2008/2/29 金曜日

● 2月29日(金)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:14

午前中、大学で執務。昼前キャンパスを散歩、植物見本園の紅梅、白梅が五分咲き。近づけば香りが春。

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午後1時、名古屋市中村区の学園本部で人事委員会。2時所属長会議。3時常任委員会。

2008/2/28 木曜日

● 2月28日(木)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:11

午前9時23分、JR名古屋駅発、快速大垣行きで大垣へ。10時、ソフトピアジャパンセンター・ソピアホールで開催の「卒業制作展『IAMAS 2008』」オープニングセレモニーに出席。

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IAMASは、情報科学芸術大学院大学と岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーの総称で、2つの学校は一体となって活動、アーティストや技術者の養成を超えて文化という視点から先端メディアの様々な局面を捉え、未来の世界をデザインしていく人材を育成することを目指している。

名古屋造形との関係も深く、横山正学長とは懇意にしていただいている。ということで、横山学長の挨拶の後お祝いの挨拶をする。「晴れの舞台としての卒業制作展を胸に刻んで、このことを忘れず、次の大きなステップとしてください。」

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名古屋造形の非常勤でIAMASの教員、瀬川晃さんが会場を案内してくださった。全43名、緊張感のある美しいスペースを構成している。IAMASらしい先端メディアの作品が多いかとおもっていたが、けっこうアナログ発想や見せ方もあり、多様な展開がなされていた。

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午後1時30分、瀬川さんに大垣駅まで送っていただき名古屋へ。

午後2時30分、松坂屋美術館で「小堀遠州美の出会い展」を観る。遠州好みというのは、小さな茶道具まで壮大さを感じさせる美しい景色である。研ぎすまされた品格が見える。

3時、名古屋三越で「第92回院展」を観る。平山郁夫、田淵俊夫らスター作家の多い院展であるが、親しい松村公嗣さんが内閣総理大臣賞を受賞され、新境地を見せていた。

3時30分、名古屋三越画廊で「前田青邨展」を観る。スケッチが主。

3時40分、愛知県美術館ギャラリーで「名古屋芸術大学卒展」を観る。

4時30分、ギャラリー彩で「AYA EXHIBITION ‘08」を観る。名古屋造形の客員教授原健さんほか土屋敦資さん、堀江良一さん、盛岡完介さん、山口博一さん、山村國晶さんら親しい方たちが出品。充実の展覧会。

2008/2/27 水曜日

● 2月27日(水)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:58

午前中は、ひたすら原稿書き。もともと原稿依頼に関しては積極的にうけており、執筆は好きな仕事のひとつである。連載を持つことは少し精神的に負担であるが、執筆が貯まっていくのは嬉しい。学長になってから、大学関係での執務としての原稿書き、依頼原稿合わせて増えている。いつも原稿締め切りが近づいているような感じだ。

午後2時、名古屋市中村区の同朋高等学校で講演。同朋高等学校は、名古屋造形芸術大学のある同朋学園の中の高校で、本学とは兄弟関係にある。同朋高等学校の商業科に「もっとデザインを取り込んだカリキュラムを」という検討に対しての講演。午後4時終了。

4時30分、ガレリア・フィナルテで「水谷イズル展」を観る。闇の中のインスタレーション、建築廃材で敷き詰められた上に顔面、ロウソクの映像がある。正面に小さな裸電球の下、古い電話機がある。近づくと「リリーン」と昔の電話機音が鳴る、受話器に耳をあてると風の音がする。自己喪失のもと短い旅をした気分だ。

★看板ウオッチング15

「空にそびえる『空』の看板」

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名古屋からグリーンロードを抜けて足助町に向かう交差点の手前にこの看板はある。看板としては最もわかりやすい商品そのものを巨大にしたタイプ、ごちゃごちゃ説明、住所、電話番号など一切なし。潔い。15メートルくらいはあるだろうか、その大きさが商品の自信を示している。

「空」は「くう」と読む。蓬莱泉「純米大吟醸」で人気の高い蓬莱泉の中でもナンバーワン。純米吟醸ならではの爽やかさと香り、それでいてほんのりと甘く切れ味が良い。空(くう)という名前がピッタリの酒である。設楽町の蓬莱泉関谷醸造株式会社の酒である。

2008/2/26 火曜日

● 2月26日(火)雨、一時雪。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:56

午前中、半田市景観アドバイザー。冷たい雨の中を出かける。

午後大学へ。1時30分、ギャラリー運営委員会。3時、東仲雅明准教授とともに伊藤形成事務所との打合せ、同朋学園としてのステーショナリーの見直し。

午後4時、東仲雅明准教授と新しいCI(キャンパスアイデンティティ)打合せ。

ひたすら執務をこなし、午後6時大学を出る。やはり冷たい雨。

6時40分、スペースプリズム・デザイナーズギャラリーで「第2回伊東功史イラストレーション展」を観る。サブタイトルは「surround」囲まれるの意味からきているものと思われる。作者の近距離世界であろう、イラストレーションで重要なキーワードの1つである。ゼリーで覆われたようなヌメッとした表現は、伊東君のオリジナリティ、対象物をよりオブジェ化するのに成功している。

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伊東君は、2年前名古屋造形芸術大学大学院を修了。現在広告代理店で活躍の一方、得意のイラストレーションの表現を高めている。

2008/2/25 月曜日

● 2月25日(月)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:28

午前11時45分、名古屋発のぞみ211号で新大阪へ。午後1時30分、ホテル大阪ガーデンパレスにて開催の「平成19年度評価員候補者セミナープログラム」に出席。

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財団法人日本高等教育評価機構の主催で、大学評価基準、大学機関別認証評価実施における留意点、評価員の心構えなどについてのセミナー。私は、評価員候補者である。

大学機関別認証評価とは、文部科学省が定める「高等教育機関(大学)は7年に1度、第三者によって評価を受けなければならない」とするものに基づいている。

休憩を挟んで、4時40分終了。シャトルバスで新大阪駅へ、駅ビル裏の青空が美しい。午後5時10分、のぞみ96号で名古屋へ。

講義をきっちり聴いたまじめな学生気分の1日であった。

★ ブログの付録41—数字の話40

「四十雀」シジュウカラと読む。雀ぐらいの大きさで白黒の可愛い鳥である。名前の由来は四十カルの意味、四十は多く群れること、カルは軽く翻って飛ぶこと。また「シジュウ」鳴くとも。この鳥1羽で雀40羽の価値があったとも言われる。しかし多いという象徴で四十を使うことは大変珍しく、他に類例がない。鳴き声は「ツピーツピージュクジュク」とあるが、シジュウと聞こえなくもないのだろう。

2008/2/24 日曜日

● 2月24日(日)晴れ。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:54

卒展最終日、1週間天候に恵まれ幸い。今日も多くの入場者数を迎えることができるだろう。10時30分、「名古屋造形芸術大学卒展」会場、愛知県美術館へ。さすが最終日、朝から活気に溢れている。

視覚伝達デザインコース川口伊代さんの詩画集「ソナチネの木」は、美しいイラストレーションが見る人をうっとりさせる。空間、構図、色彩感覚、確かな表現力が支えて、詩が聞こえてくる。

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建築・空間デザインコース太田順哉君の「救命救急センター『e-base』」は、小牧空港跡地計画としての提案。航空機事故の記憶が痛ましい旧名古屋空港で、救命救急センター計画は、災害に備えた大規模センターの提案として素晴らしい。ぜひ神田愛知県知事にプレゼンテーションしたいものである。

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産業・工芸デザインコース西川晃史君の「AQUAREIN—都市部における水上バスー」は、痛快な提案。プロダクトデザインの夢とかっこ良さに溢れた作品。レンダリング、モデルがそのデザインを一層輝かせている。

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12時30分、愛知芸術文化協会(ANET)の大脇明さんと3月3日に開催予定のANET講座「ポップ・アート〜ロック歌舞伎」岩田信市(前衛芸術家、スーパー一座主宰)聞き手高北幸矢の打合せ。

1時、卒展記念公開講座最終打合せを兼ねて大竹伸朗さんと昼食。

1時30分、小林亮介教授の司会で卒展記念公開講座「大竹伸朗—描くこと、貼ること」が始まる。私の挨拶は「卒展は、名古屋造形芸術大学にとっても学生にとっても、最も重要かつ大きなイベント。その記念公開講座は、名古屋造形のビジョンを示すもの、それにふさわしい大竹伸朗さんをお迎えでき最高です。」

大竹さんの講演会は、静かにぽつぽつと語り始める流れで進められた。あの膨大な東京都現代美術館「大竹伸朗全景」展の裏側、宇和島のアトリエの話。宇和島の日々、多様な話が行き来する。

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最後30分オーバーして私が質問。大竹さんの代表エッセイ「既にそこにあるもの」からのインスピレーションで得た単語をトランプカードに記入。シャッフルして10問程質問。「コピー」「サッカー」「色」「酒」「ニューシャネル」「写真」「都筑響一」「反則技」「外国」「カラオケ」など。大きな拍手で終了。

午後4時、大竹さんと愛知芸術文化センターの地下2階ショップ「ナディッフ」へ寄る。1200ページの大竹伸朗「全景」図録がド〜ンと積まれている。それに片っ端からサイン。店長の上屋久美子さんは「大竹さんの大ファンなんですよ、今日の講演会聴きたかったなあ」と残念がる。

午後5時、セントラル画材へ「宇和島では絵具充分揃わないですよ」とアクリル絵具「リキテックス」を籠で購入。「いいですねこの店、品揃え抜群ですね。」とドクターマーチンカラーインクも買い足していた。

5時30分、「お疲れさま〜」で乾杯。深夜までアート談義が続いた。「また来てください」「ぜひ来ます」で別れる。

2008/2/23 土曜日

● 2月23日(土)晴れ。一時雨、夜雪。

カテゴリー: 日記 — takakita @ 23:55:22

あたたかく晴れた土曜日、ということで喜んでいたら11時過ぎにわか雨。午後晴れ上がったかと思えば、夜雪、気候は不安定。

午前10時過ぎ、「名古屋造形芸術大学卒展」会場、愛知県美術館へ。土曜日ということで、朝から会場は活気がある。入場者も既に200人を超えている。洋画コース展示場では、客員教授の小島俊男先生、東京芸大教授の櫃田伸也先生らを迎えて講評会が開催されている。

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また産業・工芸デザインコース展示会場では、客員教授の江口倫郎先生らJIDA(社団法人日本インダストリアルデザイナー協会)の中部メンバーが講評を開催してくれている。学生も自分の作品を一生懸命プレゼンしている。

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11時30分、久屋大通りを挟んで向い側のアパホテル名古屋錦で「アーツ・チャレンジ2008〜新進アーティストの発見inあいち〜交流会」に出席。今展で選ばれた新進アーティストほか芸術文化関係者が出席。実行委員長の小出茂樹さんが「愛知県の元気にふさわしい芸術文化を盛り上げたい」と挨拶。その限りに尽きる。とにかく、顔を合わせ、いろんな交流が持たれることは望ましい。

午後1時、愛知県美術館卒展会場に戻る。会場には、卒業生、文化関係者、4年生の家族などどんどんやってくる。多くの人に励まされ、支えられて卒展が開催されていることを実感する。

総合造形コース棚橋英恵さんの「鯉魚」は、和紙に岩絵具という日本画の手法で描かれている。「鯉の滝登り」を思わせるが円に抜き取られた鯉は、そうした日本的という記号を捉え直して見せている。

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視覚伝達デザインコース山内宏樹晃君の「文房具店のVI」は、ユニークなロゴタイプから展開される文房具店のイメージ。ちょっとレトロっぽく楽しく展開している。

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視覚伝達デザインコース・デジタルメディアデザインクラス矢崎真由美さんは、「新しいエレベータ広告の提案」CM制作である。エレベータの動きをおもしろいアニメーションに展開、ブルーに黄色の色彩が簡潔なインパクトを与えている。

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建築・空間デザインコース金刺佐知さんの「GALLERY」は、画廊空間の持つ閉鎖館を空間設計によって解放しようと試みた作品。美術というテーマを一方で認識した美しい設計。

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産業・工芸デザインコース國分良高君の「Bed sofa」は、ベッド・ソファの両用を提案しながら、美しい品格に満ちた作品。家具は、素材と色彩が大きなデザインファクターになる。

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午後4時30分、明日の卒展記念講演会講師大竹伸朗さんがオーラをともなって来場。早速卒展をご覧いただく、美術館全9室のスケール大きい展覧会にまず驚かれ「いやー熱いっすね。」の感想。

コーヒーブレイクの後10階の愛知県美術館企画展「木村定三コレクション展」を一緒に観る。与謝野蕪村、熊谷守一などの名作がズラッと並ぶのを観て「すごいっすね。何という人ですか、木村定三とんでもない人ですね。」

午後6時、ホテルにチェックインする大竹さんと別れてスペースプリズム・デザイナーズギャラリーへ。「THE POSTER WORKS 2008 名古屋造形芸術大学視覚伝達デザイン卒業生展」交流パーティに出席。たくさんの卒業生、デザイナーが集まってくれている。挨拶では「名古屋造形芸術大学が名古屋造形大学に変わろうとする今、卒業生がそのポスターを作ってくれて幸せです。ありがとう。卒業生が誇れる大学造りに懸命にがんばります。」

6時30分、大竹伸朗さんと明日の講演会の打合せを兼ねて食事。だんだん熱く盛り上がっていく、今夜盛り上がり過ぎて明日大丈夫かなあという不安を突いて「明日、大丈夫っすよ。名古屋の夜の雪、いっすね。」2次会、3次会へ。

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