2008/3/31 月曜日

● 3月31日(日)雨のち晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:21

朝からの雨も上がって午前9時30分、大学図書館で図書館企画展示「スクープ!学長高北幸矢に直撃インタビュー、本との�関係10」の搬入、飾りつけ。殆ど写真と本の積み上げ展示。無事終了。

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隣のDギャラリーでは「原健版画展」が今日から始まっている。原健さんは名古屋造形の客員教授である。最も著名で代表作品の「ストロークシリーズ」より。

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さすが華やかで力強い、私が今展のために案内状に寄せた文より抜粋。

「“STROKES”に初めて出会ったのは、今から30年ほど前、名古屋駅界隈の喫茶店であったと記憶しています。しゃれた雰囲気の中で、そこに花が咲いたように明るく、それでいて喫茶店の空気を支配するという感じでもありません。豊かな音楽を聴きながら紅茶をいただくように、美しい調和がなされていました。版画の魅力を新たに見つけたとも思いました。」

午前10時30分、執行部会議。新年度直前での確認が多数あり。

午後1時、名古屋市中村区の学園本部で「平成19年度同朋学園退職にあたり辞令式」2時30分終了。

3時30分、オフィスに戻り個展作品の制作。

夜7時、勝川で「國枝事務部長の学園図書館事務部長への送別を兼ねて執行部ご苦さん会」2年間の労苦を互いにねぎらう。

2008/3/30 日曜日

● 3月30日(日)曇りのち雨。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:56

明後日から始まる図書館企画展の準備、原稿は出来上がっていたが、本を含めての展示物が大変。私物の図書400冊ほど並べる。

午後3時30分、ギャラリー早蕨で「建部弥希展」を観る。いつものタブロー作品ではなく、ドローイングを並べた展示。大小多様な作品を並べる場合は、インスタレーションとしての会場構成が求められる。

4時、スペースプリズムで「佐高良子イラストレーション展/PIS2006音部訓子賞を受賞記念」を観る。紋様のように溢れる動物が魅力、鉛筆で塗りつぶされた黒が情緒を保ちながら作品を締めている。これからの成長が楽しみである。

4時20分、愛知県美術館ギャラリーで「第43回春季白士会展」を観る。白士会は、中部を核として活動する日本画公募団体。名古屋造形は創立教授の我妻碧宇先生からの流れを持ち、武田昭客員教授、岩原良仁客員教授、鈴木喜家教授ほか多くの卒業生が出品している。

卒業生で日本画研究室嘱託職員の吉田葵さんが春季展賞を受賞。力強い画面を見せていた。

★ BOOK IMPRESSION 10

佐野吉彦著「建築から学ぶこと」水声社

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佐野吉彦は、株式会社安井建築設計事務所代表取締役社長。建築設計、現場からの体験に基づいて書き綴ったエッセイ。豊かな教養と知人関係が書をおもしろくしている。

学長として強く共感した言葉を引用「先日、大学施設の竣工セレモニーで、隣席していた国会議員が、『医学部に進学したのに医者にならないで退学する学生がいると聞くが、遺憾だ。高校時代に進路指導をきちんとしなければいけない。そのために教育基本法を見直す必要がある。』と言っていた。果たしてそうなのか?自力で学ぶ過程で自らの適正を発見できたなら、それは非難すべきことではないと考える。向き合った現実から何を学ぶべきかが大切なのであって、型にこだわる教育は実は人を育てないのだ。」

2008/3/29 土曜日

● 3月29日(土)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:32

私の個展の案内状が出来上がって来た。

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今日は何の予定も入れてないが、個展準備が進んでおらず焦る。作品制作は勿論だが、案内状書き、額手配など個展に向けての作業は山のようにある。これまで37回個展を開催して来たが、その度に自分を巡る環境が異なり大変。

花をテーマにしてからは、やはり春に開催したい。その上学長職が確実に暇になる頃、それはゴールデンウイーク、特に今年は正に大型連休。ここしかないだろう。観覧いただける方は、ゴールデンウイークの予定があって難しいスケジュールとなるが、私が少しでも会場におれることを考えて決定。

会期は4月26日(土)から5月6日(火)まで、午前11時から午後7時、最終日6日は午後5時終了。会場はスペースプリズム・デザイナーズギャラリー(名古屋市東区東桜1−2−26、電話:052−953−1839、URL:http://spaceprism.com/)地下鉄「栄」または「久屋大通」を降りて数分。

★ ブログの付録45—数字の話44

死に通じる4が重なり、4が2個で「死に」ともなるが、44が避けられない順番というものもある。四国四十八ケ所の44番札所にあるオリジナル作務衣の「四十四工房」はそれを逆手にとって「しあわせこうぼう」と読ませている。ちなみに八十八ケ所の四十四番札所だから「四国のへそ」であるという。私の高校の学年同窓会は昭和四十四年卒業なので、「獅子の会」と呼んでいる。マイナーをパワーに変えようとする力が働く。

2008/3/28 金曜日

● 3月28日(金)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:07

午後1時30分、小牧市文芸協会会長の安藤敏幸さんと稲冨文恵さんが来訪。小牧市の月刊郷土文芸誌「駒来」が35周年で巻頭言の執筆やや座談会の依頼。大学は、地域交流として「駒来」を応援している。

2時30分、キャンパスを散歩。北面進入路の庭に蓮翹(れんぎょう)の花が咲いている。刈り込んで低木に育てている。

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日本原産もあるようだが、私たちが公園などでみかけるものは中国原産のもの。蓮翹の名はいかにも中国という感じがして、中国原産が納得いく。木の黄色い花というのは、あまり日本で愛でることが少ないように思う、また中国では、赤とともに黄は高貴な色として好まれており、蓮翹が中国イメージと重なるのかも知れない。

西面の外周道路沿いに染井吉野(そめいよしの)の桜並木がある。

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このキャンパスは名古屋より平均気温が低く、全く花を付けていないものもまだある中で、一部が三分咲きといったところである。日陰は結構風が冷たい。

事務局は、年度末と年度始めの準備の忙しさ、学園内人事異動による引き継ぎなど多忙を極めている。「学長これどうしましょう」の判断を求められることも多く、忙しさに巻き込まれている。

2008/3/27 木曜日

● 3月27日(木)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:26

午後0時30分、学園本部常任理事会。3時、理事会。4時、人事委員会。名古屋市中村区の同朋学園名古屋キャンパスでは桜が満開。今年の桜は早い。

夜7時30分、東区のレストランイタリッチで「視覚伝達デザインコース、イラストレーションデザインコース新年度に向けての懇親会」に出席。イラストレーションデザインコースは、視覚伝達デザインコースから分離する形で4月から新規スタート。イラストレーションを描けるデザイナー、デザインのできるイラストレーターの育成をめざす。

カリキュラムは、2コース相互交流の形で、教員も相互に関わる。夕方5時から授業方針など打合せ会議を済ませた後の懇親会。1学年70名を越える最多勢力であるだけにこういうコミュニケーションの機会はとても大切である。常勤、非常勤、嘱託職員助手を加えて出席者は、30名を越える。

乾杯の挨拶は「名古屋造形は、今大きく動きつつあります。その動きは、ひたすら拡大、増殖です。このエネルギーを学長として体で感じています。両コースへの期待は大きく、非常勤の先生方には、とても感謝しています。」楽しい懇談時間が2時間、もう一軒近くのバーへ。

深夜0時が過ぎて帰り道、東区東桜小学校そばの八重の夜桜が美しかった。

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2008/3/26 水曜日

● 3月26日(水)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:14

我がベランダでは、花簪(はなかんざし)の花が小さな花束のように咲いている。友人から贈られたもの、季節が過ぎてまた咲く姿を見ると贈っていただいた人のことを思い出す。

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花簪は、その和風の可愛らしい名前とは異なり、オーストラリア南部原産、正式名をアクロクリニウムという。園芸品種は、正式名や英名でも親しみやすく可愛い名前がついているとそのまま日本でも使われるが、花簪のように和名で普及するものも多い。名前は大事。

ポピー、デイジー、ルピナス、チューリップ、フリージャみんな可愛い名前。

部屋の中で育てると2月頃咲くので「冬の妖精」の別名もある。名付け勝ちですね。

夕方6時45分、春日井駅前の料理屋で名古屋造形事務局歓送別会。事務局は職員だけではなく、学長、学部長、学務部長、入試広報部長、学生支援部長、短期大学部学科長、学生支援部長、図書館長など教員が務める事務職が含まれる。従って総勢40名ほどの宴会である。

挨拶は「この2年間改革をひたすら進めてきたが、何より事務職員の懸命があってのこと。毎日大変忙しくさせていますが、確実に良い方向に向かっています、結果もでています。4月からももっと忙しくなりますが、頑張って行きましょう。」

2008/3/25 火曜日

● 3月25日(火)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:16

快晴の春の日、本日卒業式。スーツ、ドレス、着物袴姿で学生の顔もひときわ明るい。

午前10時、江本菜穂子学務部長により「開式のことば」つづいて「名古屋造形芸術大学学位記授与」「名古屋造形芸術大学短期大学部学位記授与」「大学院学位記授与」卒業証書の授与である。各コースの担当教授が一人一人学生の名前を読み上げていく。私は一人一人の誇らしげな顔を嬉しく見渡していく。代表者に証書を読み上げて授与する時は感動である、学長冥利に尽きる。

10時30分、学長挨拶、学長としての大仕事。

「ご卒業、ご修了おめでとうございます。・・・一人一人の造形力が造り出した卒業制作、その卒業制作から、皆パワーをもらったのですね。これが生きて行く力です。造形力、それは自分のど真ん中にある『信ずることができるもの』です。この大学で、造形力を身につけられたみなさんは、その造形力を通して人間力を身につけたことをここから拝見していてわかります。

つまらない対人トラブルには惑わされない人間力。もっともっと素晴らしいものが私たちにはある。それは「ものを造る歓び」です。だから強く生きていけるのです。・・・私たちは、ものづくりによって、強い心、人間力を身につけています。このことは、これまで苦しい自分、悲しい自分、淋しい自分を救ってくれました。卒業してこれからは、作品を通して、今度は多くの人を悲しみ、苦しみ、淋しさから救ってあげることができるのです。また自らの感動、歓びを伝えていくことができます。

学生生活で獲得した、最も大きな価値、それはものづくりを通して得た『生きる力』です。その力が、多くの力がこの式場に満ちていることを感じています。・・・また大学へも遊びにきてください。後輩に元気を与えてください。また造形力を失いそうになったら、大学時代を思い出してください。

そのために、「学長ブログ」を覗いていただけると、私はとても嬉しいです。

お元気で、健康に充分気をつけてください。」

来賓の言葉、桃美会賞授与、来賓の紹介、祝電披露、記念植樹目録贈呈、恩徳讃唱和と進み、「閉式の言葉」。

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終了後キャンパスに出て、短期大学部、学科、大学院別に記念撮影。来賓の方々をお見送りして、残務をこなす。

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午後1時30分、車を置きに自宅に戻る。ネクタイのみ式用からピンクにチェンジ。

午後2時、ホテルプラザ勝川で卒業パーティ。大橋基博短期大学部科長が司会、「開会の辞」。再び挨拶「この4月名古屋造形芸術大学は、名古屋造形大学に名前が変わります。しかし君たちの卒業した名古屋造形は永遠に1つです、記念植樹を見にキャンパスにまた遊びにきてください。」

研究室職員によりお祝いの言葉。山本学部長による「乾杯」。会食、皆ものすごい食欲である。

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3時20分、恒例ビンゴゲーム、大学からの最後のプレゼント。どんどん盛り上がって行く。「これで賞品は、終了です。」一気に盛り下がる。「しかしもう1つチャンスがあります。学長からの版画作品のプレゼントです。学長とのジャンケンで勝ち残った人にプレゼントで〜す。」と大橋科長。再び一気に盛り上がる。学生の笑顔は何より嬉しい

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午後4時終了。

午後5時、同ホテルプラザ勝川の「日本料理はなのき」で「遠藤由美准教授、森崇洋嘱託職員の送別会」講義系教員嘱託職員が出席。

乾杯の挨拶「遠藤先生とは、これまであまりお話したことがありません。遠藤さんの数少ない言葉の中に、社会、大学をきちんと見据えた学長として嬉しい言葉がいくつもありました。新しい大学でも頑張ってください。」遠藤さんと隣の席で、今まで以上にたくさん話をすることができ、楽しかった。

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