の時代。」「今やアートやデザインは、周辺的文化ではなく、時代の中核をなしてきている。人間としての精神的欲求、魂である」「現在工芸分野は、衰退してきている。伝統、技術に対して尊敬を失いつつある、重要な社会問題である。深い懸念を感じる。手で造る仕事を軽視する社会に未来はない。」感動のメッセージの連続だった。

2時、つづいてシンポジウム。トニー・ジョーンズ氏ほか、中国美術学院副院長の宋建明氏、弘益大学校美術大学学長の崔棅勳氏、ヘルシンキ美術デザイン大学学長のヘレナ・ヒュバネン氏、ロンドン芸術大学副総長のウィル・ブリッジ氏、東京藝術大学副学長の北郷悟氏、多摩美術大学学長の清田義英氏、女子美術大学芸術学部長の小倉文子氏、東京造形大学学長の諏訪敦彦氏、日本大学芸術学部長の野田慶人氏、武蔵野美術大学学長の甲田洋二氏がパネリスト。

日本は、東京に集中させ、その選択に苦労が偲ばれる。何より美術系大学のネットワークの第一歩が築かれたことに大きな成果を見た。4時終了。
午後4時30分、武蔵野美術大学80周年記念式典。高井邦彦理事長挨拶、甲田洋二学長の挨拶、来賓祝辞の後、交友会代表挨拶。交友会会長は中島信也氏、昨年、今年とスーパーレクチャー講師で名古屋造形大学に来校、酒を交わし親しくさせていただいている。気合いの入った素晴らしいスピーチで会場から喝采の拍手が贈られた。さすが、決めるところはバチッと決める。


午後6時30分、会場を帝国ホテルに移して武蔵野美術大学80周年記念祝賀会。アート、デザイン業界なので、久しぶりにお会いする顔があり、楽しい宴であった。

8時終了、愛知県立芸術大学学長の磯見輝夫学長とともに名古屋へ戻る。








































