● 2月14日(土)晴れ。
暖かい日、4月中旬の陽気だそうな。バレンタインデー、愛の日にちなんで「SWEET HEART FOREVER」のピンバッジで出かける。

午後4時、短期大学部卒展開催中の名古屋市東区矢田にある名古屋市民ギャラリー矢田へ。
インターメディアコース夏目祥太(なつめしょうた)君の「発祥」は、故郷の浜名湖に伝わる鵺(ぬえ)の伝説に基づいてその妖獣を再現。私たちに知識として伝えられているものが、見たこともないものであることがいかに多いか。造形力は未知と遭遇させてくれる力でもある。

ビジュアルデザインコースの説田陽子(せつたようこ)さんの「キャンペーン企画/フェアトレード」は徹底したビジョンに基づいてる。「フェアトレードは、作る人にも食べる人にも、環境にもやさしい有機栽培を応援します。農薬や化学肥料に頼らず、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、労働者の安全で健康な労働条件を守り、持続可能な社会を目指します。」コーヒー豆に象徴されたメッセージがシンプルで美しい表現に帰着している。

ビジュアルデザインコースの牧野美帆子(まきのみほこ)さんは、「ポスター/日本のお疲れ様に贈る本」、ユーモアに溢れた表現が見る者をホッとさせる。お疲れ様にあたたかい目を向け、現実をポジティブに捉えている。誠実なイラストレーションが心地よい。沈む夕陽が日本国旗に見立てられ、「頑張れニッポンは、スポーツだけではない」と教えてくれる。


絵画コースの坂口礼奈(さかぐちれいな)さんは、「死に神はピンクいフラミンゴの足みたいなやつ」のタブロー。フラミンゴの足ネー、そこから絵と向かい合う。ぼんやりと死に神らしいやつは、こっちをじっと見ている。こっちもじっと絵の中の死に神を見ている。
