午前7時30分、長春理工大学の陳先生の迎えで長春理工大学光電信息学院へ。8時着。劉海涛副院長教授が迎えてくれる。早速、歓迎幕の下で記念撮影。

案内されて、歓迎応接室へ。姜福剛院長教授、劉海涛副院長教授、孫豊伝媒芸術学院院長と懇談。長春理工大学光電信息学院は、国立である長春理工大学にある20以上ある学院(学部)の一つであるが、私立学院である。国立内私立というのは理解に苦しむが、一企業の大きな投資を受けている。光電信息学は、情報工学の訳が近い。従って、デザイン分野が最初に設置され、3年前美術分野が設置されたばかりである。


光電信息学院の紹介室が大きく設けられており、完璧なディスプレイに驚く。その後、美術館に案内される。教員、学生の優秀作品が展示されている、歴史の浅さに反してレベルはかなり高い。


学院内を案内いただいた後、孫豊伝媒芸術学院院長(視覚伝達系)教授(専門は洋画)のアトリエ研究室で、視覚伝達系教員と懇談。大きく窓が開かれたアトリエ研究室で150㎡はあろうかという空間、羨ましい限りである。
10時、講演会。テーマは今日も「名古屋造形大学、学長ビジョンの視点から」「高北幸矢のグラフィックデザイン」レクチャーを短めにして、質問時間を多く取る。日本の学生同様、テクノロジーと思想の狭間の中で悩みは大きい。また中国としての文化、民族性その個性をどう考えていくべきか?ていねい

に答える。


正午過ぎ、費さんの提案で昼食を学食で取る。全寮制2万人以上の学生の一日3食をまかなう学食は8つ。1つで体育館ほどの大きさ、その殆どが中国料理。定食と餃子、卵スープをいただく。150円ほど、物価が安く日本とは比較が難しいが、学生一食費用は100円ぐらいだそうだ。


午後ホテルへ、1時間仮眠。ブログ、写真整理1時間。
午後4時、1人で長春の街を散歩。交通量は日本の都会と同じ、しかし、車は我れ先を急ぎ、道路を横断するのは恐怖である。横断歩道が青でも右折左折者が突っ込んで来る。歩行者が除ける。一方で凄いスピードの車道を平気で横切る歩行者も普通。私は「初めてのおつかい」気分、終始ドキドキ。見事なのは、日本人が見てこれだけ無謀な交通風景でありながら、車体の傷、凹みはほとんど見かけないことだ。歩道への駐車は、当たり前。車優先はここでも同じ。



繁華街へ、ものすごい活気。氾濫する漢字の看板以外は、渋谷の風景である。服装こそ少し地味ではあるけれど、若者たちの素行は渋谷そのものだ。

ものすごいポップな看板、良く見れば月餅(中国の有名菓子)の広告。デザイン注入といったところか。

歩道にこれはないだろうと思える喫茶店の看板、おもしろいけれど。

自転車にロングな材木を運ぶおじさん、こういうものを見ると中国らしくて嬉しい。ちなみに、中国名物である自転車群は、もう10年以上前の風景である。今は自転車からマイカー、公共交通(バス・モノレール)、タクシー利用者がほとんどである。

夕方5時、ホテルに戻る。迎えの長春理工大学の車でホテルのレストランへ、姜福剛院長教授、劉海涛副院長教授、孫豊伝媒芸術学院院長、費さんと合流。
歓迎夕食会が始まる。上品な中国東北地方料理、中央に郷土農家の風景、かつて日本の田舎風景と似ている。姜福剛院長教授から名古屋造形大学と長春理工大学光電信息学院交流との交流希望の申し出、交流展、教員・学生の互いの訪問など確認。院長より長春理工大学光電信息学院客員教授の任命を受ける。



午後9時、和やかな雰囲気の中で乾杯をして夕食会を終える。