午前11時、名古屋市栄にある長円寺会館で愛知芸術文化協会の機関誌「季刊ANET」特集インタビュー、編集長としてインタビュアー。
本日のゲストは、日本画家濱田樹里さん。濱田さんは、名古屋市出身で旭丘高校美術科、愛知県立芸術大学日本画科、同大学院、研究科、作家活動の傍ら2007年度より名古屋造形大学専任講師、日本画の世界を追求している。
日本画というと、院展、創画という印象があるが、濱田さんは、そこから大きく逸脱している。18メートルに及ぶ大作を毎年描き続け、空間を大きく支配する作品である。インドネシアで生まれ11歳まで過ごしたことが、彼女の「私」に大きな力を与えているようだ。先日東京で開催された個展から作品を紹介。

午後2時、同朋学園名古屋キャンパスで「名古屋造形大学現代GPシンポジウム やさしい美術―いのちの現場で育まれるアート・デザインー」に参加。
開催趣旨は「病院とアート・デザイン。一見重ならない領域の協働が今注目を集めています。本シンポジウムは、医療とアート・デザインとの関わりを多角的な視点で捉え、その協働の社会的意義を展望し、今後の可能性と発展性を見出す試みです。」
学長として挨拶「最近ある市で、『美術は贅沢品、美術館への作品購入を断念』という新聞記事を観た。大変残念である、購入されなかったことよりも、美術は贅沢品という考え方に対して。悲しみ、苦しから生きることの活力として美術はある。私たちは、生きて行く上で欠くことのできないのが、美術である。今日のシンポジウムはそのことを語る素晴らしい機会として期待しています。」
第1部は、名古屋造形大学准教授で現代GP「やさしい美術」取り組み担当者の高橋伸行さんから実践報告がなされた。

次にアートマネージメントコンサルタントで尚美学園大学芸術学部諄准教授の林容子さんの福祉や医療現場でのアートプロジェクトの報告とメッセージ。
第2部は、パネルディスカッション。パネリストは同朋大学大学院教授、名古屋大学生命倫理委員の田代俊孝さん、医療人類学者、情報科学芸術大学院大学教授の小林昌廣さん、愛知県厚生農業協同組合連合会足助病院院長の早川富博さん、そして林容子さん。コーディネーターは、高橋伸行さん。

病院、福祉施設という現場で、美術と関わることその意味、素晴らしさ、力、問題点などそれぞれの立場で報告、ディスカッションがなされた。現場からの歓びと叫びが聞こえてきたパネルディスカッションであった。5時30分、終了、充実の午後。
夕方6時15分、顧問を務める環境提案協会MESHが名古屋造形大学シンポジウムと同時間プログラムで環境デザインセミナーを開催していたがその懇親会に出席。懇親会は、中区金山駅アスナル金山にあるイタリアンレストラン アリオリ・クッチーナを貸し切っての開催。特別記念講演講師の内田繁さんを招いてのもの。内田さんは、日本を代表するインテリアデザイナーで桑沢デザイン研究所所長、名古屋造形大学客員教授である。再会を喜んで乾杯。バイオリン演奏、トライデントスクールオブデザインによるファッションパフォーマンスなど楽しい懇親会であった。


2次会も参加、栄丸善裏の中国料理夜来香、注文カードがチャイニーズポップでかわいい。深夜11時、帰宅。