● 10月31日(金)晴れ。
午後3時、愛知県美術館ギャラリーで「東邦高等学校 美術科・商業科グラフィックデザインコース卒業制作展『第16回未来の芸術家たち展』」を観る。日本画、洋画、彫刻はもちろん、ファッション、照明器具、商品企画、多様なポスター、社会へのメッセージ、造形実験など思いっきりの作品で埋め尽くされていた。中でも東邦高等学校をテーマにしたものに熱い思いを見た。高校生の卒業制作を観ることは楽しい。



同ギャラリーG室で「2008金属彫刻展」を観る。名古屋造形大学非常勤講師の鬼頭正信先生が企画・運営して毎年開催している。今展は名古屋造形卒業生で嘱託職員の玉置久実さんも出品、銅板鍛金による蓮のある風景「ひとつひとつ」の大作を出品していた。


午後4時25分、名鉄「金山」駅から「吉良吉田」行きに乗り、幡豆へ。幡豆にある株式会社イナテック内にあるコスミックギャラリーで「若月陽子展―草むら考―」を観る。
若月陽子さんは、名古屋造形の卒業生で現在版画の非常勤講師をお願いしている。コスミックギャラリーは、私が企画・プロデュースしているもので、今年で19年になる。
私の挨拶は「作品をご覧になって、枯れ草、昆虫や鳥の死骸、動物の骨など一見寒々しい冬の風景です。しかしこの風景も大きな生態系のひと時であって、必ず芽吹き再生して来る風景です。ポジティブに向かう状況です。春や夏、昼間ばかりではなく、冬があって、夜があります。若月さんのお名前には、太陽と月があります。作品を暗示しているような素敵な名前です。」少し暗めに演出した会場は、秋の月夜のように穏やかで、アトラクションのバイオリンの音が心地よく響いていた。






































